正規雇用・非正規雇用各方面から新聞社の給料についてお話していきたいと思います。

新聞社の給料の相場はどのくらい?

正社員で新卒入社した場合の新聞社の給料相場

新卒で入社した場合、1年目の年収は600万円前後のところが多く他の業種に比べると良いと言えると思います。

しかしこの中には、みなし残業代が含まれていることがほとんどです。

知人の大手新聞社で社内結婚のご夫婦(共に新卒採用)は、現在夫50代前半・妻40代前半で、ご夫婦合わせて年収2000万円超えとのことです。

下流工程の製作ですが残業はほぼありません。

正社員で転職した場合の新聞社の給料相場

同業他社からの転職も、最近は増えています。

管理部門での転職の場合は30歳位までであればUPする可能性がありますが、それ以降に関してはあまり期待できません。

パート・アルバイトの新聞社の給料相場

パート・アルバイトに関しては業種によりますが、DTPや編集作業といった専門的な知識を要する場合を除くと1,100円程度になるかと思います。

しかし、中央の大手新聞社はグループ企業内に派遣会社を持っており、ここからの派遣採用となることが大半で直接採用のパート・アルバイトの案件自体が少ないでしょう。

年収にも響く基本給以外のものは、どうなっているの?

賞与

メーカーなどでは円高円安に左右され年によっては賞与「0」ということもありますが、新聞社に関してそれはないようです。

昇給

ほとんどの企業で昇給はあるようです。

どの業界でもそうですが、一定の年齢を超えると昇給は少なくなるようです。

各種手当

残業手当が見込みで支給される場合が多いようです。

転勤先によっては、寒冷地手当などもあるようです。

給与が高い人は何が違うの?

一般的な部署ではそれほど差がないようです。

スキル

社内でも「論説委員」は神の域の人たちで、一目置かれているようです。

これは地方紙にも言えます。

役職

比較的順当に昇格するようです。

一度メンタル的なことで休職していても力のある上司のお眼鏡に適っていれば、再度出世街道に戻れる場合もあるようです。

勤続年数

激務でも勤続年数は長いとされているのが新聞社です。

やはり「新聞社」に勤務するということは特殊なことなのでしょう。

地域

全国紙・地方紙共にありますので、どこにいても仕事はあります。

しかし、全国紙に比べると、地方紙は学歴だけでなく地方の名士の子息なども採用されることが多く、なかなかの狭き門かもしれません。

新聞社の給料の決まり方

30歳位まで

30歳位までは、年齢の人よりもかなり良い水準で昇給をするようです。

中間管理職以降

意外と実力主義なように思えますがそうではなく、派閥に左右されることも多いと聞きます。

そういうところは、思っている以上に古い体質かもしれません。

新聞社で給料を上げるためにやるべき3個のこと

給料だけを上げたいのであれば…人脈です。

スキルアップにしても人脈があればアピールすることができますが、そうでなければ埋もれてしまいます。

いかに自分を認めてくれる人と繋がるか、これが大切なことのようです。

今の勤務先でできること

給料アップの交渉をしてみる

これははっきり言って、大手新聞社では無謀に近い行為でしょう。

どうしても給料アップをしたいのであれば残業の多い部署に異動の希望を出すしかないでしょう。

スキルアップを図る

管理部門であればこれは可能でしょう。

また編集でも語学のスキルアップをはかり、海外駐在を狙うのも一つかもしれません。

思い切って転職する

転職先の選び方1

地方紙から全国紙への転職は難しいでしょうが、全国紙から地方紙へは、Uターンをきっかけにできる可能性が高いでしょう。

転職先の選び方2

新聞のノウハウを期待するウェブ系のベンチャーへ。

新聞社でデジタル系の部署に所属していたのであれば、転職枠がかなり広がります。

製作系の場合は、転職はなかなか難しいのが実情です。

給料をアップさせるための求人の選び方

給与相場が今よりも高いところを探そう

地方紙から全国紙への転職は難しいですが、地方紙から地方紙であれば可能でしょう。

そこで多少の給与UPも望めるでしょう。

賞与や昇給制度をチェック

労働組合がある企業がほとんどですので、そのあたりはきちんと交渉されています。

しかし昇給に関しては、ある一定の年齢以上はそれほど期待できなくなると思ったほうが良いでしょう。

残業代はきちんと出る?

見込み残業はほとんど設定されています。

しかし、それを超える残業の場合はきちんと支給されます。

以前地方紙の労働組合が残業代未払いに関しての裁判を起こしましたが、結果は支払いを命じるものでした。

このこともあり、今後、サービス残業は減っていくのではないでしょうか。

交通費や福利厚生は?

大手新聞社では、会社の中にジム設備があったりシャワールームがあったりと恵まれた環境です。

24時間動いている部署があるので、その辺りは充実しているのかもしれません。

また交通費は規定はあるものの、きちんと支給されます。

雇用形態ごとに違いは出てくる?

月給や年収

雲泥の差と言って良いでしょう。

給料以外における良い点と悪い点

正社員

良い点

大手新聞社で論説委員などを経験していると、それだけで新聞社協賛の花火大会のテレビ解説を依頼されたり、系列テレビ局での解説員としてTV出演したりと、幅広い活躍のチャンスがあります。

悪い点

人事異動は定期的に行われるので避けることはできません。

また夜勤勤務のある仕事でも、女性はお子さんが一定の年齢になるまで夜勤を免除されるようですが、永遠に免除というわけではないようです。

派遣

良い点

同業他社では、経験者としてアピールするにはとても効果があるでしょう。

また、系列派遣会社であれば新聞社内で他の部署への異動も可能でしょう。

悪い点

ある意味デジタル化が遅れているので、他業種では評価されるスキルが身につくことは少ないかもしれません。

契約社員

良い点

特殊な業界で個性豊かな人たちと仕事をするのは人生においてとても刺激になるでしょう。

悪い点

ほぼ正社員になれることはないと思って良いでしょう。

アルバイト

契約社員と良い点も悪い点も一緒です。

期待せずに、自分で次の進むべき道を考えながら勤務することをおすすめします。

甘い期待は厳禁です。

まとめ

まずは新聞社で働く非正規雇用の人たちは決して甘い期待はしてはいけないということです。

いつかは正社員に・・・というのはほぼ皆無と思ってください。

新卒で入社を希望する人は、表現の自由→正当な評価という図式があるように思うかもしれませんが、そこは意外にも人脈です。

人脈が結構将来をきめることがあるので人付き合いは慎重に行うことをおすすめします。