「人材コーディネーター」という職種を初めて聞いた人も多いのではないでしょうか。

「コーディネーター」と聞くと、なんだか難しそう・・・などと思うかもしれませんね。

ここでは、人材コーディネーターを7年経験してきた私が、初めての方にも分かりやすいように仕事内容を解説していきます。

「人材コーディネーター」が自分に向いているか診断するにはこちら →

人材コーディネーターの仕事は大きく3つの役割に分けられる

派遣スタッフ登録面談

新規の派遣登録スタッフを増やすこと、これが人材コーディネーターにとって一番重要な仕事になります。

派遣登録スタッフは、登録後に長期のお仕事が決まったり、自社の派遣先で就業が決まるなど、常にお仕事紹介が可能な状況ではありません。

また、言いにくいですが、登録に来てくれた人全員にお仕事紹介可能なわけではありません。

ですので、常に新規の派遣登録スタッフを増やしていく必要があります。

そのときにある求人内容や件数にもよりますが、平均して一日1人~3人の派遣登録を担当することが多いでしょう。

マッチング(人選)

クライアントから依頼された求人にマッチする候補者を挙げる作業です。

クライアントからの求人と派遣登録スタッフのマッチングが成功して初めて売上確定となるので、派遣スタッフ登録面談と同じぐらい重要な仕事です。

場合によっては、その日に依頼がきて翌日中に候補者を挙げなければいけない場合もありますので、スピード感が重要となります。

スタッフフォロー

就業が決まったスタッフには、定期的にスタッフフォローを行います。

派遣会社によってはスタッフフォロー専用の部署やコーディネーターがいるところもあるようですが、基本的には、お仕事を紹介した営業と人材コーディネーターがスタッフフォローを担当します。

営業との連携が重要ですので、情報共有をしながらフォローしていきます。

派遣スタッフにとっては、定期的に派遣先にフォローに訪れる営業よりもコーディネーターだからこそ相談できることもあります。

どうしても派遣登録面談とマッチングに追われがちですが、就業していただいている派遣スタッフの立場になって考え、きめ細かくフォローしていくことが定着率UPに繋がります。

「人材コーディネーター」が自分に向いているか診断するにはこちら →

派遣スタッフ登録面談の4つの業務

予約受付

電話やメールで予約受付をして、専用システムに入力します。

希望職種や簡単な職歴もヒアリングします。

派遣登録面談

派遣会社によっては、人材コーディネーターアシスタントが登録情報の入力やスキルチェックの案内を行い、登録面談のみを人材コーディネーターがする場合もありますし、一連の流れ全てを人材コーディネーターが担当する場合もあります。

私が勤務した会社では後者が多かったです。

面談は面接のように堅い雰囲気ではなく、できるだけリラックスして話せるような雰囲気を作りながら進めていきます。

登録情報の中でも職歴については入念にヒアリングしていきます。

お仕事を紹介する際に、これまでどんな会社でどういう仕事を担当してきたのかがとても重要になるからです。

入力してもらった職歴が簡潔すぎる場合、「こんな業務も担当していませんでしたか?」「何名で業務を担当していましたか?」というように問いかけをして、実際に働いていた姿が想像できるような職歴に仕上げていきます。

また、スキルチェックの結果は、入力してもらった職歴の経験に見合った結果となっているか確認します。

「エクセルで表を作れます!」と言っていても、「すでに出来上がったフォーマットに入力していただけ」ということもよくあるからです。

希望職種をヒアリングして明らかにパソコンスキルが足りない場合は、スキルアップが必要な旨をお伝えします。

お仕事紹介

希望する求人があって登録に来ている場合は、その求人の詳細をご案内します。

希望する条件と相違がないかを確認してエントリー希望の意思確認を行います。

特に希望する求人がない場合でも、現在ある求人の中から興味を持ってもらえそうな求人をいくつかご案内します。

データベースへ登録情報の入力

職歴の追加情報や面談後の評価などをデータベースに入力します。

他の誰が見てもどんなスタッフなのか具体的にイメージできることを心がけて入力します。

マッチングの4つの業務

求人内容の確認

不足している情報があれば担当営業に確認します。

登録スタッフへお仕事の紹介

基本的には電話でお仕事紹介をします。

一方的に仕事内容を説明するのではなく、登録スタッフの反応も聞きながら丁寧にご案内していきます。

スキルシート作成

エントリー希望のスタッフが出そろったところで営業担当と打ち合わせをして、候補者を1名に絞ります。

候補者が決まったら、クライアントに紹介するためのスキルシートを作成します。

スキルシートを作成するにあたって不足している情報があれば、細かくヒアリングします。

必要に応じてスキルチェックのために来社してもらうこともあります。

職場見学事前対策

派遣就業の場合、派遣先で就業していただく前に職場見学を行うのが一般的です。

派遣スタッフの適性を見て、ぶっつけ本番だと緊張してしまいそうな人には事前に職場見学対策を行います。

自分のこれまでの職歴をスムーズに話せるようレクチャーしたり、緊張して表情が硬くなってしまわないようアドバイスします。

スタッフフォローの3つの業務

電話フォロー

基本的には電話でフォローすることが多いです。

お仕事は順調にこなせているか、困っていることはないかを定期的にヒアリングします。

メールフォロー

就業中のスタッフはどうしても夕方以降にならないと電話が繋がらないので、メールでフォローすることもあります。

来社フォロー

派遣スタッフから何か相談の申し出があったり、そうではなくても対面で話した方がよさそうな場合は、来社していただきフォローすることもあります。

人材コーディネーターの仕事の良いところ

やりがいを感じるポイント

人材コーディネーターの仕事についてイメージできたでしょうか。

次に、私が仕事を通して感じたやりがいをお伝えします。

職探しのお手伝いができる

何よりもこれが一番です。

「やりたい仕事がある」「スキルアップしたい」と思っている派遣スタッフの力になれること、これ以上に嬉しいことはありません。

コミュニケーション能力・折衝能力がアップする

他の業種と比べると日々多くの人と接することになるのでコミュニケーション能力が鍛えられます。

また、日々のマッチングでは、派遣スタッフに興味を持ってもらうような話力が必要になります。

この求人をどう伝えると魅力的に感じてもらえるかを考え、それが派遣スタッフに響いたときはやりがいを感じる瞬間です。

面白いポイント

人材派遣業界独特の面白さをお伝えいたします。

様々な業種・職種について知ることができる

派遣スタッフに紹介する求人は毎回業種・職種が様々です。

また、派遣登録に来るスタッフが経験してきた業種・職種も様々です。

ですので、仕事を通して多くの業種・職種を知ることができます。

毎日多くの人と接することができる

色々なタイプの人と接するので、毎日刺激を受けながら仕事ができます。

求人が100件あれば、マッチングの仕方も100通りある

人材派遣業は人と人を繋ぐ仕事なので、決まった成功パターンがありません。

求人が100件あればマッチングの仕方も100通りと変化があるので、飽きることがありません。

「人材コーディネーター」が自分に向いているか診断するにはこちら →

まとめ

以上、人材コーディネーターの仕事についてまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか。

人材コーディネーターは、意外とタフな仕事です。

だからこそやりがいもあります。

人の役に立ちたい思いが強い方、コミュニケーション能力に磨きをかけたい方に向いているお仕事です。

これを機会に、ぜひ人材コーディネーターにチャレンジしてみてください。

「人材コーディネーター」が自分に向いているか診断するにはこちら →