ここではライターが行う一般的な取材の仕事について説明します。

取材はどんな仕事?

主に、記事や広告の作成に当たって、必要な情報や素材を獲得するために行う仕事になります。

取材の大まかな仕事内容

  • 対象者からのヒアリング
  • 原稿の方向性についての確認
  • 写真撮影
  • テープ起こし
  • 文章構成
  • ライティング
  • 推敲
  • 納品
  • 修正

仕事上の役割とは?

取材の目的は、原稿を完成させるために行うことが多いため、役割としては、その完成に向けて、必要になる素材を集めることがまず第一です。

続いて、集めた素材を構成し、文章に仕立てていく必要があります。

取材の仕事はどんな人に向いている?

どんな人に適性があるのか説明していきます。

聞き上手な人

人に読んでもらう記事を作成するためには、読んだ人が興味を持つ内容を書く必要があります。

なので、文章を構成するにあたり、素材となるものは多いほうが有利です。

取材対象者からよりたくさんの情報を引き出すことが必要になります。

気持ちよく話してもらうために、うまく相槌を打ったり、効果的な質問ができる人は向いているといえます。

文章を書くことに抵抗がない人

取材するだけでは、仕事は完結せず、前述した原稿の完成に向けてアクションをしていくことが必要です。

あえて抵抗がないと書いたのは、文章を書くことが好きである必要はないからです。

それよりも、録音したテープを地道に文章に起こしたり、分かりやすくするために何度も直したりということが地道にできることが、重要な要素となります。

興味関心の幅が広く、何でも面白がれる人

取材を生業とするような人には必要不可欠な要素だと思います。

何でも興味関心を持って、取材し、興味深いコンテンツを生み出すためには、大前提として、好奇心を持っていることが重要です。

自分が興味がないことを、人が興味を持つはずがありません。

時間厳守な人

これは、仕事をするすべてのビジネスマンに当てはまる内容ですが、取材をする人にとっても大切な要素です。

取材にあたっては、2回約束があります。

1回目は、インタビューを実施する日時において。

2回目は、取材した内容を原稿にしてお客様に納品をするとき。

時間にルーズな人だと、取材対象者の方もちゃんと話をしてくれないです。

原稿の納期に遅れるような人だと、次の仕事が回ってこない可能性が高いです。

取材の仕事をするために活かせる、今までの経験は?

人と接する経験は、何でも役立ちます。

取り分け営業の仕事は、役に立つことが多いでしょう。

営業職

新規の営業マンの場合は、特にお客さんを選ぶことはなかなかできません。

様々な企業にたくさんアプローチしていく必要があります。

ご縁がある人たちにメリットのある情報提供をしながら、ニーズを引き出していく必要があります。

そうすると、どんなタイプの人ともうまくコミュニケーションをとれるようになっていきます。

そのため、培ったコミュニケーション力とヒアリング力は、そのまま取材にも活かすことが可能です。

SE

意外と感じる方も多いかもしれません。

営業職が向いている理由と似ているのですが、SEもクライアントから、システムの現状や要望をヒアリングした上で、新しいシステム開発を行っていくので、ヒアリング力が試される仕事になります。

また、細かい情報まで聞き出そうとすると、信頼関係も結ばないといけないですから、取材と親和性の高い仕事だと思います。

刑事

実は、取材の仕事にかなり親和性があるのではないかと思います。

今は、捜査の方法も多様化していると思いますが、自分の足で稼ぎ、情報を取り、多くの人にコンタクトを取っていく。

これはいつの時代でも残る仕事だと思います。

そういう意味では、時間がない中で、情報を整理し、容疑者に迫っていくような刑事の作業は、取材で原稿を完成させることと似ている部分が多いです。

その後のキャリアについて

この仕事についた後のキャリアアップの道は?

一番お金になるのは、インタビュアーとしてのキャリアを積んでいき、出版物を出していく道だと思われます。

聞こえは悪いかもしれないですが、ゴーストライターという形になるかと思います。

たとえば、経営者が本を出版するケースもありますが、ライターが書いている場合でも印税が発生するケースがあります。

過去にした仕事に売上が発生するのは、著作物を作る人たちのいわば特権ですので、売上に応じたロイヤリティがもらえるような仕事を見つけられるととても有利だと思います。

他の仕事にもこの経験を活かせる?

どんな職業にも活かせる仕事です。

人から様々な情報を引き出すことは、ニーズを探るための一番基本的な方法です。

なので、コミュニケーションをとってうまく情報を引き出せる力は、どんな職種でも活かせると思います。

また、取材した情報を文章にうまくまとめることは誰にでもできることではありませんので、若いうちからつけておくと一生モノのスキルになりますよ。

絶対にAIに代替されない仕事?

様々ななメディアを日々賑わせているAIですが、どんな優秀なAIでもできない仕事があります。

それは、意味を正確に読み取る仕事です。

コンピュータができることはあくまで計算ですので、人から話を聞きだして、文章にまとめるような編集作業は、まだ人にしかできない仕事となります。

現代は、ネットでも無料で気軽に文章が読める時代になっていますが、記事の構成は誰にでもできることではありませんので、磨いておいて絶対に損はないスキルです。

まとめ

フリーランスとして活動している人も多いため、なんとなく不安を持つ人も多いと思います。

しかしながら、取材という仕事自体は、コミュニケーション力と文章力が求められる高度な能力です。

なので、一人前になってしまえば、一生使えるスキルになります。

いずれは、文章を書いて、生活をしていきたいという人は、経験しておくとメリットが非常に大きい仕事と言えます。

ただ、安請け合いすると、なかなか年収があがらない職業でもあるので、どうしたら大勢の人に支持されるような仕事ができるのか?

ここについては、世の中のニーズを汲み取りつつ、戦略を練っていく必要があると思います。