看護師はブラックだと思うことについての写真

あなたは『ブラック病院』にどんなイメージをお持ちですか?

「大体の病院はブラックでしょ?」「わかってはいるけど、避けられないし仕方ない!」「おじいちゃん院長が経営してる個人病院じゃない?」こんな漠然としたイメージは持っているけど、実情はよく知らない…という方も多いのではないでしょうか?

そのため、就職してから『ブラックな部分』に悩まされ、結局退職なんてこともあるかもしれませんね。

そこで今回は、そんな『ブラック病院』に焦点を当て、実際に働く看護師がどんな所に、「この病院ブラックだな~。」と感じるのかを、私の経験談も織り交ぜてご紹介します!

『ブラック病院』の見極め方についてもご紹介しますので、参考にしてみてください!

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看護師がブラックだと思う3個の理由

ここでは実際に勤務してから気付く、『ブラック病院』の特徴についてご紹介します。

看護師がブラックだと思う理由1:ハードな勤務体系や長時間労働

看護師の勤務の特徴といえば、シフト制ですよね?

もちろん日勤のみや夜勤のみの勤務で働いている方もいますが、一度はシフト制で働いた経験があるという看護師がほとんどなのではないでしょうか。

3交代制で働く場合、「休みが少ない!」「連休が取れない!」「休んだ気がしない!」と感じる看護師が多いです。

その理由は夜勤前後の休みにあります。

深夜勤の場合、夜の11時頃から勤務になりますが、その日が『休み』という括りになります。

また準夜勤の場合、夜中1時頃まで仕事をし、家に帰ったその日が『休み』という括りになります。

そのため休日といっても、丸一日休むことができません。

また勤務表をつける上司によっては、『深夜・深夜・日勤・日勤・日勤』なんていう、明らかにハードな勤務表を作るケースがあります。

朝まで働いてグッタリしていても、次の日は朝から仕事!

ライフワークバランスをとるのが、とても難しくなりますよね!

私の経験談!

私が以前働いていた病院は3交代制!

急性期病棟で、勤務中は気を抜く余裕はほとんどありません。

だからいつも勤務終了時はグッタリでした。

特に夜勤は、夜間も目まぐるしく変わる指示や、患者様の状態変化に少ない看護師数で対応しなくてはなりません。

準夜勤で家に帰っても、アドレナリンが出続けているせいか、すぐには眠れない…。

結局いつも眠りにつくのは朝方です。

起きたら夕方なんてことはよくあることでした。

休みは寝て終わり、自分のために使う時間はほとんどなし!

そのまま次の日は日勤シフトに突入しますから、「なんかずっと仕事してる…。」といつも疲れていた印象があります。

2交代制で働く場合は、約16時間病院に拘束されてしまいます。

また夜勤は人手が少なく、残業になることは当たり前…その場合16時間以上の拘束が余儀なくされます。

労働基準法では、『8時間を超過する勤務の場合、1時間の休憩を入れる』と定められています。

つまりは16時間勤務の場合、2時間の休憩が必要ということです。

しかし実際はナースコール対応や緊急入院など2時間休憩時間を取れるケースは稀と言っても過言ではありません。

このようにハードな勤務体系や長時間労働に、「ブラックだな~。」と感じている看護師は多いです。

私の経験談!

2交代制のシフトで働いていた頃のエピソードです。

面接時「夜勤は2時間の休憩があります。」と言われていた私。

しかし実際に働いてみると、2時間なんて休憩が取れる職場環境にはありませんでした。

夜勤の場合、看護師の他に看護補助者がいたりする病院もありますが、なんせ人数が少ない!

ナースコール対応や夜間する処置の準備、記録などで休む暇がありません。

おまけに急性期病棟だったため、緊急入院も多い。

夕食を摂る30分が休憩時間でした。

休憩が少ないからといって、判断や観察ができない!

なんてことが許されるはずもないですよね?

夜勤手当の良い病院でしたが、勤務表が出るたびに、「夜勤回数少ないように!」と願う日々を送りました。

看護師がブラックだと思う理由2:人手不足で休みが取りづらい

看護師は人手不足で休みが取りづらくブラックだと感じている女性

看護師の慢性的な人手不足は、どこの病院でも深刻な問題です。

そのため本来主張しても良いはずの有給休暇を取ることは難しい…というより、「有休なんてとんでもない!」という風潮があります。

また旅行に行きたいと連休を希望すると、「同僚や上司からの視線が痛い!」なんていう経験があるのではないでしょうか?

また勤務表をつける上司によっては、『休み希望は2つまで!理由による!』と唱っているケースもあります。

そんな時、「面接の時はそんなこと言ってなかったじゃん!」と病院のブラックな一面を目の当たりにする看護師が多いでしょう。

看護師がブラックだと思う理由3:残業手当が十分に払われない

看護師の仕事は、特に病棟勤務の場合、定時に終わるということのほうが珍しいです。

残業が日常的なことから、ある程度のサービス残業は当たり前!

正規の時間で残業手当を申請すると、上司の小言が増える…「それなら黙ってサービス残業をしたほうがマシ!」と感じている看護師も多いのではないでしょうか?

また上司によっては、2時間の残業時間を申請しても、「あなたの能力不足なんだから、1時間でイイでしょ。」と理不尽な理由で残業時間を勝手に変更されてしまうというケースもあります。

こんな時「ブラック病院!」と感じる看護師は多いでしょう。

私の経験談!

私が以前働いていた病院で、残業を申請するには、上司の机に置いてある申請用紙に記入する必要がありました。

その度に上司から、「え?残業つけるの?」「何時から何時までつけるつもり?」と言われるわけです。

いつも上司の目を気にしながら申請用紙を貰いにいかなくてはなりません。

そのストレスから、1時間くらいの残業なら書かない方がマシ!

とサービス残業を余儀なくされていました。

~自分の職場は変わってる?~

経験者が教える実際に看護師が辞めてしまう1番ブラックな理由

私の経験上、看護師が『ブラック病院』だと感じ、我慢できずに辞めてしまう一番の理由は、『パワハラ』です。

人間関係が絡むことほど、やっかいな問題はありません。

また先ほどご紹介した『ブラック病院』の特徴も、上司や同僚との関係性が良いと、「ブラックだけど働きやすいし、フォローもしてくれるから、多少のことは目を瞑ろう。」と前向きに捉えることができるでしょう。

ブラックな病院の見極め方は?

ブラックな病院の見極め方を教えてくれる看護師長

本当にブラックな病院ほど、一見すると問題ないように見えてしまうのが、怖いところ!

なぜなら『ブラック病院』は自分たちが悪いことをしているという認識があるため、それを隠そうと必死になるからです。

「それじゃあ自分で見極めるなんて不可能じゃん!」と思いませんでしたか?

確かに難しい部分もあります。

しかし『ブラック病院』を見極めるポイントがあることも確かです。

具体例をご紹介しましょう!

ブラックな病院の見極め方1:求人広告に注目する

求人広告がずっと出ている

求人広告がずっと出ている病院は、それだけ慢性的に人手が足りず、離職する理由があるということです。

いつから掲載されているものなのか確認する必要があります。

看護師の平均年齢が高い

看護師の平均年齢が高いということは、若い世代の看護師が続かない理由があるということです。

ベテラン世代の看護師がお局様状態で居座ることで、居心地が悪く、雰囲気が悪いという職場環境である可能性が考えられます。

給与が高すぎる

給与が明らかに高いのは、「それだけ給料を払わなければ看護師が来ない。」という現状があるということです。

また求人には高い給料で広告を出していても、実際就職してみると、「最初の話と違う…。」と低い給与しか支払われない可能性があります。

具体的な残業時間が明記されていない

明確な残業時間が提示されていないということは、サービス残業が当たり前であることと、明記できないほどの残業があるということです。

本来残業代は1.25倍になります。

病院としては残業代がでないことに越したことはありません。

ですから業務改善を図るなど対策をとるでしょう。

業務改善をした上での残業時間であれば、自信を持って明記することができるでしょう。

ブラックな病院の見極め方2:面接官の態度と、質問に対する返答を分析する

面接官の態度を確認する

例え採用側であったとしても、本来面接は丁寧に対応するのが当然ですよね?

高圧的な態度であったり、明らかにあなたの看護感に興味がないという話題が多い場合は、面接自体を重要に思っていない証拠です。

その関係性は基本的に就職しても変わりません。

求人広告の内容について掘り下げて質問する

給与や残業時間、有給休暇など求人広告で提唱しているものについて、深く掘り下げて質問してみましょう。

その際、話題を変えられたり、具体的な回答が得られなかった場合は、『ブラック病院』である危険性が高いです。

ブラックな病院の見極め方3:実際に病院内を見てみる

院内が整理整頓されているか確認する

面接とは別日に、こっそり確認しに行っても良いですし、面接で院内を案内してもらったときに確認しても良いでしょう。

院内が整理整頓されていないのは、それだけスタッフに余裕がないという証拠です。

余裕がないと、細かいところにまで注意を払うことができませんよね?

例えば…

  • 廊下に無造作に物は置かれていないか
  • 患者様の床頭台は整頓されているか
  • 看護師の使用しているワゴンは整備されているか

働くスタッフに余裕がある場合、患者様やご家族の目に触れる機会の多い場所は、必然的に整理整頓するものです。

院内を見学に行く際は、患者様目線で病院を見てみると良いでしょう。

看護師の年齢層を確認する

看護師の年齢層が、比較的高く、「ナースステーションで座って談笑している…。」という病院は、若い世代が働きにくい雰囲気がある『ブラック病院』です。

「若いんだから私たちより働いて当然でしょ!」「経験を積ませて貰ってると思って感謝しなさい!」これらは全てパワハラです。

そのため、若い世代の看護師が少なく、年齢層が高い可能性があります。

見学の際は、看護師の年齢層に着目することをオススメします。

ブラックな病院の見極め方4:病院選びは慎重にする

『ブラック病院』を見極めるポイントがわかっても、実際に数ある求人から自分で探すのは自信がないという方もいますよね?

その場合転職に焦ってしまうことで、諦めてしまったり、ポイントを見落としてしまう危険性が高いです。

しかし転職は時間も労力もかかる作業です。

転職してから、「やっぱり違った…。」と後悔し、退職しても、また転職活動は一から始めなくてはなりません。

ですから、病院選びは、多少の時間がかかることを覚悟して、慎重に行いましょう。

また口コミの評判を見ることもオススメです。

実際に働いてる看護師や、受診した経験のある患者様の情報は、あなたの病院選びに役立ってくれるでしょう。

ただ、『ブラック病院』は口コミサイトにまでお金を払って情報操作している場合があります。

あまりにもクリーンな印象の病院は、逆に怪しいケースがありますので注意が必要です。

そんな時は、口コミに書いてある情報と、実際面接時や面接外で病院を見学に行った際、自分の目で見る情報が合致するのか確認してみると良いでしょう。

ブラックな病院の見極め方5:転職コンサルタントに相談する

自分で『ブラック病院』の選定をするのが難しいとき、『転職コンサルタント』に相談するのはオススメです。

転職コンサルタントは、これまで多くの看護師の転職のお世話をしてきたことから、『ブラック病院』についての情報もたくさん持っています。

また『ブラック病院』を見極めるポイントで、求人には載っていないけど知りたい情報や、面接時自分では聞きづらいけど疑問に思っていることってありますよね?

転職コンサルタントは、独自のコネクションであなたの代わりに直接病院に交渉したり、質問してくれるケースがあります。

困った時は転職サイト!

これを覚えておくだけで、あなたの不安も少しは軽減するかもしれませんね!

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まとめ

いかがだったでしょうか?

『ブラック病院』という言葉を聞いても、実際にどんな内容なのか、また見極めるポイントはあるのか、知らなかった方も多いのではないでしょうか?

それが『ブラック病院』に騙されたり、妥協したりする結果を招いてしまいます。

あなたが気持ちよく働けることが一番大切!

それは必然的に看護の姿勢にも現れ、患者様に提供するケアの質を向上させます。

これを機に、あなたも『ブラック病院』を上手に見極めて、後悔しない病院選びをしてみてはいかがでしょうか?

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