保育教諭。

保育園、幼稚園に通う中で、「せんせい」への憧れを持ち、それをきっかけで保育教諭という、仕事に興味を持った方も多いのではないでしょうか?

私もその一人です。

私は中学生の時に職場体験で保育園に行ったことも、保育教諭になりたいという思いが高まるきっかけとなりました。

保育教諭3年目の立場である私が、保育教諭とはどんな仕事なのかお伝えさせて頂きたいと思います。

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保育教諭とはどんな仕事?

幼保連携型認定こども園で1日の大半を過ごす子ども達に教育と保育をする仕事です。

仕事や介護、病気など様々な理由で子ども達は預けられています。

そうした子どもたちの日中(私の園では早ければ7時半から遅ければ20時)、保護者に代わって共に過ごし、保育、教育、安心した生活が送れるように援助します。

なので、保育教諭は子どもたちにとって安心、信頼できる存在でなければなりません。

正規職員なら基本はクラスの担任として働くことが多いと思います。

1年目はフリー担任として、クラスを持たず、様々な年齢のクラスに入り、保育教諭として学びを得ながら働くことも多いようです。

私は1年目、1歳児15人のクラスの担任でした。

3人担任だったので、先輩のそばで日々学びながら保育をしていました。

2年目も連続で1歳児15人クラスの担任でした。

連続での1歳児クラスだったので、初めから自分なりに見通しを立てながら保育を楽しく進めることが出来ました。

3年目は持ち上がりで2歳児クラスの担任をしています。

持ち上がりなので、ほとんどの子ども達との信頼関係がすでに築けており、初めから安心して子ども達もそばに来てくれました。

保護者の方々には「持ち上がりしてもらえて安心」と言って頂けて嬉しかったです。

今はこれから1年間またこの子ども達の成長を近くで感じることが出来る喜びを感じながら、楽しく保育しています。

子どもの成長をしっかりと見つめ、今後の関わり方を検討するために要録や保育原簿、個別評価などの書類も記入し、こなしていくことが大切です。

保育における役割は?

子どもと関わる仕事ということは分かるけど、具体的によく分からないという方もいらっしゃると思います。

こども園で多くの時間を過ごす子ども達にとって、こども園とは第2の家庭的存在であることが重要です。

そのために次のようなことを行います。

子ども一人ひとりが生活習慣を身につけられるような指導をします。

食事

  • 食べものを知る。
  • 座り方、食具を使った食べ方を知る。
  • 食べ物への興味を持つ。
  • 野菜を栽培する。
  • クッキングをする。

などの食育も食事への意欲を高めるために大切です。

排泄

徐々にオムツからパンツへの移行が出来るように1人ひとりに合わせてトイレに誘い、便器での排泄の成功が増えるようにする。

家庭と連携しながら無理なくパンツで過ごす時間が増えていくようにします。

睡眠

安心して眠り、体を休め、成長していくようにそばで見守ります。

なかなか寝付けない子どもにはトントンとしながらそばにつくようにします。

着脱衣

最初は保育教諭にしてもらいながら徐々に保育教諭に見守られながら、そしていずれは一人でも意欲を持って着脱衣出来るように関わっていきます。

畳み方も伝えていきます。

清潔

外から帰ったら手を洗う、食前後には手を洗うなどの習慣を身につけるなど清潔であることの気持ち良さを味わえるように伝えるようにします。

友だちや保育教諭等との関わりの中で社会性を身につけられるような環境を作ります。

必要に応じて、ルールや約束を伝えていきます。

子ども達が自分らしさを発揮しながら安心してのびのびと過ごせる環境を作ります。

集団生活であっても1人ひとりを大切に、1人ひとりに寄り添った関わりを行えるように心掛けます。

子どもの発達や関わり方を専門的に知る存在として子育て支援をします。

朝から夜まで仕事をしている保護者とはなかなか会えないこともありますが、連絡帳、送迎時、懇談等を、通して子どものことを伝えあえるようにし、良き相談者としの役割も果たせるようにします。

園庭開放など地域でも子育て支援する存在となります。

子ども達が身体の発達を促せるような活動に取り組めるようにします。

年齢や発達に応じた活動を保育の活動に取り入れていきます。

年齢ごとの発達を知ることが大切です。

子どもの体調を常に把握できるよう、子どもの様子を見守ります。

保護者と連絡帳や送迎時にコミュニケーションを取り、体調についての情報を伝えあい、連携出来るように努めます。

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保育教諭の働く施設にはどんなものがある?

幼保連携型認定保育園

今までの保育園と幼稚園の役割の両方を合わせもつもの。

つまり学校教育(幼稚園)と保育(児童福祉施設)を一体的に提供する施設。

なので、保育士資格と幼稚園教諭免許を共に持っている必要があります。

保育教諭の仕事をするために必要な経験は?

幼稚園教諭免許と保育士資格の二つを取得出来るように免許、資格を取得する必要があります。

養成校での取得が無難だと思います。

養成校からの保育実習は実習記録、設定保育など大変なことが沢山ありますが、短期間で実力をどんどん身につけられる学びあるもので、就職へのイメージもより掴めると思います。

保育教諭の仕事をするためにあったら活かせる経験は?

イメージをより明確に掴むために保育のボランティアをオススメします。

学校からボランティアすること課題にしているところもあるようです。

そうでなくても、興味があれば、学校に確認後、園に電話してみてボランティアを交渉してみてください!

私はボランティアをすることで、園からとても熱心と捉えてもらえたようで就職に繋がりました。

子育ての経験

子育てを経験していると子育てに迷う保護者の方の悩みに自身の経験をもとにも解決できるように相談に乗ることが出来ます。

保護者にとってはリアルな経験を聞けて大変参考になると思います。

子ども向け施設でのアルバイト経験

最近増えている室内遊び場でのアルバイト経験、子ども向けの写真スタジオ等でのアルバイト経験などは実際に働き始めた時に自信が持てると思います。

私の友人は室内遊びでのアルバイトをしていたので、保育教諭としての一年目でいきなり余った時間で何かをしなければならないことがあった時に臨機応変にダンスをやる時間を作り、場を盛り上げることが出来たそうです。

今後の自信、自分の引き出しになると思います。

保育教諭として働くメリットとは?

一人ひとりの子どもの成長をそばで感じ、保護者と共に成長を分かち合えます。

これは保育教諭ならではの達成感です。

子どもと遊ぶ楽しさを共有しながら過ごすことも出来ます。

子供から受ける良い影響もたくさんあり、学ばされることも多いです。

また、保育者として子ども達に沢山のことを伝えられます。

自分の経験や特技を活かして子ども達の成長をサポートできる喜びは大きいです。

さらに、何かを製作したり、パソコンを使ったり、ピアノや歌をしたりと色んな技術な身につき、自分自身の生活や他の経験にも生かすことができます。

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保育教諭として大変なことは?

怪我やトラブルが無いように、常に注意深く全体に目を配ること

転倒、落下、溺水、衝突、指はさみ、かみつき、ひっかき、打撲・骨折・脱臼、火傷・熱傷、窒素、交通事故、殴打・切り傷、擦り傷、誤飲、誤食、誤薬、伝達・確認ミスなどなど怪我やトラブルは様々です。

ここに書ききれていないこともたくさんあります。

1人ひとりの保育教諭が注意深くしていても、怪我やトラブルはやっぱり起こってしまいます。

どれだけ未然に防げるか、最小限に済ますことが出来るかが本当に大切です。

毎回怪我やトラブルが起こってしまうと、やっぱりショックです。

その時はなぜそうなってしまったのか、改善すべき点などの振り返り、反省をしっかりとし、みんなでその情報を共有し、今後無いように気をつけていきます。

保護者との関わり

保護者の方には色んな方がいらっしゃいます。

中には筋の通らないクレームを言って来られる方もいます。

子どもを預かっている立場である以上、保育教諭は信頼できる存在でなければなりません。

どんな状況であれ、いかに丁寧な対応、適した対応が出来るかが重要となってきます。

日中は忙しい保護者の方が多いので、会えないことが多いですが、しっかりと情報交換出来るように連絡帳や送迎時でやりとりしています。

行事

園によりますが、毎月のお誕生日会、季節の行事、運動会、発表会、参観など次々と行事があります。

製作、ピアノ、演技、歌、アイデアなどなど様々なことが必要となります。

大変なことは多くても、みんなで協力しながらやり遂げていくので、保育教諭同士の関係も深まり、やり遂げられたときの達成感は格別です。

私は1年目はお誕生日会でマジックショーやパネルシアターをしました。

発表会ではマイクをつけて子どもたちと歌ったり、役になりきりながらリーダーとして劇を引っ張っていく役割を果たしました。

一番大切なのが発表会かなと私は思うのですが、本当にやっていたら楽しいです。

子どもたちへの思いがさらに強まります。

保育教諭の仕事はどうやって探す?

私自身は近所の園で働きたいという思いがあったので、近所でいつもよく前を通っていたこども園のボランティアに自ら電話して、夏休み中にボランティアをさせて欲しいと言いました。

3日間ボランティアさせてもらい、保育の様子や保育教諭の様子を実際に目で見て働きやすそうと感じたので就職試験を受けることを決めました。

私の就職試験は教養試験、作文、ピアノ(ソナチネなどの自由曲、童謡)、ソルフェージュ、面接でした。

試験内容が多ければ嫌という方もいらっしゃるかと思いますが、基本就職試験はその人のことを知りたいという思いでしているところが多いかと思います。

試験の量で物怖じせず、ぜひ働きたいと思う園ならどんどん挑戦して後悔の無いようにして下さいね!

探し方は以下のようにいくつか挙げることができます。

就職フェスに参加する

就職フェスというものは市ごとや都道府県ごとなど様々に各地で頻繁に行われていて、その就職フェスには現役で働く保育教諭と実際に話しながら具体的に園の話を聞けるので自分がその園で働くイメージが持てると思います。

有給をどれほど取れているか、定時に帰れているか、持ち帰りの仕事はあるかなどなど、ちょっと聞きづらいことも、聞けるチャンスだと思います。

就職コンシェルジュという方がいらっしゃることもあり、なんでも質問しやすいと思うので、質問のチャンスです!

その場で園見学をスムーズに申し込むことも出来ますよ!

園見学をしてやっぱり辞めるでも良いので、とりあえず興味があるなら申し込んでみましょう!

養成校にくる就職募集を確認

校内のキャリアセンターに行くと内部事情を知ることができる場合もあります。

学校からの情報だと安心できますよね!

卒業した先輩が働いていると尚更、内部の情報を知れるかもしれません。

私の学校は行きたいと思う園に就職している先輩がいたら電話で直接話が出来るという感じでした。

保育就職サイトを調べる

様々な情報サイトがあり、使い分けながら見ると多角的な情報が知れます。

直接募集していないか調べる

実際に園の前まで行き、掲示板等に募集の紙などが張っていないか見てみましょう。

これは結構勇気いるかもしれませんが、確実です。

自分の通いやすい園にしぼって見に行くのもいいかもしれません。

求人誌をチェックする

無料の求人誌は週末によく新聞広告に入っていますし、駅や店舗にフリーペーパーとして設置されていると思います。

まとめ

保育教諭という仕事は1日の大半をこども園で過ごす子ども一人ひとりの命を預かっている責任はとてもある仕事ですが、その分、喜びや楽しさも沢山子ども達と共に感じられるステキな仕事だと思っています。

保育料が無償化になるという動きが全国で出てきています。

そうなると保育のニーズがとても高まり、もちろん保育教諭の必要性が高まります。

まさに保育教諭は今もそしてこれからも求められる存在です。

今は処遇改善など国からの補助金も貰えるようになってきていて、非常に働きやすくなってきていると思います。

保育教諭は資格なので、就職先も比較的見つかりやすいと思います。

はじめの一歩がとても大切です。

初めからいきなり失敗しないためにも、まずは興味ある園をいくつか見つけて、ボランティアや園見学などとにかくその園を訪れて実際の雰囲気を味わってみてください。

情報だけでの判断はイメージと異なってしまうことがあります。

勇気を出して、これからの新しい人生にワクワクしながら、ステキな園に出会えるように頑張ってくださいね。