今回はショートステイの仕事内容などについて書いていこうと思います。

私はショートステイでの勤務経験が3年ほどあります。

経験談も交えて書いていけたらと思います。

ショートステイで働くためにはどうしたら良いのか、資格はどんなものを持っていたら良いのかなど色々なことを書いていこうと思います。

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ショートステイの仕事とはどんな仕事?

すごく簡単に言うとデイサービスと施設介護の仕事の両方を行っているとなります。

自宅での生活が基本となっている利用者様が文字通り短期間施設を利用します。

デイサービスと違って日帰りではなく1泊以上はしますので夜勤もあります。

利用者様は家族が旅行に行っている間に家で診てくれる人がいないのでショートステイを利用したり、家族の休息のために定期的に利用するなど利用目的は様々です。

ショートステイの仕事に就くためにはどうしたらいい?

ショートステイで仕事をするにはどうしたら良いのか資格などの観点から見ていこうと思います。

ショートステイの仕事に就職するために

特別なことは何もないと思います。

しかし私の経験上、介護の仕事を始める新人さんがいきなりショートステイに配属となるのは珍しいように思います。

おそらく送迎と夜勤という特別な業務があるからだと思います。

資格は必要?

介護の仕事は人材不足が深刻ですので無資格・未経験でも仕事をすることは出来ます。

しかし「介護福祉士」の資格を取得しておくとかなり有利です。

資格手当がもらえる施設がほとんどですし、介護福祉士の資格取得のための勉強が実際の仕事に生かされます。

介護福祉士の試験には受験資格を満たす必要があります。

そこで実務経験が必要な場合もありますので、仕事をしながら資格取得を目指す人もいます。

なかなか大変なことではありますが、介護福祉士の資格はチャンスがあれば取得するようにしましょう。

必要なスキルとは?

特別必要なスキルは無いように思います。

夜勤があるので夜勤の経験があると有利になると思います。

また、送迎もありますので車の免許は必要になります。

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ショートステイの役割とは?

レスパイト的な役割

レスパイトというのは「休養」というような意味合いと思って良いです。

自宅介護を毎日していると介護する側の疲労・ストレスはたまる一方です。

その家族様の休養という意味で週に1度ショートステイを利用するというケースは非常に多いです。

こういう使い方を問題視するという面もありますが、家族様からすると非常にありがたいショートステイの利用の仕方となります。

家族に急用ができた

家族様が急に県外に行く用事が出来たというようなときに利用するケースです。

認知症の家族を連れて遠出するというのはかなり大変です。

そういう時にショートステイを利用するということがあります。

ショートステイの具体的な仕事内容とは?

具体的な業務

送迎

デイサービスのように一度に何人もの送迎を大きな車ですることは基本的にはありません。

軽自動車で多くて2名をお迎えに行くという感じです。

家族様とのやり取りの場にもなります。

ただ利用者様の送り迎えをすれば良いということではないので理解しておく必要があります。

家族様によっては〇時〇分から〇時〇分の間でお迎えに来てくださいというように細かい要望を言ってくる場合もありますので、出発時間などには注意が必要です。

また、車の運転に慣れている人でも利用者様を乗せての送迎となると話は違ってきます。

大なり小なり事故をするものという風に言われたこともありますので気を付けていきましょう。

夜勤

利用者様はデイサービスとは違って少なくとも1泊はしますので夜勤があります。

施設介護の場合は利用者様は毎回同じなのである程度すればすぐになれることが出来ます。

しかし、ショートステイは日によって人数や利用者様は違ってきます。

新規の利用者様がいる場合もあるように、臨機応変な対応が求められます。

一概には言えませんが、ショートステイの利用者様は自宅での生活が基本となっていますので、日常生活自立度が高い人もいます。

組み合わせによっては楽な夜勤もあり得ます。

ですが、利用者様の平均介護度はどの部署も上がってきていますので、あまり楽観視はおススメできません。

夜勤は経験している方なら分かるのですが昼間では何でもないことでもイライラしてしまうものです。

心身ともに負担がかかりストレスを感じているのが原因だと思います。

夜勤を始めたばかりという場合は特にですが、夜勤の日の日中は体力温存に努めるようにすることをおススメします。

ショートステイの仕事の給料事情は?

介護の仕事の給料は夜勤があるかないかによって違います。

ショートステイは夜勤がありますので給料は高い方と言えると思います。

あくまで同じ施設の中での話にはなりますが。

夜勤をしている施設介護の職員と同じ給料というイメージで良いと思います。

ショートステイがやりがいを感じること

大変できついイメージがある介護の仕事ですが、やりがいもあります。

今回はショートステイの仕事の中でやりがいを感じる部分を紹介していきます。

家族から感謝される。

介護の仕事のやりがいを感じる場面として家族から感謝されるというのが挙げられると思います。

ショートステイの場合は特に、家族様の都合で利用されるというのが結構あります。

自宅での介護に疲れ、家族の休養という意味でショートステイを利用している場合は特に感謝されます。

そういう時にショートステイでの仕事ならではのやりがいを感じると思います。

いろいろな業務を出来る

送迎と夜勤がありデイサービスと施設介護の特徴的な業務の二つをしているショートステイ。

それだけでなく、担当者会議や契約など介護の仕事をする上で、必要となる業務のほとんどをこなすことが出来るようになると言っても良いくらいです。

最初は色々な業務があり大変で負担になりますが、出来るようになると様々な業務が出来るようになり満足感が得られると思います。

ショートステイの仕事に向いている人のタイプは?

ショートステイに向いている人はどんな人なのかを紹介していきます。

色々な利用者様と接したい人

施設介護だと利用者様は長期間同じ人を相手にします。

ショートステイは短期間の利用なので利用者様が日によって違います。

そういう面で接する利用者様は多くなります。

色々な人と接することで勉強になる部分もありますし、毎日同じ人と接するというある意味マンネリを防ぐという面もあります。

違う気分で接することが出来やすいので、新鮮な気持ちで利用者様と接したいという人は向いていると思います。

気分転換をしながら仕事がしたい人

上の項目と似ている要素です。

ショートステイは送迎もありますので施設を離れることがあります。

送迎に慣れた人はこの時間が良い気分転換になります。

ショートステイから施設介護に異動になった人の話で「ずっと施設にいるから息がつまりそうになる」と聞いたことがあります。

仕事をしながら気分転換にもなるということで良い面だけを見ると良いチャンスだと言えます。

誰とでもすぐに話ができる

利用者様と数多く接するということはそれだけの家族様との関りもあります。

人見知りせずに誰とも最初から気さくに話が出来るという人はそれだけで有利になります。

私もそうですが、人見知りでも充分に仕事は出来ますので、そういう人はあまり気にする必要はありません。

誰とでもすぐに気さくに話が出来る人は有利だという認識で良いです。

ショートステイの仕事で大変なこと

ショートステイでの仕事で大変な部分を紹介していきます。

覚える業務が多い

施設介護とデイサービスの両方の特徴を持っているショートステイ。

介護の仕事一年目に配属になった場合は特に、覚えなければいけない業務が多いです。

夜勤と送迎の二つは経験すればある程度は普通に出来ますが、慣れるまでは大変です。

どの施設でもまず送迎から覚えていくようになると思います。

一つずつあせらずゆっくりと覚えるようにするしかありません。

最初は大変で先が不安になるかもしれませんが、慣れると普通に出来るようになるということを信じてやっていくようにして下さい。

先輩たちも初めは苦労していますから。

色々な利用者様がいる

短期間の利用で利用者様が入れ替わるので、施設介護よりも接する利用者様は多くなります。

利用者様はひとりひとり対応方法が異なりますので、その部分で大変だと感じることもあります。

介護業界全体としていえるのが最近は利用者様の介護度が上がってきていることです。

それだけ職員の負担が多くなってしまっていますので、利用者様が多いということはそれだけ覚えなければならないことも多くなるということです。

かなり期間が空いてショートステイを利用するような方の場合は、状態が大きく変わっている場合もありますので職員同士の情報共有も大事になってきます。

職員が少ない日に利用者様が多い

特に世間的に連休の期間(GWや年末年始)にこのようなことが起こりやすいです。

認知症の家族をつれて旅行やお出かけというのはかなり負担になるため、連休期間中だけショートステイを利用するという場合があります。

逆に職員の方はパートさんなどは特に連休中は休みを入れている場合があり職員の人数が少なくなりがちです。

その上、送迎もあるため施設内に職員がかなり少ないという事態になりやすいです。

ですが、日常の業務はしなければならないということで職員一人への負担は増すばかりです。

これはショートステイならではの大変な部分であると言えます。

乗り切るポイントとしてはしなければならないことで優先順位を考えるということです。

ある程度の経験が必要になりますが、優先順位を考えるということは介護の仕事をしていく上でかなり重要になります。

まず何をしなければならないかを考えるクセを日常からつけておく必要があります。

それが出来ない職員は他の職員から批判されてしまい仕事がしにくくなります。

利用者様を増やせと言われても・・・

これは私自身は経験はありませんが、役職者になると上司から利用者様を増やしてほしいというようなことを言われるみたいです。

日々の業務で忙しいのにさらに利用者様を増やせと言われてもどうしろというのか・・・という話を聞いたことがあります。

また、具体的に利用者様を増やすにはどうしたら良いのかも思いつきません。

何人かの上司から日々の大変さはもうどうにもならないほどだと聞いていますし、皆で協力すれば何とかなるけど利用者様を増やせというのは正直どうしたら良いのか分からないというのを聞いたことがあります。

ショートステイの仕事で大変な部分です。

ショートステイの仕事の将来性は?

ショートステイの仕事の将来性について私なりに考えてみました。

まず無くなることはない

介護の仕事全体に言えることですが、これからますます高齢化社会は進んでいきます。

また、共働きの世帯も増えているということですので、介護の仕事がなくなることはないと思います。

ロボットを導入していくという話も少しではありますが聞きます。

しかし、人間の手というのは必要ですしロボットだけになるというのは考えにくいです。

ショートステイのみならず介護の仕事に将来性の不安を覚えることはないと思います。

施設に入所させるのは抵抗があるという家族様はまだまだいらっしゃいます。

しかし、短期間の利用ならしても良いという家族様も多いです。

そのため、ショートステイは必要になってくると思います。

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まとめ

ショートステイについて色々と書いてきました。

文中にもありますがデイサービスと施設介護の両方の要素を職員としては必要とされます。

こうして聞くとすごく大変なイメージを持つかもしれません。

しかし、やってみるとある程度経験していくと普通に出来るようになります。

日によって利用者様が違うというのは私にとっては良い気分転換になり良い面でした。

夜勤もあるため、同じ介護の仕事の中での比較ですと給料面でも優遇されています。

また、様々な事情でデイサービスや施設介護のどちらに異動になった場合でも、両方の特徴的な業務を経験していますのでショートステイの経験がない職員と比べてリードしたような感じになります。

特に介護一年目でショートステイに配属になった場合は大変な部分も多いですが、色々な業務を経験出来るので将来的にも自分の為になります。

最初の苦労を乗り越えたら後は何でも出来ると言っても良いくらいですので、希望をもって仕事に取り組んでほしいと思います。