人材派遣というと、派遣スタッフの仕事内容が注視されますが、派遣会社に努めるスタッフは実際は何をしているのか?

その仕事を業務ごとに詳しく説明します。

経験者ならではの視点でお教えします。

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人材派遣会社の仕事は大きく4個の役割に分けられる

マッチング

コーディネーターと呼ばれる人が、企業からの依頼により求められる人材を、適正かつ的確に探してマッチングし、紹介する業務です。

登録されている人材から選出するのですが、このマッチングが正しいかどうかは実際に企業に派遣されて仕事をしないと結果として判明しません。

1か月後のクライアント評価で真意が問われます。

営業

営業は、対企業と対派遣登録者とあります。

企業への営業は、新規顧客開拓の為、飛込みとアポントがあります。

派遣登録者への営業は、基本は広告媒体(小冊子、Web等)により募集します。

優秀な人材を確保することが、派遣会社の看板となり、信頼に繋がるといっても過言ではありません。

ルートセールス

既に派遣されているスタッフのフォローや、既契約の企業に対し、スタッフの増員等の提案をする仕事です。

事務

一般の会社同様に、総務・人事・経理といった事務系の業務もあります。

派遣スタッフ登録者の管理も人数が多いので、データ管理をしかっりとしたセキュリティの元におこなわなければいけません。

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マッチングの2個の業務

登録スタッフとの折衝

マッチングする上で登録スタッフのデータを確認し、クライアント(依頼企業)に見合う人材なのかどうかを判断しなければいけません。

また、初めての現場なのか、数回目なのかでも大きく変わってきますので、慎重かつ確実なマッチングが必要とされます。

絞り込んだ後は、実際に登録スタッフへ連絡をし、派遣する企業の詳細や条件を提示し、納得していただかなくてはいけません。

折衝能力も問われます。

クライアント(依頼企業)への打診

マッチングが終わり、スタッフも了承したら、クライアントへスタッフのスキルや経験を報告し、このスタッフで良いか打診します。

ほとんどの企業はそのスタッフとの面接をおこないます。

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営業の4個の業務

アポイント確認~訪問

本日のアポイントの確認をし、営業資料の準備をします。

今日の企業へは何をどのように提案するのか?

現在までの状況や、その企業の何が人材不足なのか?

資料とトーク内容を自分なりにまとめます。

電話アポイント

企業リストから電話アポイントを行います。

時間帯や担当者の在席等で大きく左右する電話アポですが、単純作業なので根気とモチベーションを上げていかないと挫けやすいです。

1回の電話ではなかなかアポイントは取れません。

架電済みの企業にはABCランクを付け、2度、3度連絡をしてアポイントまで漕ぎつけます。

飛込み

昔ながらの飛込み営業(やみくもに数を当たる)もありますが、企業がある程度繁栄しているかどうかを調べてから飛込む方法もあります。

もちろん、NOアポですから玄関払いもありますので、時間帯を変えて数回アタックしなければなりません。

飛込み営業はメンタルとの闘いとなります。

99%が断りですので、強い気持ちと高いモチベーションと覚悟を持って挑まなければいけません。

また、提案できなかったが、名刺交換のみできた担当者へは必ず御礼のメールをし、次への繋がりへ数パーセントの望みも忘れません。

広告媒体作成

広告媒体作成のメインは、事務方の業務となりますが、営業面の訴求が必要なので、企画会議や作成の部分でも携わります。

営業からの要望を取り入れないとただの宣伝的な媒体になってしまうので、営業的訴求は必要となります。

ルートセールスの2個の業務

訪問企業の確認

本日の訪問企業(既契約)と、提案内容を確認します。

既に派遣されているスタッフの状況や、増員の提案をする為に準備をします。

クライアントとの折衝力も問われますので、事前の準備とチームワークも必要となります。

派遣済みスタッフのフォロー

訪問した際には、必ず派遣スタッフとの面談もおこないます。

現状の業務遂行状況や、メンタル面、不満に思うこと等をヒアリングします。

特にクライアントとの温度差や自己評価の高いスタッフもいるので、上手く隙間を埋めていかなければいけません。

事務の2個の業務

派遣スタッフの管理

新規の派遣スタッフのデータ管理(打込み等)をおこないますが、個人情報なので厳重なセキュリティの元、漏洩しないよう保管します。

総務・経理・人事の業務

一般企業と同様に、総務・経理・人事の業務はあります。

各課でその業務を遂行します。

BPO事業との仕事内容の違い

人材派遣と類似するものでBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)事業があります。

違いというのは、BPO事業の場合、企業の専門業務(総務、経理、人事等)そのもの全てを外部委託することです。

その業務全てなので、固定費で済むことがメリットとなります。

人材派遣会社のやりがいや面白いポイントとは?

やりがいを感じるポイント

派遣スタッフの評価は、クライアント判断となりますので、派遣スタッフ個人の評価とマッチングしたコーディネーターの評価もそこで決まります。

自分の評価が数字となってキッチリ挙がってくるので、やればやるだけの評価と対価があるので、やりがいを感じると思います。

面白いポイント

派遣会社によりますが、スタッフの評価方法に、360度評価というものを導入している会社もあります。

クライアント、同僚、部下、上司、自分の関わる人全てに評価を委ねます。

賛否はありますが、結果を見ると非常に面白いと思います。

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人材派遣会社の仕事はこんな人にはおすすめ!

コミュニケーション能力が高い人

マッチング、営業、ルートセールの全ての人に共通なのが、コミュニケーションです。

クライアント企業との折衝や、派遣スタッフとの折衝は毎日のようにありますし、マッチングでは、派遣スタッフへ企業の魅力とその気にさせる話術も必要となります。

また、クライアント企業への担当者へは、弊社の魅力や派遣スタッフを利用する価値、スタッフの増員の意義等を巧みな話術で訴求しなければいけません。

経験者

やはり業界の経験者は強いと思います。

人材派遣業界は会社ごとに大きな変わりはありません。

同業での経験はマッチングや営業でも、その経験年数が長ければ長いほどコツなども持っている可能性もあります。

明るく元気な人

やはりいつも明るくて元気のある人は、好感度が違います。

もちろん仕事の能力も高くなくてはいけませんが、大前提として人間性も良くなくてはいけません。

挨拶や話し方、身だしなみといった基本的なこともできる人であれば、マッチングやクライアトとの折衝でも先方に好印象を与えることは間違いありません。

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まとめ

派遣会社業界も、時代の変化や企業のあり方により、少しづつ変動も見受けられます。

需要は増えていますが、コストの問題もあり、ロボットやAIの導入による弊害も出てきています。

派遣スタッフの質や専門的なスキルの向上等、見直すべき点もあります。

今こそ派遣業界で自分の可能性を試してみて下さい。

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