看護師の仕事内容についての写真

看護師の免許を取得して、さあ実際に看護師として仕事をしようという時に「どんな業務をするんだろう」「自分はどこに配属されるのだろう」と期待と半面に不安は大きいでしょう。

もちろん配属場所は多々あります。

内科や外科、呼吸器科、内分泌科、循環器科たくさんの専門科に分かれているのが「病院」です。

ですが、大まかに看護師の仕事を分けると、5つに分類する事が出来ます。

ここでは、実際その5つの分類に分けた時どのような業務を行うのかをご紹介します。

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看護師の仕事は大きく5個の種類がある

病棟看護師

病棟看護師

一般的に一番「看護師」として思い浮かぶのは病棟の看護師ではないでしょうか。

実際に病棟の看護師が働く上で一番人数が多いです。

患者さんの数は外来の方が圧倒的に多いですが、何故病棟の看護師の方が多いのかと言うと、「日勤」だけではなく「夜勤」に看護師も必要だからです。

「入院する」と言う事は「24時間態勢の看護が必要」と医師が判断した為です。

点滴やリハビリ・手術等たくさんの医療の提供が必要な患者さんなのです。

看護師といっても、病棟の看護師は介護や日常生活の援助も含まれます。

24時間病院にいる事は、自分が日常的に行っている事を患者さんは病院で行うという事です。

食事や洗濯・入浴・排泄に至るまで看護師が管理する事になります。

もちろん看護師に管理されるなんて普通の生活では考えられないし、嫌ですよね。

そこは、病院という特殊な所だからこそ出来る事です。

看護師は「業務の一環だから当たり前」「入院しているのだから看護師に管理されて当たり前」ではないのです。

患者さんからしてみれば、治療するだけでも日常生活と全く違う生活を送らなければいけないわけですから、相当のストレスがあります。

身体の管理はもちろん治療の一環ですが、患者さんはそこまでの勉強をしているわけではありませんから、身体の管理は「治療以外のストレス」と感じるでしょう。

看護師は出来るだけ、患者さんにストレスを感じないように身体の管理をする事が望まれます。

患者さんの気持ちに寄り添い、気を配る事が大切です。

外来看護師

外来の看護師の業務は患者さんの看護以外に「医師の診療の補助」が大きな業務になります。

医師はカルテを見ながら患者さんの状態を把握した後、患者さんの訴えを聞いて病名を判断します。

もちろんその為の検査にレントゲンや血液検査も行います。

レントゲン等の画像検査は、レントゲン技師が行いますが、血液検査は看護師の業務になります。

規模の大きい病院になると検査技師がいたりしますが、患者さんが多かったり、検査が多く混んでいたりすると、看護師が応援として検査技師業務をする事もあります。

外来看護師の業務は医師がスムーズに診断が出来るように補助する事と、同時に点滴や処置等の業務をしていかなければなりません。

病院の規模にもよりますが、処置室だけを担当する看護師と診察室だけを担当する看護師と分かれていれば、業務はスムーズに行く事が多いですが、クリニックや診療所になると、看護師が診察の補助も処置も検査も担当する事が多いです。

どんな業務がどのように行われているか、求人の誌面や面接で確認しておきましょう。

手術室看護師

手術室で働く看護師

手術室担当の看護師は、他の病棟看護師や、外来看護師と業務内容が全く異なってきます。

患者さんも状態の把握はもちろんですが、どのような手術をするのか、どのような順序で手術をするのがを把握する事から始まります。

機械出しや、手術そのものを担当する看護師もいれば、手術に必要な医療服や機械の滅菌を担当する看護師もいます。

手術室担当の看護師の難しい所は「患者さんの状態を把握する時間が短い」という事です。

もちろん、病棟担当の看護師が一緒に手術に入りますが、手術室担当の看護師は、病棟担当の看護師と違ってカルテでの情報収集が主です。

病棟担当の看護師は事前に長い時間をかけて患者さんの体の状態を把握する時間もありますし、心の状態を観察する事も出来ます。

もちろん手術担当の看護師が全く手術前に患者さんと接する時間が無いわけではありませんが、病棟担当看護師と比較すると短い時間になるので、看護師間でも情報のやり取りが出来るように心掛けましょう。

また、機材の準備も担当する医師に応じて準備する事もあります。

手術に使う道具はほとんど同じですが、ここで注意する事は「滅菌手袋のサイズ」です。

医師もみんな男性と言うわけではありませんし、男性でも手のサイズは個人個人で違います。

「手袋なんてMかLでしょう」「適当に両方準備しとけば良いんじゃないか」と思うでしょうが、医療用の滅菌手袋のサイズは0.5ミリ単位で準備されています。

医師の手にぴったりのサイズを準備しないと、手術中の医療ミスに繋がります。

軽く想像が出来る範囲ですと「滑る」んです。

手術中はどんな手術であれ、血を流します。

人の血はぬるぬるしていますよね。

手と手袋の間に隙間があると、滑りやすくなります。

手術をしながら滑りやすいなんて恐ろしいですよね。

その為手袋のサイズは執刀する医師に事前に確認しておく事が大切です。

ICU看護師

ICU病棟の看護師は普通の病棟看護師と違ってものすごい観察力が必要となってきます。

ICUとは「救命・生命維持装置を備え、機器により患者さんの状態を常時監視できる特別な病室・集中治療室」の事です。

ここで見てほしい事は「観察」ではなく「監視する」と言う事です。

病棟看護師は患者さんの状態を観察して、患者さんが日常生活を円滑に過ごしながら治療する所ですが、集中治療室では、患者さんの日常生活はほとんど考慮されません。

命を救う治療のみを行います。

分かりやすく例えると、血圧が低く、体を動かしただけで心臓の動きに以上が出る患者さんだとすると、エアマットを使用しほとんど体を動かす事はありません。

点滴や尿を管理する留置バルーンや心臓の動きを管理するモニター等患者さんの体の状態を「数値化」して管理します。

ただし、数値だけ見れば良いわけではありません。

表情や手や足の動き、意識の状態・顔色や手先の色など、患者さんの細かい体の状態を見る事が求められます。

訪問看護師

訪問看護師は、病院で患者さんの方を観察するのではなく、患者さんの自宅で看護を行います。

ここで注意する事は「訪問看護では医師がいない」という事です。

ここが病棟の看護師と唯一違う所です。

看護自体は業務はほとんど同じですが、病棟の看護師は自分で看護業務を行いますが、自宅では看護師が看護業務を行う時間が限られています。

そこで、重傷の先天性の疾患を持っている患者さんだと、看護師がいない間は家族が医療行為を行います。

もちろん看護師が家族でない限り難しい医療行為は出来ませんが、吸引や尿の廃棄等は家族で行えます。

吸引に関しては、直接命に関わる重大な事です。

自分の痰などで窒息する恐れもある為、救急車をよんでも間にあわない事が多いのです。

その為「家族に医療行為の指導」を行います。

指導は簡単なようでとても難しいのです。

なにせ家族は医療知識が全くと言っていいほど無いのです。

看護師が新人看護師に指導するのとはわけが違います。

手順から医療行為の必要性まで説明する事が大切です。

面倒だからと医療行為の必要性の説明を省いてしまうと、家族は知識が無い為「今日はしなくてもいいかな」と思う人もいます。

毎日医療行為を必要とする患者さんの家族には、時間をかけて説明しましょう。

これも大切な訪問看護師の仕事です。

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病棟看護師の6個の業務

看護師の求人の中で一番多いのは「病棟看護師」です。

病棟の看護師でも集中治療室等の求人はほとんどありません。

ここでの病棟看護師の求人は「一般病棟の看護師」の求人内容です。

一般病棟での看護師の業務は何をするのか、どこまで看護師の業務に含まれるのか疑問になる人も多いでしょう。

もちろん病院によって看護業務は変わってきますが、ここでは基本的に看護師が行う業務についてご紹介します。

検温

検温とは、体温を測るだけではありません。

ここでの検温とは「バイタルサイン」の事を指します。

バイタルサインとは「体温・呼吸・体内酸素供給量・脈拍・血圧」の事を指します。

患者さんの状態にもよりますが、1日に2回以上のバイタルサインチェックが必要となる事もあります。

そして、バイタルサインのチェックはもちろん図るだけではありません。

患者さんの表情・今の状態・治療の進行状態の把握もバイタルサインチェックの内容に入ります。

そして、このバイタルサインのチェックで得た患者さんの情報は「看護師間で共有する情報」です。

自分一人の情報では無い為、記録にも気を配りましょう。

最近の病院ではパソコンで入力する事が当たり前になってきていますが、小規模病院やクリニックではまだまだカルテに記入する所も多いです。

カルテに直接記入する場合、他の看護師にも伝わりやすい「字」で記入しましょう。

専門用語を使用し簡潔明瞭に記入する事が大切です。

いくら詳しく情報を得ようと他の人が読めなければ意味が無いのです。

パソコンに記入する際は記入する字は気にしなくて良いのですが、カルテ記入でもパソコンで記入する場合でも「他の看護師に分かりやすい表現で記入」する事が求められます。

入浴などの身体的ケア

入院するということ自体患者さんにとってストレスになります。

一番のストレスは「体の清潔が保てない」という事です。

自宅での生活では、夜に入浴し歯を磨き就寝するという当たり前の事が、病院では難しくなります。

入浴だけでも毎日出来る病院と週3回だけという病院とあります。

病状によっては入浴そのものが出来ない場合もあります。

そこで、看護師の業務の中に身体の清潔保持があります。

身体の清潔は入浴だけではありません。

入浴が出来ない場合は体を拭いたり、髪だけ洗う洗髪の業務もあります。

病院によっては看護助手が行う事もありますが、看護助手は看護師ではない為、自分の患者さんが毎日体を拭いているのか、髪を洗ったのはいつか等、自分が業務をしない場合でも身体の清潔についての「把握」をしておきましょう。

また、身体の清潔は清拭や入浴だけではなく、高齢者や認知症を患っている患者さんでは、爪切りや口腔ケア・オムツ交換の作業も看護業務の一環に含まれます。

オムツ交換に対しては新人看護師が多いですが、抵抗がある看護師もいます。

しかし排泄状態も看護師として必要な情報になります。

便がいきなり黒くなったり・緑になる事もありますし、尿は1日でなくなる事もあります。

排泄についても管理し状態を把握する事は大切な事です。

口腔ケアに関しても、看護師になるまで、人の入れ歯を触った事が無い看護ももちろんいます。

口腔ケアはちょっとした事ですが、口の中はたくさんの細菌がいます。

肺炎や抵抗力が弱くなっている患者さんにとって口腔ケアは大切な事です。

自分に置き換えて考えてみても1日歯磨きをしないだけで口の中は嫌な気持ち悪さがありますよね。

もちろん患者さんも同じです。

患者さんの気持ちによりそえるように、自分に置き換えて考えてみましょう。

点滴や飲み薬の管理

病棟看護師の一番専門性の高い業務になるでしょう。

点滴や薬の管理は、もちろん1人で管理するわけではありません。

その日の遅出や早出や夜勤帯でも管理します。

つまり、病棟の看護師になると誰しもがすぐに管理するという事です。

点滴や薬はまず、自分の担当患者さんのものを準備します。

まずここで間違ってしまうと、次の看護師全員が間違ってしまいます。

自分の担当患者さんの薬や点滴はカルテを見ながらしっかり確認しましょう。

また、薬や点滴は自分の担当患者さんだけ管理すれば良いわけではありません。

救急病棟や高齢者が多い病棟では、点滴だけでもかなりの量になります。

事前に点滴は準備されている事が多いですが、点滴作成中は再度確認をしながら行いましょう。

点滴は薬剤が直接体内の血管の中に入ります。

これは「間違えると直接命に関わる重篤な状態になる」と言う事です。

その為点滴の確認は複数名の看護師によって行われます。

また内服薬ももちろん同じです。

内服薬と点滴との違いは「効果が出る時間が違う」という事です。

点滴は直接血管内に入る為効果がすぐに顕われます。

内服薬は自分の口から摂取して胃の中で消化する時間がありますので、点滴と比べてすぐには効果が顕われません。

その為、もし内服薬を間違って飲んでしまっても「胃洗浄」の最終手段があります。

点滴でも間違った際の対処療法はありますがほとんどは役に立ちません。

薬剤と病気によってはそのまま命を落としかねません。

点滴の管理や薬の管理は簡単なようでとても難しく、専門性が高いのです。

時間がかかってしまっても、患者さんの為・自分の為に点滴や薬を扱う際はしっかりと確認しましょう。

検査や診察への誘導や患者さんへの必要事項の説明

検査診察は病棟の患者さんにももちろんあります。

診察よりも検査のほうが比較的多いでしょう。

すぐに行える検査ならばその日に対応出来る為、患者さんへの説明もすぐに行えます。

入院中の検査は病気や怪我でも検査項目は異なりますが、説明が大切となる検査は「大腸検査」や「胃カメラ」の検査です。

この検査はほとんどの病院で予約制である為、事前の検査説明がうまく出来ていないと検査自体が出来なくなる事もあります。

この検査は半日ほどの「絶食」の元に行われる検査だからです。

検査の説明が出来ていないと検査当日に朝ご飯を食べてきてします患者さんがいます。

そうなると予約していた検査が出来なくなるのです。

そして、検査の説明だけではなく、現在患者さんが飲んでいる薬を把握し、当日飲んでも良い薬を指示する事も大切です。

これは例えて考えると、近年増加傾向にある「糖尿病」の患者さんを思い浮かべると良いでしょう。

高脂血症やビタミン剤などは1日摂取しなくても特に体に変化はありませんが、糖尿病の薬は血糖を抑える為に摂取しています。

検査の為に絶食して、糖尿病の薬まで飲んでしまうと、低血糖状態になり重篤な糖尿病患者さんだとそのまま意識不明になってしまう事もあります。

その為、検査の説明は検査の内容だけではなく、その患者さんが飲んでいる薬を把握しながら説明する事はとても大切です。

食事の配膳

食事の配膳と聞くと「出来た食事を配るだけなら簡単」と言うイメージがあるのではないでしょうか。

ですがそうではありません。

病院の食事は病気や内服薬に応じて1人1人違います。

食事の形態ももちろん違います。

高齢者の患者さんや喉の病気にかかっている患者さんだと流動食や刻み食の人も多いです。

また透析治療を必要とする患者さんは水分制限がかかっている人もいます。

透析治療を必要とする患者さんに普通食の食事を配膳してしまうと最悪の場合心不全を起こす事もあります。

また、血液凝固剤を服用している人が納豆などのビタミンKを多く含むものを摂取してしまうと、血液がさらさらになりすぎてしまってしらない間に出血多量になってしまう事もあります。

「食事の配膳」は簡単なようで配慮が必要な業務にあたります。

患者さんやご家族とのコミュニケーション

患者さんは入院治療が必要と言われた時から、かなりのストレスがかかります。

それに加えてコミュニケーションがうまく出来ないと相当なストレスを感じてしまいます。

歳が若い患者さんは自分で対処したり出来ますが、近年高齢者が増えている中、高齢者の入院患者さんは多くなっていますよね。

高齢者が感じるストレスは治療が必要な病気以外の疾患を呼びこみます。

代表的なものに「認知症」があります。

入院した当時は自分で薬の管理も出来ていて、トイレにも行けていた患者さんが、ほんの2週間で自分の名前も忘れてしまい、最終的には病気の治療は済んでも認知症の治療で高齢者施設に入所する事もあります。

患者さんの気持ちに寄り添い会話する事で患者さんのストレスを解消出来る様に心掛けましょう。

外来看護師の4個の業務

外来の患者さんは主に歩ける人や自分で病状を説明出来る人は多いですが、救急車で来る人や小児の患者さんとなると親が冷静でない事もあります。

患者さんの対応と治療を両立させながら診療の補助を行う事が外来看護師の主な仕事です。

ここではどのような看護の仕事があるのかご紹介します。

問診

問診は本来医師が行うものですが、医師が診察を行う前に、大まかな症状を聞いておく事と医師の診療がスムーズになります。

また、症状によっては診察の前に検査に回し、患者さんの負担を少なくする事が出来ます。

また、患者さんは内科と思って診療に来ていても実際は呼吸器科だったり内分泌科だったりと看護師が専門知識で判断する事も出来ます。

インフルエンザや流行性のノロウイルスの場合も他の患者さんに感染する前に早めに隔離する事が出来ます。

診察補助

医師の診察の補助は、外来看護師の一番多い仕事です。

医師の診察では細々な作業があります。

一般内科では血圧を測ったり、腹部の症状なら医師が腹部を見やすいように、服を上げて足を曲げておくと医師が直ぐに診察する事が出来ます。

整形外科になると、レントゲンの他に打鍵器の準備をしたり診察項目で違った診察があります。

医師の診察の補助がうまく行くと、診察自体がスムーズに行きます。

外来の患者さん全体の負担を減らす事が出来ます。

採血

採血は医師の指示のもとに行います。

大規模病院では採血担当の看護師もいる病院もあります。

採血時に注意する事は、医師が出す検査項目と自分が採血した血液を入れるスピッツが同じかどうかです。

検査項目に応じてたくさんの種類のスピッツがあります。

ここで間違ってしまうと検査自体が出来なくなってしまいます。

患者さんの名前と検査項目が間違っていないか確認する事は大切です。

また、血液は一番感染率の高い感染源です。

手袋をしていても血液のついた針を手に刺してしまっては元も子もありません。

採血をする際は慌てず、1つ1つ確認しながら、自分の事も守りながら検査していきましょう。

カルテ管理

外来の患者さんは病棟と比べ、患者さんの数が違います。

大規模病院となると1日500人程の患者さんがきます。

患者さんのカルテは重要な個人情報です。

たくさんの個人情報が詰まっているカルテは1度発行したら5年の保存期間があります。

亡くなった患者さんでも、3年以上カルテ保存が義務づけられる程、カルテは重要なものです。

ほとんど診療が終わったら事務に渡しますが、事務から診察室に出されてから、再度事務に戻るまで管理するのは医師ではなく「看護師」です。

検査室に回したり、レントゲン室に回すのも看護師です。

どの患者さんのカルテがどこにあるのかしっかり把握しましょう。

手術室看護師の4個の業務

手術室は病棟や外来とは全く違う看護業務があります。

患者さんの状態を把握する事は変わりありませんが、その他に手術室で行う専門業務についてご説明します。

患者さんへの術前説明

手術室看護師の一番大切な業務は患者さんへの事前説明です。

手術中は医師が患者さんと会話しながら行う事もありますが、全身麻酔となると、患者さんと直接長く会話出来るのは、この時だけになります。

そして事前説明がうまく行えてないと患者さんは手術自体に不安が生まれてしまいます。

患者さん自体がどのような病状で、どのような手術を行い、どんな手順で行うのかしっかり説明を行いましょう。

この時、医師にどこまで説明を行って良いのか事前に相談していく事も大切です。

手術室の準備

手術室は常に滅菌状態にしておかなければなりません。

手術に必要な器具を滅菌し準備す事が大切です。

「滅菌」と「消毒」は違います。

滅菌は約2時間程かかります。

手術中に器具が足りない事は絶対にしてはならない事です。

今回行う手術に何が必要なのか把握し、余分に器具を準備しておきましょう。

手術中はどんなトラブルが起きるか分かりません。

救命に使う器具も準備すると良いでしょう。

手術介助

手術には「間接看護」と「直接看護」があります。

直接看護は患者さんに直接アプローチする看護です。

間接看護は患者さんの状態を5分毎に把握し、医師に報告する看護です。

間接看護は、モニターを通して血圧や脈拍を管理する事になります。

患者さんは手術中普段は使用しない強い麻酔を使います。

その為急変等が起こる事もあります。

その前兆を見極め、医師に素早く報告する事が間接看護の業務になります。

直接患者さんに接さない看護でも、重要な看護業務になります。

器械出し

器械出しは「直接看護」の業務になります。

医師に指示のもと、医師が手を出す時に使う器具を渡す業務です。

簡単なように思えて、次に使う器具を把握し準備しておかなければならない為、手術の全容を理解し、把握しておかなければなりません。

この器械出しが遅れてしまうと、手術全体が遅れて患者さんの体に大きな負担をかけてしまいます。

事前に医師と相談する事。

手術に対しての知識を深め、理解しておく事が大切です。

ICU看護師の3個の業務

患者さんの全身管理

集中治療室に入る患者さんは命の境にいる人が多いです。

その為、患者さんの全身状態の観察はとても重要です。

ここでの全身状態の観察とは、表情から心臓の動きも排泄に至るまで、すべての事を管理します。

もちろん全ての患者さんが意識が無いわけではありません。

重篤な患者さんが自分の体の状態を受け入れられずに無理をする事もあります。

患者さんが自分の状態を受け入れるようにアプローチする事も大切です。

医療機器の操作や管理

医療器具は操作を間違えると直接命に関わる事が多いです。

強心剤を入れた点滴や、人工呼吸器の管理もあります。

この器具を管理するという事は患者さんの命を管理する事に繋がります。

操作する器械も他の家族や医療従事者ではない人が触れないように、医療用語でボタンの記載をしているものが多いです。

医療器具もメーカーによって使用用途が異なります。

一種のメーカーだけではなく、たくさんのメーカーに器具が置いてある所が多いですので、各種器具の使い方を間違わないようにしっかり確認しながら、先輩看護師にも相談しながら、慎重に行いましょう。

患者さんやご家族の心のケア

集中治療室は患者さんが皆回復するわけではありません。

もちろん突然亡くなる方もいらっしゃいます。

その場合家族への説明や心のケアは欠かせません。

ここが出来ていないと患者さんに病院自体の不信感を残す事になります。

家族が亡くなる事はなかなか受け入れる事は出来ません。

家族が泣きたい時はしっかり泣いて頂きましょう。

落ち着いてからでも説明は出来ます。

看護業務も大切ですが、患者さんの家族への配慮も立派な看護業務の一つとして理解しましょう。

看護師の仕事の良いところ

やりがいを感じるポイント

看護師として働く事は、業務が難しく、専門性が大きく、人の死にも関わる仕事で、もちろん嫌な事もたくさんありますが、とてもやりがいのある仕事です。

ここで一つ経験からご紹介します。

人との信頼関係が出来る

看護師として働いていると、患者さんとの信頼関係が築けます。

他の仕事をしていると他人の人生にこんなに関わる事はさほどありません。

自分が人として人の役に立っているという経験が毎日出来る仕事はなかなかありません。

他人との信頼関係が毎日築ける事は、自分の人生を何倍も豊かにしてくれます。

人に感謝される

看護はもちろん仕事で行っていますが、私が19歳の時に担当患者さんが亡くなりました。

新人でまともな看護も出来ていなかったように感じます。

良く先輩看護師に相談しながら看護をしていました。

そんな中、成人式が終わったら着物姿を見せにくるから、それまでしっかり生きていてね。

と約束をしていました。

その患者さんの孫と私が同じ年だったからです。

その患者さんは成人式の前に亡くなりましたが、病院に成人式の日にその患者さんの家族から手紙が届いていました。

「母に大変良くして頂いてありがとう。孫に介護されているようで嬉しい病院生活だった。と言っていました。成人おめでとうございます。」という内容でした。

未熟者で何も出来なかった新人看護師の私にとって、今もその手紙は宝物です。

看護師にならなければ、こんな嬉しい体験をする事はなかったでしょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

看護師になるという事は大変な専門性の高い業務を毎日行う事となりますが、他の仕事では体験できない人との繋がりが出来るでしょう。

看護師の業務は時が経ち、自分自身で体験すればするほど伸びて行きます。

また、自分の力で勉強すればするほど力になります。

たくさんの経験をし、たくさんの人と関わり自分を磨き、良い看護師になって行きましょう。

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看護師求人に関するコラム

訪問看護師とはどんな仕事?仕事内容や看護においての役割、なり方など詳しく解説します!

看護師というと、病院やクリニックなど施設で働いているイメージが強いと思いますが、看護師の働く場所は病院ばかりではありません。それは、全ての患者さんが入院している訳ではないからです。病気や障害を抱えながら、自宅で生活している患者さんもたくさんいます。そんな地域にいる患者さんの元に出向いて看護をするのが訪問看護師です。ここでは、訪問看護師の仕事内容から必要な経験、なり方までまるっとご紹介いたします。訪問看護師とはどんな仕事?訪問看護とは地域で生活している、看護が必要な人のところに出向いて看護をするお仕事です。ここでいう地域とは、自宅やグループホームなど、病院などの施設以外を指します。現在、国の方針

小児科看護師の仕事内容7個の業務。経験者が教えます!

小児科には0歳~15歳の子ども達が受診する病院です。受診される患者さんは、産まれたばかりの赤ちゃん(乳児)、小さな子ども(幼児)、また小学生~高校生(青年期・思春期)の子ども達がメインとなります。子ども好きな人にとっては憧れる診療科のひとつでもありますよね。可愛い子ども達と関わることができる診療科という以外にも看護師としてさまざまな経験できる診療科でもあるのです。小児科外来の看護師として働いた経験を元に、仕事内容ややりがいについて今回お話をしていきたいと思います。小児科看護師の仕事は大きく4個の役割に分けられる小児科での看護師の役割りとはどんなことがあるのでしょうか。さまざまな役割がありますが

看護師のチームワークを強化するためにやるべき4つのこと

看護師として働いているとチームワークについて考える機会はとても多いです。患者さんの治療を行う上ではチーム医療というのはとても重要視されています。なぜそんなにチームワークが大切なのでしょうか?医療現場では様々な職種が連携し、業務を行っています。看護師だけでなく医師、看護師、薬剤師、栄養士、事務、作業療法士、理学療法、看護助手など多くの人が関わっています。このような環境で質の高い看護や治療を行うためにはチームワークは必須なのです。今回はチームワークの重要性とそこから得ることができるもの、またチームワークが不十分であるがために起こりやすいことについてもお話をしていきたいと思います。看護師の仕事ってど

看護師で稼ぎたい!稼ぐのにオススメな働き方や勤務場所などをご紹介

看護師として働いていて、こんなに働いているのに給料と労働力が見合っていないと感じることありますよね。国立病院などで働いていると給与は良いと思います。しかし、総合病院などは忙しいわりに給料が見合っていないと感じている看護師は少なくありません。では、どうやったら看護師の資格を活かして稼ぐことができるのでしょうか?今回は看護師の資格や経験を活かして稼ぐことができる方法についてお話していきたいと思います。どのような場所で働くと高収入を得ることができるのか?看護師として働きながら副業を行うにはどのようなことができるのか?このような内容についてお話していきたいと思います。看護師の仕事で稼ぐにはどうすればい

看護師が苦労する7つのこと。経験者が紹介します!

看護師とイメージすると色々なイメージがありますよね。優しい印象、やりがいがある印象、人のためになる仕事など好感を持つイメージも多いです。また、それとは反対に危険、大変、体力的にも辛いなどマイナスな印象もあります。私も実際に自分の職業を話す機会があると、「看護師さんなんだ!大変だね」とほぼ9割近くの人に言われます。一般的なイメージからも看護師と聞くと大変な仕事という印象があるようですね。今回は看護師ならではの苦労した話についてご紹介します。一言に大変な仕事と言ってもどんな苦労があるかはなかなか体験してみないと実感できませんよね。イメージできる具体的な場面やその苦労の乗り越え方について私なりに分か