スマホで注文した物や仕事で発注した商品が自分の手元にしっかりと届く事に感心した事はありませんか?

今回は、物流には欠かせない役割を持つ仕分けの仕事内容についてご紹介したいと思います。

興味を持って頂けるように書いていきますので就業の参考にしていただければ幸いです。

仕分けの仕事は大きく4個の役割に分けられる

ピッキング

ピッキングとは、本部から送られてくるデータを各事業所で紙媒体ならピッキングリストで出力し、電子媒体ならスキャニングする機械にデータが送られてくるので、それらに記載もしくは表示されている商品情報と必要個数を照らし合わせて、ピッキングしなければなりません。

ピッキングの際は、仕分けの段階でも見落としが起きている事もあるので再度、確認をするようにしましょう。

多くの人が同じ倉庫で仕事をしていますので、周りに気を配りながら作業を行ってください。

検品

ピッキングが終わり、梱包の前に再度、傷やへこみ・段ボールの破れや潰れなど、会社によって設定されているチェックリストを使って破損がないかを確認する作業です。

ピッキング・仕分けの時点でも確認は行われますが、送り先に商品を最高の状態で送るための重要な役割を担っています。

最初のうちは時間をかけないと気付きにくいですが、出来るだけスピーディに行えるように経験を積んでいきましょう。

異常を発見した場合は上司に速やかに連絡・報告をし、メーカーや送り元に詳細を説明出来る様に原因を調べる事も重要です。

梱包

仕上げの段階の梱包作業ですが、検品が終わってまわってきた商品の大小、割れ物の有無などを確認しながら、段ボールまたは専用の梱包箱に入れなければなりません。

割れ物にはプチプチを使って包んだり、箱の内側にはエアーピローや丸めた新聞紙などの緩衝材を上手く活用してなるべく隙間の無いように詰めなめればなりません。

最初はあれこれ悩みますが、慣れてくると空間認知能力が向上して難無く詰められるようになります。

仕分け

大小・形、様々な荷物が搬入されてきます。

それらを地域別、配達別に仕分けしていく作業になります。

荷物がベルトコンベヤーに載せられ次々と流れてくるので荷物に貼られたラベルを確認しながら、受け持った担当の収集カートに積んでいきます。

ベルトコンベヤーからカートに移す際は、落下や他の荷物に影響が無いように慎重に取り扱わなければなりません。

作業を続けている内に荷物の入荷日や配達先も自然と頭に入ってくるので効率も上がっていきます。

仕事が改善していける案があれば相談するのも良いでしょう。

ピッキングの2個の業務

指示書や電子端末に従って倉庫内の商品をピックアップする

事務所で当日仕分けする分の指示書もしくは更新されている端末を持って、倉庫に移動し、作業を開始します。

専用のカートや折り畳みコンテナを利用して、注文書と照らし合わせながら、慎重に取り扱いましょう。

稀に注文書には記載があるのに倉庫に在庫が無い場合があります。

搬入が遅れていたり、メーカー欠品などの理由があるので、その時は上司に報告するようにしましょう。

ベルトコンベアから必要な商品をピックアップする

搬入が始まると荷物がベルトコンベアに載って運ばれてきます。

自分が担当してる商品をピックアップするだけではなく、コンベア上で荷物が滞留して落下しないように、搬入が終わるまで別担当への振り分けを手伝うようにしましょう。

こうする事によって、周囲を把握し、チームワークを向上させる事が出来ます。

検品の4個の業務

傷や欠陥のチェック

段ボールに入っている場合は、外箱の破れやへこみの確認、段ボール以外の物は欠けている部分はないか、付属されている部品は入っているかを気を払いながら注意深く確認する事が重要です。

異物混入のチェック

既に梱包されている段ボールは問題なくても、それ以外の荷物で異物混入の恐れがあります。

送り元での梱包作業中に金属片が紛れたりしているかもしれません。

また、積み込み作業中に虫などが入り込む事もあり得ます。

その為、細かく確認し異常があれば、取り除くか報告をしましょう。

注文内容や数量のチェック

検品の際に最終チェックを行います。

注文書通りにピッキングされているかを確認して、同じような商品でも型番が違ったり、色が違ったり、文具用品のような小さい商品であれば、種類や数量に間違いが無かったりを再確認します。

動作チェック

新品として梱包されている物及び当日搬入される荷物以外の倉庫内の箱に入っていない物に関しては、少なからず動作チェックを行う事が必要です。

基本的には送り元が出荷する段階で動作チェックは行われていますが、中古品やリサイクル品を扱っている会社では、定期的に動作チェックを行う必要があります。

梱包の2個の業務

段ボールにエアキャップやクッションペーパーと一緒に梱包する

ここでは、緩衝材について説明していきたいと思います。

まずはエアキャップですが、これは皆さんが知っての通りプチプチの事です。

気泡が敷き詰められている物を気泡緩衝材と言い、クッション性に優れ、柔軟性もあり、様々な形の物を包む事ができ、また、透明性があるので中身が確認出来るのが利点です。

段ボールの隙間を埋めるには様々な大きさのエアーピロー型の緩衝材を使いましょう。

次は、大型のホームセンターや100円ショップでも販売している左右に伸ばせば緩衝シートになるクッションペーパーです。

包装紙のように薄いのでかさばる事無く場所を取りません。

さらに重ねて巻く事でクッション性を高める事が出来ます。

主にガラスや陶器などの割れ物を包むときに最大限に効果を発揮します。

仕事に慣れていくにつれて、緩衝材や包み方の知識も増えていくので、技術向上できるでしょう。

専用の箱に梱包する

扱っている商品次第では、送り元のメーカーが指定するメーカー専用の通い箱と呼ばれる折り畳みコンテナがあります。

同じメーカーの商品はメーカーの通い箱に入れるように指示がいく事があります。

違う箱に入れると配達先でのクレーム対象になるので気を付けましょう。

仕分けの2個の業務

梱包されている荷物の仕分け

既に梱包済で搬入されてくる荷物には、配達先が記されているラベルが貼られていて、大きさも重さも様々なので確認して仕分けをしましょう。

ベルトコンベアに載って次々と流れてくるので、配達先の地域ごとに分けていきます。

ピッキングする人やドライバーが把握しやすいように積むようにしましょう。

担当地域の仕分けによっては荷物の量に偏りがあり、捌く事が困難な時が出てくるので連携を密にしてチームワークで乗り切りましょう。

トラックへの積み込み

基本的にトラックへの積み込みはドライバーさんが行う業務になりますが、中継地点のような大きな施設になるとフォークリフトを使って積み込みの手伝いを行う事があります。

仕分けの仕事の良いところ

やりがいを感じるポイント

仕分けの仕事というと「きつい」や「大変そう」と言った言葉が思い浮かぶと思います。

大変な仕事だからこそ、「この仕事やっててよかったな」っていう実感が欲しいですよね。

やりがいを感じるポイントをいくつか挙げてみたいと思います。

給与がいい

ほとんどの所が人材派遣会社を通じて募集をかけているので、時給は1000円と比較的に高めの設定だと思います。

フルタイム勤務をすると、週5日で8時間勤務なので、単純計算すると日給8000円で月給16万円くらいになるでしょう。

頑張った分、正当に評価されると嬉しいですよね。

黙々と働ける

配属される部署によって異なりますが、少ない人間関係で済むので集中して黙々と作業に取り組めるのはやりがいに繋がるのではないでしょうか。

最初のうちは色々と説明や注意を受けたりするとは思いますが、指示をしっかり守って自分の中で目標を立てて作業に臨むと終わった後に達成感としてやりがいを感じる事が出来るでしょう。

休憩時間を長くできる

小さな事業所では中々こういう事は出来ませんが、大きな施設になると、仕分けは搬入が始まって最初の段階になるのでスピーディーかつ正確に終わらせる事で、片付け作業を終わらせ、次の搬入まで他の仕事を任されない限りは休憩する事ができます。

面白いポイント

仕分けの仕事は内容が淡々としている為、面白いと思える事は少ないですが、業種によって違う発見があるでしょう。

色々な商品に触れられる

搬入されてくる荷物の中には普段、目にする事の無い物が入ってくる事があります。

段ボールのような梱包だと中身を確認する事は難しいですが、プチプチのような緩衝材の梱包であれば、透明なので確認は容易に出来ます。

通販商品の仕分けであれば、電子機器や健康器具・書籍に家電に食料品、業種が変われば、建築資材の部品や精密機械や大型機械のパーツなど異なる荷物を扱う業者の分だけ商品は多岐にわたります。

仕分けの仕事が向いている人

黙々と働ける人

仕分けの仕事には、黙々と働ける人が向いています。

なぜならば、仕分けという仕事は正確かつスピーディーな作業が要求されるからです。

黙々と言っても無言でする事ではなく、集中して指示された事に従って注意深く作業を行える事を言います。

単調な作業が好きな人

最初は仕事に馴染む為に色々な事を覚えなければなりません。

作業に慣れてくれば、自然と覚えた事を実践できるようになり、効率が上がり作業が楽になります。

その反面、新規で覚える事が無くなるので作業が単調になっていきます。

搬入されてきた商品を荷捌きして、ベルトコンベアに載せ、配達先ごとに仕分けする又は、リストで上がってきた商品をピッキングするといった作業を繰り返すのを苦に感じない人にとっては向いている仕事です。

体を動かすことが好きな人

小さな作業所でも大量の荷物を扱っていれば、それなりに忙しく、所狭しと動き回る事もありますが、ベルトコンベアやフォークリフトを有する大きな施設になると、搬入されてくる荷物の種類の幅が増えるのでそれに比例して大小や重さも変わってきます。

仕分け側からするとベルトコンベアに載せる時、コンベアからカートに移す時に大変な荷物があったり、一回のピッキングが大量注文の場合は何回も往復したりと体力を使う場面も出てきます。

そのような時でも、体を動かす事を楽しめる人には合っている仕事でしょう。

仕分けの仕事が向いていない人

人と接するのが好きな人

仕分けの仕事にはスピーディーさが求められます。

会社にやり方によりますが、仕分けを行う人は等間隔もしくは一人で複数箇所を受け持つ事があります。

その為、人に構うのが好きだったり、おしゃべり好きだったりすると、仕分けの流れが悪くなるだけではなく、他の人の作業の邪魔になる事もあるので、向いていないと言えるでしょう。

ただ、仕事中と休憩時間の線引きをしっかりと出来るのであれば問題はありません。

変化が無いと飽きてしまう人

仕事の内容や工程を覚えて慣れてしまえば、イレギュラーが起きない限りは単調な作業が続きます。

働いて給料をもらう事を優先している方であるなら問題はないのですが、仕事に刺激や変化を求めている方には向いていないでしょう。

最初はやる気に満ち溢れていても慣れていくにつれ、刺激や変化が薄れるとやる気が無くなり飽きて、最後には辞めてしまうという人は周囲に迷惑をかけるだけでなく、辞め癖が付いてしまうので目標を立てて行動して、仕事を一番と考えすぎない方が良いかもしれません。

精神的に弱い人

女性の社会進出により、職場の環境が改善されてきたとはいえ、未だに体育会系の男社会の所もあります。

失敗を繰り返さないように、檄を飛ばしてくれているのは理解できるけれど、強い口調で頭ごなしに言われるとひるんでしまいます。

なので、こういった事に耐性の無い人には向きません。

まとめ

今回は仕分けの仕事の内容を詳しく紹介してきました。

仕分けは物流の中では中心的な仕事であり、会社と会社、人と人を繋ぐ重要な作業になります。

重い荷物やいびつな形の物もあって、気を抜いたら怪我をしてしまう事もありますが、不特定多数の人間関係が苦手だったり、物流の仕組みを一から学ぶには良い職場と言えます。

この記事が、皆様の仕事探しの役に立てれば嬉しく思います。