広告制作会社と聞くと、華やかな世界で、年収レンジも高い職場としてのイメージがあるのではないでしょうか?

そのためか、昔から広告制作会社での仕事については、人気が高い職業の1つとして知られてきました。

現在でも、そのような広告制作会社での仕事を希望する人が多く、就職を目指して活動している人も少なくないと思います。

そこで今回は、広告制作会社における年収について、相場や年収アップに必要となるポイントなどについて解説をします。

広告制作会社の年収の相場はどのくらい?

正社員で新卒入社した場合

4年制以上の大学を卒業して、新卒で入社した場合の年収相場についてですが、入社時の初任給が概ね360~400万円程度と言われています。

その他の業種などと比べて、飛びぬけて高い相場というわけではありませんが、初任給の年収レンジとしては悪くないのではないでしょうか。

正社員で転職した場合

中途社員として、転職による入社をした場合についてですが、入社時の年齢や職務経歴によりますが、20代での転職については、業界経験関係なく360~400万円程度、30代前半であれば、未経験者で400万円前後と言われます。

30代以上の業界経験者については、そのキャリア内容によりますが、450万円程度から、ハイキャリア人材であれば600万円以上が見込めます。

年収にも響いてくる基本給以外のものは、どうなっているの?

賞与

賞与が年収に与えるインパクトは小さくありません。

業績と連動するため、一概には言えませんが、月給の4~5ヶ月分の支給があるのが一般的と言えますので、決して小さい額でないことはお判りいただけるのではないでしょうか?

昇給

昇給については、企業ごとの就業条件によりますが、年1回業績に応じて昇給の機会が設けられている企業が多いため、長期間の在籍になればなるほど、年収に与えるインパクトが大きくなっていく部分です。

各種手当

こちらも福利厚生に関する規則によりますが、住宅手当や家族手当などの支給がある企業とない企業では、月額で3~5万円、年収にすれば最大60万円以上の差となるので、見逃せないポイントになります。

給与が高い人は何が違うの?

同じ広告制作会社に勤める人でも、年収が高い人には、どのような共通項があるのでしょうか?

スキル

年収に大きな影響を与える要素として、「スキル」があげられます。

広告制作会社において、大きなインパクトをもたらすスキルの1つが「語学力」です。

取り分け、英語や中国語など、その語学が習得されていることによって、与えられる仕事の幅に大きな影響を及ぼす

語学力については、今後は必須スキルとして考えておく必要があります。

語学力を身につけることで、制作される広告の対象範囲が広がるため、年収額として100万円以上の差が生まれることもあります。

役職

企業によって異なりますが、やはり上位の管理職となる役職についたほうが、年収レンジはアップしていきます。

勤続年数

勤続年数についてですが、年功序列で、年次昇給などが設定されている企業であれば、勤続年数に比例して年収がアップします。

ただし、このような制度を採用する企業は、年々少なくなってきており、以前よりもインパクトの少ない要素となりつつあります。

地域

地域差というのも、無視できない要素です。

やはり、東京にある企業のほうが、クライアントとなる企業数が多いために、業務量が多く、給与水準が高くなります。

また、地方都市になればなるほど、物価が下がる傾向もあり、年収レンジも低くなってしまうのが現実です。

さらに、広告制作会社の場合には、東京にある企業については、対象が全国区の広告が多くなりますが、地方企業については、対象が地域限定であったりして、その分、年収が下がる傾向があります。

広告制作会社の給料の決まり方

会社業績に連動

いわゆる「広告代理店」のような、営業会社ではなく、あくまでも制作会社であるため、個人でのノルマに対する、「成果主義」という形で、個人の業績に対してインセンティブが発生し、ノルマに対する達成率などで、給料が大きく変動するという仕組みではありません。

あくまでも、会社全体の業績に連動する形で給与水準が設定され、そのなかでどの程度の業務範囲について責任が与えられているのか、さらには、ミスなくしっかりと納期に対して、制作作業が実施されたかで、判断されます。

広告制作会社で給料をあげるためにやるべき2個のこと

広告制作会社において、年収アップを望む場合に、大切なポイントを解説します。

現職でできるポイント

スキルアップを図る

語学力を磨いて、与えられる業務範囲を広げるなど、スキルアップはとても重要です。

思い切って転職する

年収アップのポイントとして転職するというのも、一つの選択です。

転職先の選び方:より広範囲な業務を実施している会社を選ぶ

クライアントが大手企業で、全国区を対象としており、テレビなどマスメディア向けの広告が、やはり高額な売上を生み出します。

そのため、現在の所属する広告制作会社が、中小企業向けで、ローカルな広告制作を中心としている場合などについては

全国区でのマスメディア向け広告制作を行っている企業を狙うのも1つの選択肢となります。

まとめ

広告制作会社における給料相場や給料アップのポイントについて解説をしました。

広告制作会社での仕事については、企業ごとにスケールが異なってくるため、年収レンジにも大きな開きがあることも事実です。

ですので、一概に広告制作会社での仕事ということで、高額年収が期待できるというものでもありませんので、しっかりと、どのような広告制作を行っている企業であるかということを、理解したうえでエントリーするようにしましょう。

また、広告制作という業務についても、部分的に請け負っている企業もあれば、広告制作に関わる業務を全て行うような

全国区を対象とした大手広告制作会社まで幅広く存在をしているため、どのような工程を担う企業であるかの確認も重要です。

さらに、広告制作の仕事において、自分自身がどのようなポジションで、どのような職種を担うのかによっても給料は大きく変わるので

自分自身が、何ができるのかということも、しっかりと見極めることを意識しましょう。