「マネキン」という言葉でイメージするのは洋服を買いに行ったときに見るあの「マネキン」という方が多いですよね。

しかし、マネキンという職業もあるんです。

言葉は知らなくても、身近なスーパーでよく目にしたりはしているはずです。

そんなマネキン派遣のお仕事についてご紹介していきます。

マネキンとはどんな仕事?

マネキンとはスーパーや百貨店で試食宣伝販売をするお仕事です。

様々なメーカーからの要望に合わせた販売をします。

主に新商品の紹介や期間限定商品の提案などお客様におすすめしやすい条件があることが多いです。

また、マネキンはただおすすめするのではなく、デモンストレーション(試食試飲)もすることが多いです。

マネキン派遣でよくある募集内容とは?

マネキンは幅広い仕事内容があり、派遣会社によって食品・服飾雑貨など様々なジャンルがある場合もありますが、私の勤めている派遣会社は食品がメインです。

ただ、食品といってもお菓子・魚・肉・加工品・飲料など様々な種類がありますので、その種類によって仕事内容も変わってきます。

時給相場

マネキンの仕事は専門性もある事から比較的高時給なことが多いです。

私の派遣会社の場合日給制となっており、クライアントによって多少違う場合もありますが基本的には一律です。

派遣会社によっては能力給があるところもあるようです。

時給で換算すると私の住む九州の場合1000円が平均時給です。

関西・関東でも950円~1500円といったところが多いようです。

シフトの入れ具合

シフトについてはとても融通が利く場合が多いです。

マネキンは主婦の方がとても多いので、派遣事務所のマネージャーと相談しながら、うまく調整できるところが多いです。

働きたい方はみっちりシフトを入れる事もできますし、週に2日土日だけなどという場合も働きやすいです。

求められる人物像

マネキンという仕事は「試食のおばちゃん」のようなイメージがある方も多いですが、ただ単におすすめするだけではできない仕事です。

また、売り上げが良かったりするとメーカーの方から指名がかかったりすることもあるお仕事です。

そんな人気マネキンに求められる人物像をご紹介します。

人懐っこい人

マネキンは店頭でまったく知らない方に声をかけておすすめし、販売する仕事です。

地域にもよりますが、試食を勧められる事が嫌いな方など毛嫌いされる事もあります。

それでも明るく何十・何百人もの方にお声掛けしておすすめするお仕事ですので、人に話しかける事が苦でない方が求められます。

料理好きな人

冒頭でマネキンは主婦の方が多いというお話をしましたが、マネキンはほぼ必ず試食か試飲をするお仕事です。

試食は比較的シンプルな調理法なことが多いですが、お客様に販売するうえで、メーカー側が提案する食べ方(試食で作った食べ方)の他に違う食べ方・調理法をおすすめできるとよりお客様に喜ばれますし、売り上げも上がることが多いです。

とても料理上手!

ならなおさら良いですが、日頃自炊している方なら十分力を発揮できます。

料理をあまりしない人でも興味があったり、食品に関心がある方が求められます。

臨機応変さがある人

マネキンの仕事は同じ仕事を数回することもありますが、基本的には様々な種類の仕事をします。

お菓子の販売・飲み物の販売・果物の販売など種類も様々、取り扱う商品もクライアントによって違うので、幅広い知識が必要です。

また昨日はお菓子・今日は魚なんてこともある仕事ですので、頭の切り替えなど早い方がいいです。

臨機応変にその日その日の販売商品などに合わせて、販売方法を変えたり工夫も必要です。

必要なスキルや資格、経験

特別必要な資格やスキルなどはありませんが、販売士などの資格がある方は基礎的な部分を活かせると思います。

経験もこの経験がないと無理という事はありませんが、スーパーや百貨店で働いた経験がある方や食品に携わる仕事を経験した方など色々な経験が活かせる仕事ですので、人生経験が豊富であったり、人付き合いに長けているとより良いと思います。

マネキン派遣のおすすめ求人や会社の特徴とは?

マネキンのお仕事は基本的にどこかの派遣事務所に登録して働く形です。

その派遣事務所が出している求人で私がおすすめのものをご紹介します。

お菓子の販売

お菓子の販売はスーパーや百貨店など多くの場所で募集される人気のお仕事です。

おすすめなポイントは試食が比較的簡単ということ!

マネキンの最も難しく最も大切な要素は試食を上手に提供して「買いたい」「食べたい」と思っていただくことですが、肉や魚など調理が必要なものは試食品もちょっとした調理をしないといけなかったり、準備も大変です。

しかし、お菓子はほとんどがそのままやカットするだけですので、試食の準備も簡単です。

おすすめの方法さえ掴めば、売りやすいですし、おすすめの求人です。

百貨店の催事販売

マネキンの仕事でとても多い催事販売の求人は実はおすすめです!

百貨店で働くのはちょっと敷居が高い・・・という方も多いと思いますが、最初の百貨店側のシステムやルールをつかめばとても働きやすいです。

あちこちのお店やスーパーに飛び回る事の多いマネキンですが、その場合セッティングの道具を持参したり、移動だけでも大変ですが、立地の良いところにあることが多い百貨店のお仕事は通勤もしやすいです。

そして、百貨店の仕事は慣れるまでは大変ですが慣れれば続いて入ることが多くなるお仕事ですので、安定したお仕事ができます。

催事は一週間などまとまって働き一日空いてまた一週間など常に詰まっているので、稼ぎたい人にはもってこいのお仕事です。

何度も働くようになると百貨店の方とも信頼関係ができていくので、仕事もしやすくなりますよ。

専属マネキンの仕事

マネキンは基本的にメーカーから派遣会社を通して一日・一週間など比較的短い期間のお仕事をするわけですが、メーカー側から慣れた人に長く頑張ってほしいという事で専属マネキンのお仕事も稀にあります。

しかし、その求人は多くのメーカーがそういった人材を求めているものの、マッチングが大切になってくる為実際に数回そのメーカー依頼の仕事についてみて、実績を作ってからお話があるという事が多いです。

よく出ている求人ではありませんが、そういった機会に巡り合えると好待遇なことが多い求人ですし、マネキンの仕事は好きだけど色々なメーカーに転々と行くと人間関係が大変という方にはおすすめの求人です。

マネキン派遣はこんな人に向いている!

マネキンの仕事に求められる人材には先ほど触れましたが、マネキン派遣に向いている人とは少し違いがあります。

そちらを詳しくご紹介していきますね。

飽きっぽい人

飽きっぽいというとちょっと悪いイメージですが、一つの場所に留まるのが苦手な方って結構多いんです。

私自身もどうしても「慣れる」ことが苦手なタイプなのですが、マネキンの仕事はその点いつも刺激があります。

同じ仕事を長期的にする場合もありますが、基本的には一日であったり、一週間であったりすることが多く、仕事内容もころころと変わります。

毎回覚えたり、勉強は大変ですが充実感がいつもあるお仕事です。

人間関係も毎回構築するのは大変ですが、期間限定だと思えばある意味割り切った明るい人間関係を築けます。

新鮮な気持ちで働く方がメリハリが出たり、けじめもつきやすいので、メリット大です。

向学心・好奇心の強い人

マネキンの仕事は数多くの食品や雑貨などいろいろなものを販売します。

ただ販売するのではなく、専門的な知識を持ってお勧めする仕事ですので、毎回新しい商品を販売する際は勉強しますし、メーカーの方に色々と教えていただきます。

私はお菓子・飲み物・肉・魚・果物・惣菜・パン・婦人服・紳士服・革小物・雑貨など様々なものを販売しましたが、その都度その都度勉強し、教えていただくことで物知りになりました。

その知識が何かに活きるかというと豆知識程度ではありますが、ハンドバッグの革の知識だったり専門性の高い知識も得られるので、思いもよらないところで役に立ったりします。

幅広い分野で知識を持つことで、新しい仕事にチャレンジしたい時にも前の知識や経験が優遇されることもあります。

段取り上手な人

どんな仕事でも段取りは大切ですが、マネキンは基本的に一人で販売する機会が多い仕事です。

百貨店などの場合、メーカーの方や他のマネキンさんのと一緒にお仕事という事もありますので、段取りだけでなく協調性が必要ですが、スーパーでの宣伝販売はほぼ一人です。

お店の方も基本的なこと以外はマネキンさんにお任せという事が多いので、自分でセッティングや片付け・販売方法など、メーカーからの指示に沿って段取りしなくてはなりません。

自分で創意工夫して売り場づくりをして、お客様に「買いたい」と思ってもらえるように考えなくてはならないので、そういった事を考えたりやってみたりする事が好きな方に向いていると思います。

良いアイデアが思いついたらそれを即活かして売り上げに繋げる・自分流の販売スタイルを築くなど、自分で段取りして行動することが好きな方にはもってこいのお仕事です。

逆にマネキン派遣が向いていないのはこんな人

マネキンの仕事はただ販売するだけではなく、専門性が求められますのでこんな方には少し向いていないかもしれません。

覚えるのが苦手な人

マネキンとして活躍している中心的な年代は40代・50代くらいと人生経験豊富な年代の方が多いです。

ある程度年齢を重ねるとどうしても色々な事を覚えるのが大変だったり、覚えるという事自体が嫌になってしまっている方もいます。

しかし、売れっ子マネキンさんは年代関係なく覚えるのが得意な方が多いです。

仕事柄ほぼ毎回売る商品やメーカーが変わるので、覚えることが盛りだくさん。

必要最低限のことだけ覚えればいいのですが、「覚える」という事が嫌になっている方はそれ自体が苦痛であったりします。

必ず完璧を求められるわけではないのですが、覚えるのが苦手な方には辛いかもしれません。

環境の変化が苦手な人

マネキンはあちこちの場所で働き、お店や人もころころ変わる仕事ですので、「変化」に対応するのが苦手な方にはストレスが溜まるかもしれません。

慣れない場所に行くだけでも、道に迷ったり入り口が分かりにくかったりと大変なうえに、慣れない店舗の方と話すのも最初は勇気がいるものです。

一日だけのお仕事だったり、数日間だったりすることも多いので割り切ってしまえばそんなに大変ではないですし、数回入る事ですぐ慣れる場合もあるのですが、慣れるまでに時間がかかる方の場合きつく感じるかもしれません。

マネキン派遣のやりがいとは?

知ってみると大変な部分もあるマネキンのお仕事ですが、やりがいもたっぷりあるんです。

売る楽しさや達成感を感じられる

マネキンはとにかく「ものを売る」仕事です。

売れなくてどうしようと悩む時もありますが、売れたときの喜びはとても大きいです。

商品にもよりますが、自分が身に付けた販売スキルを活かしてお客様に納得いただきご購入頂くという一連のお仕事は簡単ではないですが、その分大きな達成感があります。

お客様に頼りにされる

マネキンはあちこちに飛び回る仕事ですが、ある程度行く場所は限られることが多いので、お客様に覚えてもらえることも多いです。

一生懸命販売していると、毎回売る商品は違えど、「自分」を信頼していただけるようになります。

そうすると何を売っていても「あなたが売っているものなら安心」といって買ってくださいます。

売上も自然と上がりますし、何よりそういったお言葉にやりがいを感じます。

マネキン派遣の仕事をするために他にも知っておきたいこと

派遣事務所選び

マネキンのお仕事は派遣事務所をどこにするかが重要です。

住んでいる都道府県内にいくつも事務所があるかと思いますが、全国にある大手の事務所や個人の事務所など、その事務所の規模や人気によってメーカーから依頼が来る仕事量や内容も変わってきます。

いくつかの事務所に掛け持ちで登録することも禁止ではない場合が多いですが、掛け持ちすることで仕事のスケジュール調整が大変になったりすることもありますので、信頼できる事務所をひとつ見つけられるといいですね。

事務所にもよりますが、エプロンに派遣会社名がのっている所もありますので、よく見かける感じのいいマネキンさんのエプロンに注目してみて、インターネットで下調べをしてみてもいいかもしれません。

まとめ

なかなか知らないことの多い「マネキン派遣の仕事」についてまとめてみましたが、いかがでしたか?

私自身、働いてみるまでマネキンについて詳しく分からない部分も多かったのですが、働いてみると仕事の奥深さや楽しさが分かりました。

興味がある方はぜひ、マネキン派遣にトライしてみてくださいね。