経理の仕事というと、どんな仕事かイメージ出来ますでしょうか?

何となくお金に関して取りまとめしているイメージがあるかと思いますが、詳しく何をやっているのかご存知ない方も多いのではないでしょうか。

今回はそんな経理の仕事内容についてご紹介いたします。

経理の仕事は大きく4個の役割に分けられる

お金廻りの書類の扱い

支払いをした時の領収書は、経費発生の根拠になりますので、保管をしておきます。

後日、いつでも、見直しができるように整理整頓して保管します。

また、請求書も支払いの根拠になりますので、丁寧にまとめておく必要があります。

お金の計算

会社へ入金されてくるお金の計算として、請求書を作成する業務があります。

会社からの支払いするお金として、請求書の請求金額の確認と支払うためのお金の計算があります。

少額ではありますが、交通費の清算等の際の金額確認計算があります。

お金の管理・確認

経理と一口に言っても、経験や役職により任される仕事の内容は変わりますが、日々銀行の残高のチェックは欠かせない業務の一つです。

売上金の請求、回収も会社全体から見ても大きな大切な仕事です。

お金のバランスの分析

売上に対してどの位経費がかかっているかをチェック、確認します。

そしてより効率的に経費を活用するアドバイスを期待されています。

また、経費削減の為に、合理化を進めていくのも大切な仕事です。

日常業務の6個の業務とは?

現金出納業務

お金そのものを扱う事は以前に比べて減少しているとは思いますが、日々の支払い、例えば、消耗品や福利厚生費というと大げさに聞こえますが、休憩室で飲むお茶やコーヒー代、あるいは、営業の方々へ支払う交通費などは、まだ現金を扱うかもしれません。

現金の残高が会っているかどうか一日の終わりには必ず確認するようにしましょう。

ネットを利用しての購入の方が便利で安価である事が多く、ネット検索の能力が問われる今日この頃です。

預金管理業務

個人では扱う事のない「当座預金」という銀行口座があります。

利息が発生しませんが、買掛、売掛等賭けの決済や小切手等の発行に使用します。

「当座預金」法人の銀行口座で法人間の取引に利用されます。

こちらの銀行口座の管理が個人の銀行口座管理とは異なる点です。

それ以外にも会社の預金口座の残高は常に把握しておく必要があります。

売り上げ取引の業務

お客様にご購入いただいた代金の計算、請求、回収促進が主な業務となります。

取引業者として的確な顧客であるかどうかの判断を任されます。

新規の取引先決定には、慎重に吟味する必要があります。

仕入れ取引の業務

社会的な信用を失わない為にも、支払い忘れを決してしてなりません。

支払いの条件の把握は大切な業務です。

仕入れ先によって支払いのルールがありますので、確認しましょう。

また、常に仕入れ価格が適切であるか監視していなければなりません。

営業とも兼ね合いがある取引業者の方もいる事がありますので、営業とのコミニケーションも大切です。

伝票・帳簿の記入や作成

先ずは、使用頻度の高い伝票の種類を覚えて必要な伝票を起こしていく事が大切です。

基本は入金伝票、出金伝票、振替伝票で、必ずどれかの伝票に記載する事ができます。

入金がある時は赤い色の伝票を使用します。

メーカーによって、色が異なる場合がありますが、入金は赤色、出金は青色を記憶して差支えがないです。

そして、おこした伝票にの基づいて帳簿をおこしていきます。

一枚一枚、正確に入力していく事が大切です。

関係書類の管理・保管

毎日の業務を終える時には適切にデータの保存をする必要があります。

また、日々使用する伝票、帳簿等は厳密に管理保管する必要があります。

銀行預金通帳等の保管には金庫や鍵のかかる保管場所を確保しましょう。

経理の毎月の5個の業務とは?

売り上げ取引業務

売り上げが会社の収入になりますので、正確に把握する必要があります。

売り上げがあってこその会社経営になります。

各取引先の業者のデータ、契約内容を把握し、入金がスムースに行われているかは目を光らせておく必要があります。

仕入れ取引業務

相手の業者さんには 確実に契約通りの支払いを予定をたてて実行します。

当日に振込手続きをすると振込手数料が高くなる場合や、ミスの発生原因になりますので、早め、早めに仕事を終えていきましょう。

給与計算

従業員の方々は給与を励みに仕事をしています。

正確な支払いを心掛けます。

まずは、タイムカード等の就労記録の正確な読み取りが肝心です。

不明瞭な点がないように、従業員や各セクションの責任者の方とのコミニケーションを取る事は必然で、机に向かっているだけでは、経理の仕事は務まりません。

源泉徴収後の所得税・住民税の支払いや計算

給与から毎回、天引きをするものです。

そして、所得税を預かり、年末調整を経て、確定していきます。

家族構成の変化、税制の改正、年齢が変わった時など、特に気をつけなくてはなりません。

また、住民税は各該当の市町村に振込をします。

損益計算書の作成

会社が経営をした結果、どの位経費を使い、どの位利益を上げているかを目に見える形にしていきます。

そして、経営体質を考える際に大切な資料になります。

年間の6個の業務とは?

決算書の作成

毎日毎日、入力した伝票の最終的な結果が決算書の作成になります。

株主への報告でもあり、また、一年間の会社経営の集大成です。

決算のために経理が存在している会社も多いです。

会社の税金計算や支払い

会社が支払う税金は、従業員から預かった税金のほかに、収益、儲けに対して税金を支払います。

個人の様に、所得税、住民税、そして、個人にはない消費税の支払いがあります。

経理は、税金の支配の為に労力を費やしている事が多いと感じる事が多いです。

しかし、税金が支払えるという事は、黒字を意味しますので、誇らしく感じる事もあります。

年末調整

従業員の方々の源泉徴収税を確定させる事です。

社会保険料、生命保険料等、所得税から控除のできる書類を預かり、その年の税額を計算をして、従業員の方々から税を徴収したり、あるいは、大半の方々には天引きした所得税から差額を戻すという作業を行います。

その制度があるので、サラリーマンの方は自働的に税金を徴収されているのです。

社会保険の計算・申告

社会保険料は三か月毎の見直しになります。

給与額と年齢により、金額が確定します。

社会保険の場合、会社負担分がありますので、その計算と支払いの準備も大きな仕事になります。

保険料なので支払い忘れは、従業員の方が社会保険の円滑な利用を妨げを発生する事がありますので期限は必ず守りましょう。

労働保険の計算・申告

労働保険には 労災保険と一般的には呼ばれる労働者災害補償保険と雇用保険とがあります。

どちらも給与額から算出されます。

もう少し正確にいうと労災保険は社会保険料額により保証が決まります。

社会保険料は給与額により決定します。

過労死が社会問題としてニュース等で取り上げられていますが、労働保険を適用するか、つまり業務が原因になっているかいないかが問題になっている事を意味します。

労働が原因で事故が起きてケガをしたり、体調を崩し病気になった場合は労働保険で補償します。

毎月の保険料の計算や源泉徴収は、平常時の業務になりますが、従業員の方にアクシデントが生じた時には、手続きが必要になり、各機関への提出書類の作成がイレギュラーの業務として発生します。

また、退社される方がいらした場合は、雇用保険の手続きも必要になります。

社員管理

春になると新入社員が一斉に入社してきます。

給与振込用の銀行口座の開設から、案内が始まります。

新しい方々との出会いにワクワクします。

また、定年を迎えて退社されていく社員さんに本当にご苦労様でしたとお祝いを述べたくなります。

今の私たちの会社や存在事、仕事が与えられている事は先人達のおかげです。

感謝の気持ちでいっぱいになります。

また、健康診断を年に一度義務づけられているのでその手配を任される会社も多いです。

財務部との仕事内容の違い

小規模の会社では、経理部が財務部を兼ねているケースがほとんどだと思います。

どちらもお金を扱う部署ですが、経理は、支払いを済ませたお金を扱い、財務部は未来のお金の使い方の戦略をたてる部署です。

経理はアナリストの役割しますが、財務はストラテジストの役割を果たします。

財務部が機能できるのは、経理部の正確なお金の出入りのデータ管理があってこそです。

経理の仕事の良いところ

やりがいを感じるポイント 

毎日経済活動がされている事だと実感できるところです。

交通費の清算一つにしても電車が走っているんだなと想像します。

そして、お金が動く事は、人間が活動している事なのだと感じます。

狭い窓からかもしれませんが、社会全体を見渡せます。

たくさんの人と話せる

経理というと黙々と机に向かい、数字の入力、帳簿とのにらめっこを想像する方が多いかもしれません。

しかし、実際は、取引業者との打ち合わせ、取引条件の確認を連絡取り合いながらしたり、働いている方々の給与計算等通して、書類の提出をお願いしたり、多くのやりとりが発生します。

結果、多くの方々とお話する事となります。

慣れたら自分のペースで仕事が出来る

一年間を通して、業務の終了予定が把握できますので、毎日、ここまで業務をこなしておけば大丈夫という事が分かるようになります。

また、銀行の営業日とも掛け合い等も頭に入れておけば、業務予定もたて易くなります。

家系の金銭の計算が出来るようになる

入金出金の管理はもちろん、社会保険をはじめ多くの金融商品の知識も付きますので人生設計もたてられるようになります。

面白いポイント

日々の業務は、コツコツとこなすだけの仕事に見えますが、自分の入き力した伝票を基にして会社が運営されていく事がとても不思議な感じを受けます。

たぶん、レンガを一つ一つ積み上げていくとお城ができていくような感じではないでしょうか。

専門的なことを学べる

個人の税金から法人の税金まで幅広く学べます。

退職金の運用等、経済市場の情報も学べます。

働き方が選べる

銀行の営業日を基に業務をこなしていけば良いので、有給休暇を取るのも計画が立て易いです。

また、データをインターネットを通じて送受信できる時代なので、在宅での勤務も可能です。

給与計算を外部へ委託するケースも多く、月に何日かだいたい決まった時期に就労すればよいパートとして就労も可能です。

パソコンスキルも磨けるのでエクセルやワードを扱えるようになる

会計ソフトへ入力し、そのデータを基にしてエクセルでグラフを作成するなどの業務も付随します。

また、請求書等を送付する時にワードで文章を作成したりとパソコンスキルも身に付きます。

数字がぴったりと合うと嬉しい

入ってきたお金と出ていったお金とが、ぴったりと会うと当たり前の事なのに、とても嬉しくなります。

仕訳が正確にできた事を意味しますし、入力が正しかった事を意味します。

もっとも最近の経理ソフトは、数字が合わないとソフトを閉じる事ができず、仕事を終える事ができないようになっています。

パソコンが正常にシャットダウンするとやったーと心の中で叫びます。

どこにでも経理の仕事はある

国家がある限り、税金は発生します。

経済活動が行われている限り、そこには経理が必ず必要とされます。

基本的には、どの国でも経理の仕事は同じ作業になります。

世界中で存在している仕事です。

まとめ

経理は慣れないうちは大変ですが、慣れると自分なりのペースや早く仕事を進めるコツを掴めるようになるので楽しいです!

同じ支払いでも、例えば、交通費として支払っても、営業経費にる場合とそうではない場合とがあり、慣れるまではどこへ振り分けたらよいか判らず苦戦することがあります。

それでも、毎日、あるいは、毎月、同じような伝票を起こしていくうちに、自動的に作業を進めていく事ができるようになります。

賭け勘定を使うと未来の数字もはじき出す事ができるようになり楽しくなります。

同じ事かもしれませんが、過去のデータを逆に、消し込んでいったりすると、間違いのなかった事を確認できて、密かな自信に変わります。

力仕事ではありませんので、男女の能力は同等です。

女性でもキャリアを積んでいけば息の長い仕事ができます。

また、税制は毎年の様に改正がありますが、基本的な骨組みの部分は大幅な変更は、ありませんので、産休後の復職も比較的スムーズです。

また、結婚退職後にブランクを感じる事が少なく再就職する機会に恵まれる事が多いです。

規模や業種は千差万別ですが、経理のない会社はありませんので、一度身に着けた経理の知識はどの会社でも、活用する事ができます。

法人個人問わず、経理は税が存在する社会では、必ず経理の知識は必要になります。

事務員として会社へ勤めない方でも経理は学んで損のない知識です。

この記事を読んでいただき経理の仕事に興味を持って頂けたら幸いです。


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