手芸店の仕事と言えば、募集自体をあまり見ないと言う人も少なくないと思います。

しかし、実際の所はパートさんやアルバイトさんが多い職種だったりします。

手芸店で働くには専門知識は必要?

専門学校出てないと無理?

気になってる人も居ると思いますので、今回はそういった部分を中心に説明していきます。

手芸の仕事はどんな仕事?

基本的にお客様の手作りを応援するため、シーズンに合わせた在庫や製品を置けるように発注する品数をコントロールします。

例を挙げると手芸店は毛糸の在庫を常に持っていますが、冬用の毛糸と夏用の毛糸、シーズンカラーが有りますので、冬用に仕入れた毛糸を夏用の毛糸を入荷する時期までに売らなくてはいけません。

売れ残ればセールも行いますが、売るためにキットを作ったり、販売用のマフラー等を作って完成品として売ったりもします。

シーズン物の他に流行中や注目度が上がってる商品の取り扱いを始めたりします。

その他、キットや作品見本を作ったりもします。

手芸店はシーズン、流行の風を非常に受けやすいお仕事です。

手芸の仕事の大まかな仕事内容

  • レジ打ち、レジ閉め
  • 発注
  • 品出し
  • 在庫確認、在庫管理
  • キット作成
  • キット見本作成
  • 販売用完成品作成

この部分は店舗で扱いが変わっています。

完成品を売るお店、売らないお店、店舗の方針次第です。

また、オリジナルキットを作っていないお店も有ります。

見本品の作成は殆どのお店でやっていますし、売り上げにも関わってくるので、そう言ったお仕事は多いと思います。

  • 教室の先生及び助手

大まかなお仕事はどのお店も共通していますが、お店によって力を入れているジャンルが違ってきます。

教室をやっていないお店も有れば色々な教室を開いているお店も有ります。

お店の規模、教室の数や規模で仕事量が大きく変動します。

仕事上の役割とは?

アルバイトでも得意分野を中心とした仕事を割り当てられます。

ビーズ系が得意であればビーズ商品の作成や教室担当、服飾が得意であれば服飾担当と言った感じです。

勿論、得意な事ばかりやっている訳にもいかないので、自分の不得意なジャンルに関しては簡単な事から教わり、出来る範囲を広げていきます。

手芸の仕事はどんな人に向いている?

手芸店で働く上でどんな人が仕事し易いのか、と言うのは気になると思います。

働く上でどんな人が向いているのか何点かあげてみました。

手先の器用な人

ビーズのアクセサリーを作ったり、レジンでアクセサリーや小物を作ったり、細かい作業が要求される部分は少なくありません。

そのため、手先が器用な人の方が作業のし易さは有ります。

不器用な人でもできる仕事は沢山有りますが、作業スピードを考えると器用な人の方が早く終わる可能性が高いです。

細かい作業が好きな人

手芸店で働く上で細かい作業は切っても切れないお仕事です。

見本の作成、キットの作成等、細かいパーツを扱いながら作ります。

特にビーズのキットを作る際には、100個のスワロ(ソロバン6mm)何て言う事も有ります。

足りなかったら大変ですし、多過ぎてもお店が損してしまいます。

編み物の見本を作る時には段数や目の数をチマチマと数えなくてはいけません。

手芸店のお仕事はそう言った細かい作業の繰り返しになります。

勿論作業を補助する道具も存在していますので苦手な人でもできなくはないのですが、細かい作業が好きな人にはもってこいのお仕事です。

実際に手芸をやっていた人

やはり、自分で作った事のある人の方が仕事の感覚を掴みやすいと言う点はとても大きいです。

自分の得意ジャンル、経験者だと図面(取扱説明書)を見ただけで見本や商品を作れる可能性が高いです。

また、教室での先生や助手をする上では経験がものを言います。

そう言った面では一種類でもやっていた経験がとても重要な武器になります。

人と会話するのが好きな人

手芸店に来る人は何かを作りたい人です。

しかし、来る人全員が作りたい物を決めている人ばかりでは有りませんし、使う物の名前を憶えている人ばかりではありません。

前回、キットを買ったが作り終わってしまい、また何か作りたいのだが『迷ってしまったので選んでほしい』と言うお客様が居たり、このパーツを探しているのだけど『パーツの名前が解らない。こう言った事をしたいのですがパーツは有りますか?』と言うお客様が居たり。

特にパーツの名前が解らないと言うお客様は非常に多いです。

そう言った時にお客様が何を望んでいる、何をしたいのかはトークで引き出すしかありません。

加えて、教室をやっている場合は作り方の指導を行いつつ、会話もたくさんします。

中には作り方よりも会話を楽しみにしているお客様もいらっしゃいます。

会話はリピートしていただくためにはとても大切なお仕事です。

しかし、お仕事だからとかまえず会話が出来る人は話していて気持ち良いもので、とてもお客様に喜ばれます。

その点から会話が好きと言う人はとても向いていると言えます。

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手芸の仕事で活かせる経験

手芸のお仕事をする上では自分の趣味や過去の経験を活かせる場合もあります。

どんな事があるのか確認していきましょう。

自分が趣味で行っていた経験

他の業種用の履歴書では趣味の欄に書かれるような手芸の経験、手芸店で働く上での経験者はとても有利になります。

ビーズ、編み物、服飾、レジン等、その手芸店で取り扱っている手芸ジャンルの中で何かしら自分が趣味でやっていたならば活かす事ができます。

教室に通っていた・資格を持っているに越した事はありませんが、無くても働く事ができます。

その趣味を働こうと思っているタイミングで続けているならば、その時に何が流行しているのかも分かっていますから尚有利に働きます。

更に、そのジャンルの教室を開いているお店であれば教室の手伝いを直ぐに頼まれる事も有ります。

自分の持っている技術はどんどんアピールしてください。

場合によっては自分が作った作品を見てもらうのも良いです。

発注の経験

前職等で発注の経験が有る人は有利です。

手芸店の各ジャンルのスペースはとても限られたスペースになっている事が非常に多いです。

そのため、無駄な商品を入荷するととてもスペースを圧迫してしまいます。

しかし、必ず売れる・売れ行きが良い商品は置かなくてはいけないですし、新商品は次から次へと出てきます。

更に、手芸の流行はどんどん新しくなりますし、流行のジャンル自体が増える事さえあります。

その時に見切りを付ける商品やジャンル、新しい商品の入荷を考えるのは慣れていない人の場合は苦労します。

しかし、発注の経験が有る人ですと在庫表や流行等を考慮しながら入荷数等の数を考える際に経験が活きてきます。

勿論、お仕事のジャンルが違っていれば慣れるまでは大変でしょうが、経験が有れば在庫と売れた数から何個の入荷をする、常に何個の在庫を置いているか位はパパッと入力できたりと経験から感覚を掴みやすいと思います。

発注はとても責任が重いお仕事ですから神経も頭も使って大変な事に違いは無いのですが、経験の有無で発注の速さ、売り上げは多少なりとも変わってきますので、経験が有るならば自分の実績などをアピールしてみるのも良いかと思います。

手芸の仕事で働くメリットとは?

手芸店で働く事で得られるメリットは有るの?

「本当にこのジャンルが好き!」と言う人だったらとても嬉しくなる、そんなメリットがあります。

自分がやりたいジャンルの技術をどんどん磨ける

働いている内に自分が好きな事に関わる内容はどんどん詳しくなれます。

扱うパーツの名前、自分が知らなかった使い方、新しい道具の発売日、新しい道具の使い方、自分が知らなかった技術や裏技、様々な事を覚える事が出来ます。

また、教室を開いているお店であれば先生が身近に居るのですから、解らない所はどんどん聞く事ができます。

得た知識はそのままお店に還元する事ができますし、得た技術が活かせれば時給がUPするかも知れません。

とても無駄が無いのがメリットの一つです。

セールがいつか確実に解る

お店で働いているのでセールがいつか当然事前に知る事ができます。

その際、自分の趣味の用品を確実にゲットできればお得です。

セールに行けなかった!セール逃して損をした!って言うのが無くなるのは有り難いですよね。

社割が使える可能性が有る

働いている手芸店にもよるかと思いますが、社割で手芸用品が割引になる可能性が有ります。

社で規定が有ったり、制限がかかっていたりするかも知れませんが、お得に買える可能性が有り、手芸が趣味と言う人にはとてもありがたい制度になっています。

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その後のキャリアについて

この仕事についた後のキャリアアップの道は?

手芸店で技術を磨き、教室の先生を目指す人も居ます。

各ジャンル、講師の資格も存在しているので教室の助手をしつつ自分も勉強し、資格取得を目指している人も少なくありません。

その後、働いていた手芸店の教室の先生を務めたり、独立して自分でスクールを開いたりと選択の幅が広がります。

また、ハンドメイド作品の作家になる人もいます。

他の仕事にもこの経験を活かせる?

他の仕事をしている上で、意外と役に立っているのがビーズアクセサリーの作成技術と服飾技術です。

ビーズアクセサリーの技術はちょっとした小物の修理技術でもあります。

キーホルダーが壊れた、ネックレスが壊れた、〇〇が壊れた、その際に修理する事ができるのは小さな事ですが役立ちます。

また、服飾の技術も修理で役立ちます。

裾がほつれた、穴が開いた等々を素早く修理できると言うのもまた重宝されます。

この2点両方が特に活きる仕事も有ります。

それは介護職。

自分が仕事をする上で、同僚と仕事をする上で、この技術の出番が意外と多いです。

その他、レジンの技術や樹脂粘土の技術はネイルサロン等でも役立ちます。

(プロのキャリアアドバイザーが無料で相談にのってくれます)

自分にあった手芸の仕事求人の選び方や注意点

どんな風に仕事を選べば良いのかイマイチ解らない。

仕事の選び方で失敗してしまう。

何点かポイントがあるので是非読んでみてください。

【選び方①】雇用形態から探す

自分がどれだけの時間を働きたいのか、を選択してください。

短い時間で良いのならパートがオススメです。

長時間でも良いならアルバイトがオススメです。

アルバイトから始めて正社員を目指すならば、予め正社員への雇用を望めるのかを確認してください。

正社員として働きたい場合はシッカリと募集内容を確認し、どんなスキルを求められているのかを確認した上で応募しないと仕事が大変になってしまいます。

業種自体が専門的な知識を必要としている事も少なくないので、しっかりと自分が知識を持っているのかを考慮して応募してください。

合わない場合はその場は諦めるか、問い合わせて自分の希望する内容での募集が無いかを聞いてみてください。

正社員の場合、検索に引っかからなかっただけで実際の所は複数の部署が募集をかけている、募集はかけていないが人出が足りていないために募集を検討している場合もありますので確認は大事です。

【選び方②】職種から探す

募集されている内容を確認してください。

よくある募集内容は品出しやレジ等の通常業務なのですが、時々限定した募集が有る事があります。

得意ジャンルの指定がある場合や、特定の仕事限定で募集がかかっている事が時折あります。

内容が限定されている場合は、自分に合っているかを考慮した上で応募しないと辛くなりますのでご注意くださいませ。

【選び方③】会社の業態から考える

独立した店舗か、スーパー等に構えている小規模な手芸店なのか、ショッピングモールに広く構えている大型チェーン店なのか等と色々な手芸店が有りますが、自分が働きたいのはどんな店舗かを考えてください。

何か特化した(自分の得意ジャンル等)お店が良い、何でも良いし小さなお店で良いけど手芸に関わって働いていたい、色々な事を覚えたいから大きいお店が良い等々希望が有ると思います。

そこから働くお店を選ぶのも良いと思います。

【選び方④】給与や雇用条件から考える

手芸店に限らず、働く条件を考えるのはとても大切な事です。

子供が居ない時間だけ働きたいと言う人ならば、園や学校に行っている時間を主体にした勤務を選ぶ必要があります。

その際、お店は土日も働いてくれる人を探していると言う場合は雇用条件が合いませんから働くのが難しいです。

また、希望する給与額があっても同様です。

時給で募集している事が多いのがパートやアルバイトですが、入れる時間や日数の合計が希望する額よりも少なければ条件が合わないので交渉する必要も出てきます。

雇用条件については大まかな事が募集内容に記載されていますから、そこをよく見て気になる点は予め問い合わせてから面接を目指すのが無難です。

【選び方⑤】エリアから考える

自分の通勤範囲と一般的な通勤範囲を考えた上で選択するとトラブルが少ないです。

自分の趣味の世界で仕事を選ぶと距離や通勤時間が気にならない人もいると思います。

しかし、世の中そう言った人ばかりではありませんし、会社が交通費を出してくれるとは限りませんから交通費の有無はきちんと確認してください。

また、会社が交通費を出してくれたとしても交通費が安いに越したことはなく、あまり高い場合は上限以下でも会社側が嫌がる事も少なくありません。

更に、満額出ても足りない場合は当然自費での通勤になりますので、交通費が痛いと言う人は範囲内で収まるように選択するのが一番です。

まとめ

技術が得意ジャンルだと良いと書いている部分は沢山有るのですが、一番大切な部分は[自分が手芸を好きかどうか]です。

自分が好きな事をお仕事にしているととても楽しいです。

勿論、仕事の度に用品を見たり作ったりする事になるので「もう見たくない!」って思う事もあるかもしれません。

しかし、下手・不器用な人だろうと「好きな物は好き!」と言う人にはどんな得意ジャンルを持っている人でも敵いません。

そんな人は努力もしますし、ゆっくりでも伸びて行きます。

チャンスや興味がある方にはどんどんチャレンジしてほしいです。