実はあまり知られていないブライダル業界の裏側!

誰もが一度は夢みる結婚という人生の節目。

その一生に一度の瞬間を2人と一緒に最後までサポートしていくのがこのブライダル業界の仕事。

今回はそのブライダル業界のさまざまな職種から、具体的な仕事内容、その役割についてご紹介します!

ブライダルの仕事は大きく分けて2つ

プランナー職

プランナーとは、多くの人が1番耳にしたことのある職種だと思います。

この職種が1番お2人と長い時間をかけ、お式以前から当日までより密接に関わっていく仕事です。

プランナーの仕事といっても、会場によってもまた異なりますが、多くの部門に分かれています。

挙式日の日にちと時間の調整や、具体的な小物や会場の装飾、招待状の準備、スケジューリングなどです。

コーディネーター職

結婚式での醍醐味といえばまさに主役である新郎・新婦様の衣裳。

この衣裳によって普段とは違う2人の印象や、2人にしか作れない世界を表現し、参列者により感動や歓喜をもたらすことが出来ます。

コーディネーターとは、衣裳を着付けすることだけをイメージする人も多いかもしれませんが、実際はお2人それぞれの良さをより引き出すための装飾品なども多岐に渡ってコーディネートする仕事です。

お式の半年前からだいたい衣裳の打ち合わせが始まり、衣裳、その他小物決定後はお式の数日前まで衣裳を通して新婦、新郎様、特に新婦様との関わりが多いです。

ドレスを初めて着た時の新婦様のとても嬉しそうな瞬間や、女性が綺麗なものを身につけて一瞬でより美しくなる瞬間、そして日に日に結婚への実感が湧いていく2人の幸せそうな様子を直接目の当たりにできるとても素敵な仕事です。

プランナー職の4個の業務

会場と日時の調整

結婚を決めたカップルが1番はじめに行うのがこの会場探しです。

今でも多くのカップルが結婚情報誌やインターネットの情報から会場を探し、だいたい1年半前くらいをめどに会場を決定します。

プランナーは基本4回の打ち合わせを通して2人と密接に関わっていきます。

会場で実際にいろんな具体的なプランの提示や、式前準備から式当日までの全体の流れを説明するのがプランナーとしての最初の仕事です。

今では昔からあるホテルやレストラン式に加え、ゲストハウス式、和の会場の式も人気があり、それぞれどれも専門のプランナーがついてご案内をします。

人気の日時は春、秋ではありますが、最近は会場が空いている日に結婚式を行うという方が多くなってきており、挙式日にこだわりをもって決められる方は少ないように感じます。

提携の委託会社を通じて式の細かな内容を決定

プランナーの主な仕事はお2人のお式のイメージからプランを提案するのはもちろんですが、それ以外にもいろんな手配や発注といった裏での業務も多くあります。

招待状の作成、引き出物の手配、衣裳、食事、お花、会場準備というような順番で具体的な式のイメージを作り上げていきます。

会場によって多少は異なりますが、多くの会場がそれぞれの分野の業者と委託提携を結んでいます。

プランナーはそれらの委託業者と連携し、お2人の好みや式のイメージを把握しながら、どういうプランで運営・進行していくのかを2人に提案し、お2人のイメージに近づけていきます。

招待状の作成

これもプランナーの仕事の1つで、お式に呼ぶ参列者へ招待状を送るための、差出人管理、本文、デザイン、宛先リストの作成などの準備のお手伝いをし、実際に印刷業者へ発注をかけて行きます。

スケジューリング

プランナーの1番の力の見せ所がこのスケジューリングです。

お2人にとっては初めてであろうこの結婚式は短い期間の中で沢山のことを決め、準備していかなくてはならず、仕事をしながらのスケジューリングは体力的に結構大変です。

多くのカップルが休みの日や平日の空いている時間を使ってさまざまな内容を決めていく中、プランナーはその1つ1つの決定事項を2人のイメージ通りにプランを組み立て、式までにその全てが整うように綿密にスケジュールを立てて行きます。

コーディネーター職の2個の業務

新婦衣裳

まず最初に決めていくのが新婦衣裳です。

式全ての雰囲気や内容がこの新婦衣裳によって決まると言っても過言ではありません。

コーディネーターとしてまず行うのは、お2人の式に対するイメージや新婦様が着たい衣裳の好みや雰囲気をしっかりヒアリングしながら把握することです。

このヒアリングがとても重要であり、そこから実際にイメージに沿った衣裳を提案したり、コーディネーターとして新婦様をあらゆる角度から見て似合うと思われる1着を提案します。

衣裳が決まったら、次に小物合わせをします。

これは会場や貸し衣裳の業者によって異なりますが、ドレスと小物がセットになっている場合と、全てカスタマイズできる場合とがあります。

そして衣裳と小物が全てが決まったら、実際にドレスに補正を入れていき、最終チェックとして補正を入れたドレスを身につけてウォーキングトレーニングを行います。

その際の歩き方の指導や会場での実際の流れの最終チェックを行うのがコーディネーターの最終業務となります。

これは会場によっては、プランナーが引き受けることもあります。

コーディネーターとして必要なのは、新婦様のイメージや好みに合うものを提供するということはもちろんですが、誰もが好みやイメージがはっきりしている訳ではないので、お2人の普段着ている服装や、印象、参列者の情報などをもとにしっかりヒアリングをしていかなければなりません。

最初の打ち合わせでそれを見つけてあげるという提案がうまく出来るかどうかで成約率が大きく変わってきます。

プレゼン力とセンスが必要となってくる仕事です。

新郎衣裳

大体の場合、新婦様の衣裳が決定した後、新郎様の衣裳の打ち合わせが始まります。

新婦様の場合は衣裳の打ち合わせも多い時には3回ある中、新郎様の場合は1回の打ち合わせで全て決まる場合が多いです。

新婦様同様、コーディネーターが新婦様との衣裳のバランスを考え、好みや雰囲気から衣裳を決めていきます。

新郎様衣裳は洋装ならタキシード、和装なら紋付となりますが、新婦様と違ってそれぞれ色味や柄などのバリエーションがそこまでありません。

よって衣裳にプラスする小物で差別化を図って素敵にコーディネートしていきます。

例えばカフリンクス、ネクタイ、シューズなどの小物です。

タキシードも最近は海外ブランドを取り入れているところが多く、シャツの色も従来の白、黒だけではなく、色味があるシャツをオシャレにコーディネートして差し上げたりもします。

最近ではドレスやタキシード以外にも和装での挙式・披露宴、前撮りが流行っています。

結婚式といえば新婦様はドレス、新郎様はタキシードというイメージが強かったのが今までの傾向ですが、日本独自の文化の1つである着物を着る習慣が薄れる中、このような晴れの日だからこそ着たいと思われるカップルが多いようです。

それに伴って、コーディネーターはドレスの着付けだけではなく、和装の着付けが全般的に出来るようにならなければなりません。

ドレスはもちろんですが、和装も知れば知るほど奥が深く、そう簡単に習得できるものではありません。

ブライダルの仕事の良いところ

プランナー職

ブライダルといってもいろいろ職種がある中、プランナー職は何と言っても新婦、新郎様と1番身近に関わることができるのが最大の魅力です。

一生に一度の新しい家族が生まれる瞬間に立ち会えるという経験を、職業としてなかなか誰もが経験は出来るわけではないので、とても貴重な体験ができるのもこの仕事の良いところだと思います。

お式当日も2人の晴れ姿や感動の瞬間を間近で見ることができ、数あるブライダルの仕事の中でもこのプランナー職は達成感を1番感じやすくはあると思います。

コーディネーター職

お2人の式に直接参列することはできないものの、2人の良さや魅力を衣裳を通して存分に引き出し、特に新婦様が1番輝ける瞬間をお手伝いできる仕事であるため、とてもやりがいのある仕事の1つだと思います。

女性なら誰でも憧れるドレスや煌びやかな装飾品に囲まれて仕事ができるのもこの仕事の魅力です。

中には職人としてドレスを手掛ける仕事を目指す人も多いです。

また、業者によってはインポートのドレスを取り扱っているところもあり、経験や知識が培われれば買い付けのため海外に行き、有名ドレスブランドのドレスショーを観覧することが出来るかもしれません。

ブライダルの仕事の面白いポイント

女子力が磨ける

職業柄女性が多い環境となることが多く、お客様を接客する立場であり、また高価なものを扱う仕事になるので、身だしなみや所作は必須となります。

人の第一印象は会って3秒で決まってしまうと言われるのは事実で、この業界の仕事は相手からどうやって信頼を得るかという部分で所作や言葉遣いにはとても気を遣います。

そういった環境の中で仕事をしていくと、それが普段の生活にも自然と活かされてきます。

また、衣裳を通してその時の流行に関する情報も多く入ってくるので、流行に敏感になり、先取りすることができるのもこの仕事の面白いところだと思います。

流行の最先端を知ることができる

ドレスのトレンドも洋服と同様常に変化しています。

ドレスを通して今どんなファッションが流行っているのかを知ることができます。

また、仕事柄女性が多い職場ではあるということと、プロのコーディネーターとしてはドレスの知識はもちろん、容姿がとても重視される仕事でもあるので、身だしなみや言葉遣いといった部分でもとても鍛えられます。

美意識が高い女性と関わることで、自分の女子力を磨けるのもこの仕事の面白いところだと思います。

他では学べない知識を身につけることができる

コーディネーターとして必要となってくる知識はなかなかこの業界でないと知ることが出来ない知識ばかりです。

また、ドレスだけではなく、最近は和装での婚礼が流行しつつあり、ドレスの知識はもちろん、和装の知識も必要です。

覚えるまでは大変ですが、知っているだけでもとても貴重な知識を学べる職種であり、そういった意味ではこの仕事はコーディネーターとはまた違った面白みがあるように感じます。

ブライダルの仕事はこんな人におすすめ!

人と関わることが好き

今回紹介したのはプランナー職とコーディネーター職ですが、どちらにしてもお手伝いさせていただくお2人との信頼関係を築いていくことがとても重要であり、大前提といえます。

それによって仕事のやりやすさも変わってくるからです。

人と関わることが好きだったり、自分から進んで相手の懐に入り込んでいこうとする姿勢を日頃からもてる方や、誰かのために自分の知識を駆使することが好きまたは得意という方にはとてもオススメです。

タフな体力と、精神力を持った人

煌びやかなイメージが強いブライダル業界ですが、実際は結構体力勝負なところも!

ご結婚されるカップルに休みはなく、結婚は年中行うことができる行事です。

オフシーズンと言われるものはあるようで無く、スケジュールは暦通りとはいかないのも現実です。

ブライダル関係の仕事だけではなく、今までそういった体力を使ったアルバイト経験があり、そういった働き方が好きな方にはとてもオススメです。

女性同士切磋琢磨し合いながら向上心をもって取り組める方にもいいと思います。

何と言っても結婚に関して興味や願望があること!

ブライダル業界に携わっている方のほとんどが、「自分がもし新婦だったらこういう結婚式がしたい!」「こういうドレスが着たい!」など具体的なビジョンがある方が多いような気がします。

それが実際の仕事の中で活かされることが多く、より新婦、新郎様の立場に立ってプランを提案できるようです。

まとめ

今回はブライダルという仕事についてご紹介しましたが、皆さんが考えているような煌びやかなイメージとは裏腹の過酷な部分もあるということがお分かりになったと思います。

ですが、誰かの大事な人生の節目に大きく携わり、沢山の感動の場をお2人と一緒に考え、時には提案をしたり、主役である新婦新郎様の魅力を存分に引き出したり、といった他の仕事ではなかなか味わうことのできない仕事の魅力がこの業界の仕事には詰まっていると思います。