ここでは看護師になりたいと考えている未来の有望な看護学生達に向けて、必要な資格や勉強、適正の見分け方、働き先の見つけ方を解説します!

すでに看護師になりたいと思っているだけで「合格」にしてあげたいです(笑)でもそれは無理なので、そんな志の高い人に少しでも看護師への道のりを楽にする方法を教えます。

万人にあった方法ではありませんが、努力さえ怠らなければ看護師の国家試験はそんなに難しく感じないでしょう。

私の学生生活のエピソードも交えながら解説していきますね。

肩の力を抜いて、深呼吸してからご覧ください。

看護師になるには?

看護師になりたいと考える人ならお分かりかと思いますが、看護師になるには合格しないといけないことが3つあります。

  • 1.看護学校もしくは看護学部のある大学に合格する
  • 2.学校の卒業試験に合格する(ない場合もあります)
  • 3.看護師国家試験に合格する

ことです。

どれもかなり大変な試験に見えますよね。

確かに1つ目は大変です…正直3つの中で私はここが1番しんどかったです。

理由は〝問題でなにをどのくらいのレベルで問われるのかわからなかったから〟というもの。

それと比べると看護師国家試験なんかは分野が「看護」なのでつながりが見えてやりやすかったですね。

看護師になるために必要な資格は?

看護師になるために必要な資格はもちろん〝看護師免許〟です。

まずはこれがないと就職できません。

看護師試験の受験資格

厚生労働省のホームページにだらだらと長く書かれていますが、正直長くて読みたくなくなります(笑)

すごく簡単にしたところ、以下のようになりました。

文部科学大臣が指定した大学(短大は除く)と3年制以上の学校の学業を修了した人(準看護師の資格を持っている人は2年制度の学校でも受験資格もらえます)

外国人国籍を持っている人はまた別に受験資格があるので、詳しくは厚生労働省のホームページを見てくださいね。

参考:厚生労働省

看護師の資格取得ルート

看護師の資格を手に入れる方法には大きく分けて2通りあります。

  • 1.4年制の大学に通う方法
  • 2.専門学校に通う方法(ちなみに専門学校も3年制の学校と4年制の学校、高等専門学校に分かれます)

では順番にどのような流れになるのか紹介しますね。

資格取得ルート1:4年制の大学に通う方法

大学にも寄るのですが、看護学部の4年目は就職活動+国家試験の勉強が中心です。

臨地実習などは3年目までに終わらせてしまうところが多いでしょう。

そのため、国家試験までに充分勉強ができるということになります。

ただ…あまりにも期間が長すぎてだらけてしまうというデメリットもあるので、個人の根気の強さが求められます。

また就職活動も長引いてしまう人がいるので、卒業資格を取ってからは個人の力量にかかっていることが多いのが特徴です。

資格取得ルート2:専門学校に通う方法

専門学校も4年制の場合は大学とほぼ同じと考えていただいて構いません。

しかし3年制の場合は全く違う生活を送ることになります。

私が経験したのは3年制度の学校でした…いま考えるとすごく頑張ったなと褒めたいくらいです。

まず違うところとして挙げられることは国家試験の4か月前(11月)までは実習があるというところ。

そのため実習をこなしながら国家試験の勉強をしなければなりません。

「夏休みもあるし余裕じゃないんですか?」なんて思うことなかれです。

何回も挫折しかけました。

合格率はどれくらい?

看護師の合格率は学校によって違うのですが、全国平均は平成30年度で91.0%、平成29年度で88.6%となっています。

確か平成29年度に看護師国家試験の問題形式が変わったらしく「厚労省くたばれ」という言葉が話題になった年度ですね。

ただ、しっかり勉強していれば比較的受かりやすい国家試験でしょう。

学校を選ぶ際は、国家試験合格率95%以上のところを選ぶようにすると安心かもしれませんね。

看護師試験に合格するために必要な勉強は?

看護師国家試験に合格するための勉強方法はたくさんあります。

少し前の看護師国家試験であれば「問題も暗記してしまえば大丈夫」というものだったのですがいまは違います。

看護師国家試験の問題の形式、内容が変わりつつあるのです。

そんなの勉強方法とどう関係あるの?と思う人がいるかもしれません。

はっきり言うと、どう変わったかを知っておかないと看護師国家試験当日に汗をたくさんかきます。

この変化を早めに知るか知らないかで勉強の仕方も試験対策もガラッと変わるので、これから国家試験を受けるという人はぜひ知っておいてほしいです。

では実際にどう変わったのでしょう。

簡潔に述べると〝暗記問題 → 理屈を理解した上での問題〟に変わってきているのです。

たとえば心臓にある4つの部屋の名前と弁の名前を覚えたとしましょう。

以前はそこまでで良かったのですが、昨今は各部屋の拍動と波形の位置、そこに疾患を混ぜてどのような波形になるとどのような疾患が考えられ、症状と治療はどのようなものになるのかというところまで把握したうえでの問題が増えています。

疾患と症状を覚えるだけでは駄目です、波形と疾患名を覚えるだけでも駄目です。

看護師国家試験を作っている人が求めているのは、新人時代から即戦力として働ける人材です。

これが看護師国家試験が少しずつ変わってきている理由なのです。

今後はこれに合わせた勉強をしないといけません。

実際に私がやった勉強法

先ほど、覚えるだけでは駄目と述べました。

ここで勘違いしほしくないのは、〝覚えること=駄目〟というわけではないということです。

医療用語を覚えることは必須です。

ただそこだけで終わらないでほしいということ。

それを踏まえたうえで、以下のように勉強してみるとよいかもしれません。

1つの単語を覚えたらなにと関連しているのか、とりあえずつなげてみる

看護の勉強で1番はまってしまう落とし穴は〝単語は覚えたけれど、なにと関連しているのかわからない〟という状態になってしまうこと。

心臓の部屋の名前を覚えて血流も覚えたとしましょう。

では腎臓と心臓の関係性はどんなことがあげられますか?という問題に答えられる人は少ないかもしれません。

実際にこの知識を使うのは看護師になってからですし、むしろ看護師になってから勉強すれば十分間に合う内容だったのですが、これを看護師国家試験ではさりげなく問われます。

この関係性を知っておかないと解けない問題が〝状況設定問題〟に含まれてしまうのです。

そのため、心臓のしくみや疾患をその枠だけで覚えるのではなく他の臓器や細胞と関連付けて勉強すると良いです。

友人に説明してみる、声に出してみる

これはすべての勉強に使える方法なのですが、知識はインプット(取り入れる)だけではその知識の習得率は70%ほどしかできないといわれています。

ただ、インプットされた知識や情報は誰かにアウトプットすることで習得率の割合が増えるともいわれています。

私が行なっていたことは目で覚えたことは必ず声に出すという方法です。

一見、全然効果がないように思えますが、英語を話せるようになるときと同じで実際に声に出してみる、耳で聞いてみる、つまり視覚だけでなく聴覚も使うことは覚えるスピードに歴然の差が生まれます(個人差があります)

自分が勉強している分野で「わからない」と言っている人がいれば積極的にアウトプットしにいきましょう。

そのうえで間違えて覚えていたところがあれば気づくことができますし、実際に間違えたと実感したところというのは忘れづらくなります。

なんで間違えたのかを理解する

定期試験や模試などで点数ばかり気にする人がいますが、あまり意味がありません。

その人の得意分野が多く出れば点数は高くなりますし、逆であれば低くなります。

問題はなぜその問題を間違えたのか、しっかり考えて把握することです。

間違えた理由が〝問題文を見間違えたのか〟〝理屈がわからず間違えたのか〟〝初めて聞いた内容だったのか〟〝勘違いだったのか〟に気づくだけでその問題に対する勉強方法が変わります。

もし間違えた理由が〝理屈がわからなかった場合〟は理屈をおさらいすればいいだけの話ですし、〝初めて聞いた内容〟であれば新しく覚えればいいだけの話です。

余裕があれば、問題を解くときにもその問題の答えに対して〝理屈もしっかりわかったうえで答えられたのか〟〝2択までは絞れるけど勘で答えたのか〟〝まったくわからないから当てずっぽうなのか〟を明記しておくと良いでしょう。

そうすれば、答えが返ってきたときに自分の傾向がわかりやすくなります。

以上が私が主に大事にしていた勉強方法です。

すごく面倒くさいやり方だと思いますよね?

でも闇雲に暗記してもつながりが見えないと、いずれ勉強が面白くなくなります。

勉強はつながりが見えて初めて理解できるもの。

しっかり〝つながり〟を見つけてください!

看護師の就職先や募集状況は?

看護師の就職先や募集状況について紹介します。

看護師の就職先はどんなところがあるのでしょう?

看護師の主な就職先

ここでは看護学生が看護師になった場合の主な就職先を紹介します。

入院施設のある病院

看護学生の多くがまず最初に就職するのは、大学病院や総合病院などの入院施設がある病院でしょう。

そこで数年間、臨床の経験を積んでから外来や訪問看護ステーションへ転職するという流れが基本です。

訪問看護ステーション

これは例外なのですが、たまに訪問看護ステーションに新卒で入職する人もいます。

訪問看護ステーションによっては新卒でも可能なところも増えてきていますし、後期高齢者の増加により在宅看護の需要自体もかなりあるので新卒でも人員を増やしたいのでしょう。

看護師の働き口はどの程度あるの?

看護師の働き口は今後も増えるでしょう。

高齢化が進んでいることからもこれからは病院だけでなく特別養護老人ホームなどの施設専門の看護師が増えてくることが予想されています。

看護師の転職事情

入職した病院によってしまうのが正直なところです。

転職率や離職率が多い病院はそれだけ業務が大変だったり、人間関係が複雑だったりといろいろな柵を抱えていることが多いでしょう。

また給料が割に合わないと感じる中堅看護師の転職も最近目立ち始めました。

看護師は3kと呼ばれている仕事なので、転職率は他の職種よりも転職率は多いかもしれません。

働き先の見つけ方

看護学生は最終学年になると必ず就職活動をしますよね。

そこで働き先を見つける人がほとんどだと思いますが、なかには私のように入学したときにすでに就職先が決まる人もいます。

そのような人は病院付属の学校であることがほとんどなので、自分の条件とマッチしていれば働き先を見つけるうえでかなり楽でしょう。

働き先を見つけるときに注意したいポイントは?

働き先を見つけるポイント=就職活動のポイントといっても良いでしょう。

どんなところに気を付ければよいのでしょう?

志望理由と希望の配属先は明確に

これ大事です。

特に希望の配属先は明確にしておきましょう!

私は面接時に「どこでもいい」と言ってしまったがゆえに、人間関係の最悪なところに配属されました(笑)

企業研究はできる範囲で構わないのでしておく

企業研究はわかる範囲でよいのでしておきましょう。

せめて病院長の名前や創設者の名前、病院の理念ぐらいは知っておくべきですしそれを踏まえたうえで志望理由を述べることができれば100点です。

現役看護師の私が考える看護師としての適性とは?

看護師の適正は主に1つです。

人を思いやれる

これは患者だけに向けた言葉ではなく、看護師や他の医療従事者にも向けてた言葉です。

とくに看護師が思いやりをもてないのは看護助手さんに対してでしょう。

あの方たちは雑用ではありませんし、下に見ていい人たちではありません。

これから就職する人はそれをぜひ心に刻んでほしいです。

新卒で就職する人は、とりあえず思いやりだけは忘れずにいてくれればそれで充分です。

まとめ

以上が看護師になりたい人のための必要な資格や勉強方法の紹介、適正の見分け方、働き先の見つけ方の解説になります!

冒頭でも述べましたが、〝看護師になりたい〟と考えている時点でもうほぼ看護師に向いていますし、合格でいいと思います。

ただ社会はそんなに甘くないのが現実。

そしてあなたが看護師になりたいという思いも事実です。

その思いを形にできるようにぜひ頑張ってください!


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