病棟でもクリニックでも、最も多い診療科目が「内科」です。

たくさんの診療科目がある中で、内科はどの診療科でも必ずと言っていいほど結びつきます。

脳梗塞をした後でも、骨折の手術を行った後でも、内服治療によって継続して治療を行う事がほとんどだからです。

ここでは、内科看護師の仕事内容についてご紹介しましょう。

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内科看護師の仕事は大きく2個の役割に分けられる

外来の看護師の場合

内科の看護師の外来での1番の役割は「診察の介助」です。

外来の内科の患者さんので1番多い事は、日常的に飲んでいる薬の処方です。

その為医師が患者さんに問診をする際の血圧を測ったり、聴診の際に服を上げたりする事が、主な診療の介助になります。

また、医師の指示のもと、患者さんのカルテを検査に回したりする事もあります。

大きな病院での外来看護師はカルテを検査室に回して終ですが、小さいクリニックや診療所では、そのまま看護師が心電図を取ったりする事もあります。

採血でも小さい検査等はその病院内で行う事が多く、その検査データを回収する事も内科看護師の業務の1つとなります。

病棟の看護師の場合

病棟の内科の看護師は、内服の管理をする事と、バイタルサインや状態の観察を行う事や、点滴や注射を施行する事が主な業務になります。

内科の場合は内服や点滴の治療が主な入院患者さんの治療方針となります。

これは、内科は整形外科や脳外科に比べて、自分で様子観察ができる事です。

高血圧や高脂血症だけでなかなか入院する事はありませんよね。

これは一定の症状であれば、自宅で内服による治療が可能な為です。

一定の症状が重く、毎日の点滴や注射や、安静が必要とする病状でなければ入院加療になる事は無いでしょう。

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外来の看護師の2個の業務

点滴や注射の看護

内科の患者さんの場合は、週3程度の点滴や注射を行う事もあります。

肝臓の病気や膵臓の病気の場合はその週3程の点滴ないし注射の治療に当てはまります。

その為、外来にて点滴や注射をして帰宅する事も多いにあります。

内服の確認

医師が指示した患者さんの内服を確認する事も内科の外来の看護師の多い業務の1つとなります。

これは、内科の治療方法のほとんどが内服治療である事が関係しています。

内服治療は、1度処方されたものがずっと処方されるという事はありません。

新しい内服が追加になっていたり、今まで内服している薬の量が変わっていたりする事は多々あります。

もちろんその後、薬剤師が確認する事ではありますが、ダブルチェックをするという意味の確認と、自分が処方箋を確認する事で、もし間違いがあった時に自分が確認した時はどうだったか言う事が出来ます。

間違う事はあってはならないのですが、医療者も人間ですから、間違う事もあります。

自分の身を守る為にも確認する事は大切でしょう。

病棟の看護師の2個の業務

点滴や注射

外来でも行う事ですが、入院の内科病棟では、点滴や注射は多くなります。

しかしここで外来と違う所は、点滴の量です。

病棟の患者さんの点滴はもちろん多くなります。

看護師がこなす点滴な数が多くなるのではなく、1人の患者さんに対しての点滴の量が多くなります。

バイタルサインのチェック

内科病棟だけではありませんが毎日のバイタルチェックが欠かせなくなります。

病棟では認知症の患者さんのたくさんいらっしゃる事でしょう。

内科は患者さんの訴えが大切になっていますが、認知症の患者さんは自分の症状が分からない事もあります。

バイタルサインをチェックする事で、状態の観察を行う事が大切になります。

内科看護師の仕事の良いところ

やりがいを感じるポイント

内科の病棟では、内服の管理や点滴の管理だけをしていればいいというわけではありません。

患者さんの身の回りの事や精神状態へのアプローチも必要となります。

ここでは私が体験した事や先輩看護師から話しを受けた事から、内科の看護師の仕事のやりがいについてご紹介します。

内科病棟でのやりがい

内科病棟で実際にあった事ですが、肺炎で入院加療中の80歳代の方がいらっしゃいました。

とても寂しがり屋で、誰かに傍にいてほしいといつも言っていました。

私は自分が担当の日に出来るだけ会話師、食事の際も出来るだけ一緒に介助をしていました。

いざ退院するとなった時にいつもは認知症で顔を覚えないと言っていたその患者さんに「いつもありがとう。とても嬉しかった」と言っていただきました。

自分が出来る限りの事を看護以外で介助した事が報われたように思えました。

内科クリニックでのやりがい

内科のクリニックは全ての患者さんが診察のみで帰られます。

しかし、医師の指示通りに業務をこなすだけではなく「今日は調子いかがですか?何か体の調子で困ったことがあれば医師に伝えますよ」と診察の前に声かけを行っていました。

その際に患者さんから「そのひと言があると言いにくい事も言えるようになる。言いやすい雰囲気を作ってくれてありがとう」とおっしゃって頂きました。

あのひと言だけで患者さんの体の調子を医師に伝えやすくなるという事でやりがいを感じる事ができました。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

内科の看護師は近年増え続けていますが、業務自体はほとんど変わりはありません。

内服の介助や点滴治療の看護は毎日行われています。

自分の点滴の知識や内服薬の知識は自分が学べば学ぶ程身に就きます。

たくさんの内科の知識を得る事が出来れば、他の診療科に転科してからも看護をする上でたくさんの役に立つことでしょう。

内科の看護師はたくさんの知識とたくさんの経験で自分の看護力がぐんと向上します。

しかし自分から経験しない事はほとんど看護力に結び付く事はありません。

また内科に入院した患者さんが内科だけの病気しか持っていないという事もほとんどありません。

高齢になればなるほど、認知症や脳梗塞等の内科の他にも重篤な病気を持っていらっしゃる人がほとんどです。

そんな時にも自分の知識と経験で内科以外の症状も観察をしなければなりません。

内科の看護のやりがいを見つけ、自分の力でたくさんの患者さんを救えるようになりましょう。

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