当記事をお読みの多くの方は、占いを受けることが多くて、職業としての占い師には触れたことがほとんどないと思います。

また、占い師という職業に対しても、「霊感が無ければ就けない職業」、「なるには特別な何かが必要」といった漠然としたイメージを抱いていませんか?

確かに、霊感や特別な能力をベースにした占い師もいます。

しかし、実際には霊感や特別な能力を持っていない占い師もたくさんいますし、筆者もその1人です。

また、占い師は女性にはもちろん、意外と経営者にも需要がある職業なのです。

今回は、そんな占い師という職業の仕事内容や業務の中身といった実務的なことについてご紹介していきます。

また、筆者が経験者として感じた魅力等もご紹介していきます。

占い師の仕事内容 

占い師と一言で言っても、多様なタイプの人がいます。

手相占い師、四柱推命師、タロット占い師etc.です。

ちなみに、筆者はタロット占い師です。

また、対面鑑定をする占い師はもちろん、メール専門占い師や電話専門占い師もいます。

しかしいずれの場合も、大まかな仕事内容や流れは同じです。

ここではどんな占い師にも共通している仕事内容をご紹介していきます。

相談を受ける

ここがきちんと出来ていないと、占いは出来ないと言っても過言ではありません。

占いを受けにくるお客様は、何かしら深刻な悩みを抱えています。

なのでまず、お客様の悩みをしっかり聞いてあげることが大切です。

「1年間の運勢」、「◯ヵ月後にこんなことが起こる」という感じで未来の全体運を占うこともありますが、闇雲に未来や全体運を占えば良いってものではありません。

お客様が何を求めているのかを、相談内容から判断して占うのです。

占いをする

受けた相談を基に何を占うかを決めたら、ここからが占い師としての見せ所になります。

四柱推命、九星気学、タロット、手相等、占い師が最も得意とする方法で占っていきます。

そして結果を伝える方法も対面以外に、電話やメール、スカイプ等があります。

ちなみに、手相やタロットに関しては実際に見えていないとやりづらいので、対面やスカイプといったお客様の顔が見える手段で占うことがほとんどです。

また、メールでお客様から手相の写真を送ってもらう、もしくは展開したタロットカードの写真を送って、その後鑑定結果をお伝えするという手段もあります。

この際に、巧みな話術や文章力はそこまで必要ではありません。

あるに越したことはないですが、多少下手でも一生懸命お客様に伝えることが大切です。

ここでは、変に隠すようなことはせず、良いことも悪いことも言葉を選びながら全てお伝えします。

アドバイスをする

占いをして結果を伝えるだけで終わり、というわけではありません。

悩みを相談されている以上、解決策も導き出し、それをアドバイスとしてきちんと伝えなければなりません。

なぜなら、お客様からのご相談の大半が、「◯◯のことで悩んでいます。どうしたら良いのでしょうか?」というものだからです。

また、具体的なアドバイスができなくても、悩みを解決するための今後の方向性やヒントだけでも示してあげることが大切です。

鑑定後のアフターフォロー

これに関しては後の方で詳しく書いていきますが、ここまでが占い師の仕事の一連の流れになります。

鑑定後もお客様と定期的にコンタクトを取ることで、お客様からの信頼獲得にも繋がります。

病院には定期的にお客様が通院されますが、占い師はその逆で、占い師が定期的にお客様のところに行くというイメージです。

占い師の4個の業務(ここではメインの占いの部分にはあえて触れず、占いの前後に関する業務を紹介していきます)

予約を取る

有料占いになると、基本的には完全予約制になります。

なので電話やメール、SNS等で予約を受け付けます。

この際には、他のお客様と時間が被らないようスケジュールを管理していきます。

また、占いは30分、1時間という感じで時間毎に区切って報酬をいただくことがほとんどです。

なので延長になることも考慮して、ある程度余裕を持った時間管理も大事になってきます。

電話対応、メール対応

鑑定結果を伝える手段としてだけではなく、予約やお問い合わせでもメールや電話で対応することも多いです。

占い師も社会人なのでその際には、やはりビジネスマナーが重要になってきます。

就職活動でも採用試験前の電話やメールのやり取りで、印象がガラリと変わってくるのと同じで、ここでの対応次第で仕事の依頼のされやすさが左右します。

ちなみに筆者は電話対応は一切受け付けておらず、お問い合わせはメール、鑑定はメール、対面、スカイプで行なっています。

鑑定後のアフターフォロー

病院に行ったらすぐに病気が治るわけではないのと同じで、悩みも占いを受けたら一瞬で消えるものではありません。

かといって占い師の場合、病院のようにお客様が治るまで定期的に通院されるわけではないので、自分から定期的にお客様とコンタクトを取って経過観察する必要があります。

ただし、あまりにしつこいと返ってお客様から敬遠されますので、鑑定後は最低でも半月は空ける必要があります。

そうやって定期的にお客様の経過観察を行うことで、お客様からの信頼がより強いものになり、次の仕事へも繋がりやすくなります。

個人情報の管理

占い師はお客様の個人情報を預かる立場でもあるので、その管理をしっかりしなくてはいけません。

個人情報が下手に外部に漏れたら、お客様からの信頼も地に堕ちます。

今の時代はパソコンやスマホ等で管理するのが一般的です。

なのでセキュリティソフトをインストールする等の対策も必要になってきます。

占い師の仕事の良いところ

占い師は、筆者としては非常に良い職業だと思っています。

大手企業や公務員で段々副業解禁の動きが出てきている中で、占い師を副業としてもオススメしたいくらいです。

そんな職業としての占い師の魅力を、様々な角度からご紹介していきます。

やりがいを感じるポイント

占いの歴史は非常に長く、占い師という職業は現代に至るまで、いつの時代にも存在してきました。

これは、占い師が時代を問わず人から必要とされているということです。

筆者も実際にそれだけの価値を感じますし、占い師は非常にやりがいのある職業です。

ここでは、そんな占い師のやりがいを紹介していきます。

表情が明るくなったお客様から「ありがとう」と言ってもらえた時

この瞬間が、一番気持ちいいです。

「目の前の人の役に立てた!」と一番強く思える瞬間だからです。

占う前までは物凄く悩んでいた為に暗かったお客様の表情が明るくなるのを見ると、占ったこちらもそれにつられて笑顔になっていきます。

そして人というのは、誰かの役に立てた時に非常に幸せな気持ちになるもので、占いが終わった後に「ありがとう」と言ってもらえた瞬間は、本当に最高です。

鑑定後に、お客様から良い報告を受けた時

前の方でも少し触れたように、病院に行ったから一瞬で病気が治るわけではないのと同じで、占いを受けたから一瞬で悩みが解決するわけではありません。

なので、鑑定後も定期的にお客様と連絡を取るんですが、ある時、お客様から「あなたに占ってもらってから、こんな良いことがありました!」という報告を受けることがあります。

良いことがあるのはお客様の行動によるものだとは思うんですが、あなたのおかげだと言ってもらえるのは素直に嬉しいことです。

また、鑑定後に占いについてアンケートにご協力いただくことがあるんですが、その時に感謝の言葉が添えられると、より一層嬉しくなります。

面白いポイント

占い師という職業は、誰かの悩みをベースにするので、あまり面白おかしく語るのは不謹慎だと思われるかもしれません。

しかし、占い師が退屈そう、または暗そうにしていたら占う前からお客様を不安にさせてしまいます。

また、占い師は実際に面白い職業でもあります。

ここでは、そんな占い師の面白いポイントを紹介していきます。

いろんな人と出会え、新しい価値観や世界を知ることができる

例えば、恋愛占いは10代から30代の方に需要があるものだと思われがちです。

しかし、実際には40代以降の方から恋愛占いの依頼を受けることがあります。

また、占いに来るお客様は年齢、職業、これまでの経歴等がバラバラです。

そしてお客様1人1人の悩みをじっくり聞くことになりますので、その中でこちらにとっても勉強になることもあります。

このように、いろんな人に出会えるのはもちろん、占う度に新しい価値観や世界を知れるという魅力があります。

毎回違う展開がある

人の数だけ悩みがあるからというのはもちろんなんですが、特にタロット占いの場合いろんな違う展開に遭遇することが多いです。

と言いますのも、タロットカードには基本的な意味はあるのですが、占う悩みによって解釈が違ってくるからです。

また、カードの解釈は占い師によっても違ってくる為、本によっても書いてある内容が違ってきます。

その為、毎回違う展開に遭遇しやすいのです。

特に筆者の場合、工場や惣菜コーナーといった単純労働を経験しているので、毎回違う展開に遭遇しやすい占い師という職業に面白さを感じています。

占いの仕事につくメリット

占い師はお客様から感謝される職業でもあり、占い師側にもメリットがある、まさにウィンウィンの関係を築きやすい素敵な職業です。

ここではあまり語られることのない、占い師という職業に就くメリットについてご説明いたします。

時間や場所に縛られない

占い師も独立したら自営業者なので、営業時間や場所のことも自分で自由に決められます。

営業時間に関しては、お店のようにちゃんと決めるのも良いです。

ただし、占う時は常に健康な状態でなきゃいけないので、自分が朝型か夜型かに合わせて営業時間を決めるというのも有効です。

また、あえて決めず予約が入った時に動くというのも良いです。

場所に関しては、自宅でも良いですし、自宅とは別にサロンを設けるのも良いですし、街の喫茶店を使わせてもらうのも良いです。

喫茶店での占い、もしくは出張鑑定を行う場合は、今まで行ったことのない場所に行けるという楽しみも出てきます。

あらゆる経験が活かせる

占い師としてお客様にアドバイスをする時、本やネットに載っている机上の空論よりも、やはり経験に基づいたものの方がお客様の心に響きやすいです。

たくさん辛い経験をしてる間は、本当に嫌で死にたくなることだってあります。

でも、それだけ同じく辛い思いをしてる人の気持ちが分かるということです。

占い師としての技術がまだまだ発達途上であっても、いろんな経験を積んでおけば、より説得力と深みのあるアドバイスがしやすくなります。

まとめますと、あらゆる経験があなたの人生の糧にもなり、占い師としてお客様の為に活かせるということになります。

まとめ

ここまで、職業としての占い師の仕事や業務の内容、魅力等について紹介してきました。

よくイメージされている霊感や特別な能力をベースにした占い師もいますが、そういったものを一切持たない占い師もたくさんいます。

筆者もその1人です。

なので、占い師になるのは想像以上にハードルが低いと言っていいでしょう。

また、近年はAIによって人間の仕事が次から次へと取って替わられていっており、大企業や公務員の間でも副業解禁の動きが見られる等、世の中が激しく動いております。

しかし、どれだけ時代が動いてAIが発達してきても、人の悩みや心にアプローチする占い師という職業がAIに代替えされるリスクはほぼありません。

実際に産業革命やIT革命が起きても、占い師という職業は存続しています。

また、占いは一部のものを除けば、本やネットでやり方を調べて、最初はテキストを見ながらでも良いのでいろんな人を占っていくうちに身についていくものです。

そして仕事として始める際にも少ない資本で済むので副業として会社員をやっている間に取り組むのも良いですし、独立するためのスキルとして身につけておくのもアリです。

占い師は、いつの時代においても人から必要とされてきましたし、実際にお客様からも感謝され、時間や場所も自由に決められる素晴らしい職業です。

当記事を通じて、占い師の仕事や業務の内容をご理解いただき、少しでも魅力を感じていただけると幸いです。