人材派遣会社の仕事が向いてる人ってどんな方だと思いますか?

人に優しい人、他人に優しい人、面倒見がいい人などを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

本当に向いている人は、上記のような方なのかどうか、詳しくお伝え致します。

人材派遣会社の大まかな仕事内容

人材派遣会社の大まかな仕事内容を以下に挙げてみましょう。

  • 企業様とのやり取り(商談や欠員状況の確認、派遣スタッフの勤務態度について)
  • 派遣スタッフにお仕事提案
  • 派遣スタッフを企業さんへお連れし、業務確認(顔合わせ)を行う
  • 企業様、派遣スタッフさん双方にお送りする書類の作成
  • 勤務開始日に就業先まで同行
  • 派遣スタッフのフォロー
  • 契約更新の確認
  • 契約更新に伴い、書面の作成と発行手配

ざっとこのようなお仕事となります。

この他にも、新規の企業様と商談する際には商談資料の作成や、新しい取引をするとなった際には基本契約書の作成や郵送業務なども入ってきます。

一連の流れを覚えてしまうとそこまでたくさんの業務量ではないですが、覚えるまでは結構な業務量に感じるでしょう。

人材派遣会社の仕事内容は、こちらの記事も参考に!

人材派遣の仕事はどんな人に向いている?

では実際に、どういう方が人材派遣のお仕事に向いているのでしょうか。

私が実際に人材派遣のお仕事をしてきて、向いている人、向いていない人をたくさん見てきた中からお伝えさせて頂きます。

楽観的な人

ルール通りに物事が進まないとストレスに感じてしまったりする方だと、お仕事内容が合わない可能性が非常に高いです。

このお仕事自体がルール通りに進むことがない上に、突発的に起きる出来事に対応していく必要があるからです。

「~であるべき」「~しなければならない」など几帳面に対応しようとすればするほど、辛くなってしまったりします。

何か突発で起きた時にも、「そんなこともある」と思って対応できる人の方が、向いているといえるでしょう。

人に何かをしてあげる事が好きな人

大前提として、人材派遣会社のお仕事は、自分ではない他者に対して親身に接することが大事です。

この人にはこうしてあげよう、この人はこういうことされた方が嬉しいはずといったように、先読みして動いてあげることで誰かに喜んでもらえたり、感謝されることにやりがいを感じられる人は、人材派遣会社の仕事に向いているでしょう。

割り切った考えができる人

人のために何かをすることは勿論ですが、気持ちのどこかでビジネスと割り切った考え方が必要となる出来事が出てきます。

善意の気持ちだけでは、人材派遣会社の仕事はできません。

すごく信用できそうな派遣スタッフだと思っても、心の底では勤務をブッチ(飛ぶ)かもという疑いを持ち、万が一に備えて対応していくことが必要です。

信用のバロメーターが100あったとして、100全て信用するという気持ちは持たない方がいいということです。

最初から信頼関係を築くのは難しいため、最初は疑ったりする必要があるということを割り切れるかどうかです。

疑うことも仕事の一つと割り切らなければ、「裏切られた」「騙された」という負の感情を持ってしまい、自分自身のメンタルが保てなくなります。

100のバロメーターがあったとしたら、20%は疑いつつ80%は信用しようとする気持ちで、上手にバランス保つことが大事です。

このように割り切れる人の方が、上手に仕事と付き合っていけるといえます。

マメな連絡ができる人

人材派遣会社では、派遣スタッフと細かく連絡を取り合ったり、連絡をしてあげたりする必要があります。

人とLINEしたりメールしたり、電話したりマメに連絡し合うことを苦痛に感じない方が向いていると思います。

派遣スタッフは自分の都合で連絡をしてくる方が大半です。

自分は休みの時に連絡してくることも多々あるでしょう。

そこを苦痛に感じてしまっては人材派遣会社でのお仕事は難しいため、マメに連絡を取り合うことを苦痛に感じない方は向いているといえるでしょう。

人材派遣会社の仕事をするために活かせる、今までの経験は?

転職活動をされている方で、人材派遣会社の仕事に活かせる経験とはどういったものになるのでしょうか。

そこまで難しい経験を必要とする訳ではありません。

どういった経験が活かせるか詳しくお伝えします。

マネジメント経験

ここでいうマネジメント経験というのは、少なくても5名以上のメンバーを教育・指導した経験を言います。

人材派遣会社のお仕事は、派遣スタッフをマネジメントすることになります。

だからこそ、誰かに教育・指導してきた経験が活かせます。

人によってやる気を起こさせる方法も、注意の仕方も異なります。

この方法を間違えるだけで人は言うことを聞かなくなり、やる気も低迷してきます。

十人十色の考え方や捉え方がある中で、上手くコントロールすることができる人は実績も残しやすいですし、会社から評価されるのも早くなります。

マネジメント経験ある方は有利になることが多いでしょう。

採用経験

過去に採用経験がある方は、面接でのNGワード知識、雇用に関わる知識、会社アピールの手法、人を見抜く眼力などを持っていると考えられます。

この知識や手法は、人材派遣会社では非常に役に立ちます。

毎日、多くの求職者に様々な企業さんの求人を紹介し、求職者の本質や話す内容の真意を見極める必要があります。

この見極める技術は、1日や2日で身につくものではありません。

だからこそ、過去に採用経験がある方は有利になります。

今までの経験全て

人材派遣会社では、求職者に企業さんの代わりに話をなければなりません。

過去に携わったことのある職種や業界の知識があればあるほど、求職者に詳しく話すことができ、またリアリティのある内容を伝えることができます。

自分自身の経験が活かせる、特化している人材派遣会社に就職すると、重宝される可能性が高いです。

人材派遣会社で働くメリットとは?

人材派遣会社で働くメリットはいくつかあります。

私自身、人材派遣会社に働いていてメリットを感じた部分は多々ありました。

そのメリット部分をお伝えさせて頂きます。

人を見る目がつく

人の本音やウソをついているのかついていないのかを、話す素振りや内容で見抜くことができます。

また話の系統で、こういう内容を言ってくるとかこういうクセがあるなど、少しのことでその人の特徴を見抜くことができるようになります。

これは仕事でもプライベートでも活かせるスキルになります。

たくさんの方々と会わなければ身につかないスキルといえます。

人材派遣会社は様々な年齢層の方々に対応することになります、だからこそどの年齢層にも対応できるようになります。

求人票の見方がわかる

人材派遣会社に入社する前と入社後だと、求人票の見方が大きく変わります。

給料の見方や仕事内容の中身など、流し読みしていた部分をしっかりと見るようになったりと、意識する箇所が変化します。

またオーバーに書いてるのか、リアルな事実を書いてくれているのかも分かるようになります。

社風が良いというのも、どういう部分が社風が良いということなのか、文章から読み取れるようになります。

この把握度の違いは大きいです。

自分がいざ転職するときなどにも活かすこともできます。

人を採用するコツを掴める

人材派遣会社も、派遣スタッフを雇用するかどうか判断する必要があります。

その際に、自分が働いてほしいと思う人材は、他の人材派遣会社でも働いてほしい人材となるでしょう。

即ち人材の取り合いになります。

では派遣スタッフは、何で派遣会社を決めるかというと、紹介された仕事内容・時給・担当者の対応で判断することが多いでしょう。

だからこそ、働いてほしいと思っている人材が何を一番の軸にしているのかということを見抜くことが必要です。

これができるようになれば、欲しい人材を採用するコツを習得することができます。

その後のキャリアについて

人材派遣会社でお仕事をすれば、そこで身につけた能力を活かすことができるようになります。

では、具体的にどういうキャリアアップができるのかお伝えします。

この仕事についた後のキャリアアップの道は?

そのまま人材派遣会社の中でキャリアアップする場合、まずは事業部の年間予算組み立てなどに対し、個人実績で成果を出すということが仕事になるのですが、キャリアアップしていくと、社内のメンバーに対しての教育や、個人ではなく会社全体、メンバー全体の実績を管理するという役職に着任していきます。

他の仕事にもこの経験を活かせる?

人材の採用ができるようになったため、企業の人事にキャリアアップされる方も多くいらっしゃいます。

人事は年間で限られた予算で人材の採用を行わなければならないため、年間で採用スケジュールを組みますし、人材派遣会社よりも緻密に計算と計画を立てる必要があります。

自分にあった人材派遣会社の求人の選び方や注意点

たくさんの人材派遣会社がありますが、どの会社を選んでも一緒と考える方も多いかと思います。

しかし、人材派遣会社の中でも特化している業界や分野、新規の営業が多いのか少ないのかなど、会社毎に違いがあるものです。

ではどのように探していけばいいのでしょうか。

【選び方①】雇用形態から探す

人材派遣会社で多いのが、入社から半年又は1年間は契約社員スタートで、その後に正社員登用にするという会社もあれば、最初から正社員雇用というパターンもあります。

特に大手企業となればなるほど、この契約社員パターンが多いのも特徴の一つです。

【選び方②】職種から探す

人材派遣会社の仕事でよくある募集はいわゆる営業職ですが、営業といっても様々なパターンがあります。

一般的に想像されるような、企業と商談したり新規の取引先を探す営業職もあれば、セールスプロモーションとして、企業さんの代わりに企業さんの商品を販売する営業職もあります。

同じ営業と言えど、やる仕事内容は大きく違いがあります。

スタート時にする仕事内容で、人材派遣会社を探すのも方法の一つです。

【選び方③】会社の得意分野(派遣先業種)から考える

職種から探すことと少し似ていますが、人材派遣会社の取引先=派遣先企業は、どの分野に精通する企業と取引が多いのかで、その人材派遣会社の得意分野が分かります。

製造が得意であれば製造関係について詳しい内情を知っているので、興味のある分野がある場合には、その分野を得意とする会社を選ぶことで、色々教えてもらうこともできるでしょう。

また逆に、自分の経験のある分野を得意とする派遣会社に勤めれば、その経験を活かすことができます。

【選び方④】給与や雇用条件から考える

入社時の給与と、その後のキャリアップと共に上がる給与額や賞与などを比較してみましょう。

また、契約社員スタートでも賞与を支給してくれる会社もあれば、支給なしの会社もあります。

さらに、実績に関わらず契約期間満了で正社員に雇用してくれるパターンもあれば、実績に応じて正社員に登用となるパターンもありますし、正社員に昇格するためには試験を受けなければならないパターンなど、会社毎に違いがあるものです。

この条件をしっかりと把握し、会社を選ぶといいでしょう。

【選び方⑤】エリアから考える

人材派遣会社毎に対象エリアが異なります。

複数の拠点を持っている場合は、営業先の範囲も狭くなります。

例えば関西でしたら、大阪・京都・神戸と支店を構えているパターンもあれば、大阪にのみ拠点がある会社とでは範囲が大きく違います。

私は以前、大阪のみに拠点がある会社に勤めたら、近畿二府四県が営業活動の範囲でした。

営業時に移動する時間を少なくしたい場合などは、たくさん拠点を持っている会社の方がいいと言えるでしょう。

まとめ

どんな仕事でも向き不向きはあります。

その中でも人材派遣会社の仕事というのは、誰かの人生のキーポイントになるタイミングに立ち合う可能性が非常に高い仕事です。

人が仕事を探すということは生活に直結することでもあり、その後の人生を大きく変えてしまう可能性がある、非常に責任のある仕事でもあります。

だからこそ中途半端な優しさは必要ないですし、自分の利益ばかりを考えて接していると、人を振り回してしまうリスクも秘めています。

求職者から不義理されたからといって、同じように不義理してしまうというのは大人げないし、人材派遣会社という人の雇用に関わる仕事をするプロとしては失格になります。

100人いて1人ちゃんとした方と出会えて、一生懸命フォローした結果、その方が感謝してくれたり、一生の仕事を見つけてくれたりしたときには、非常にやりがいもあり嬉しい瞬間となります。

派遣会社のイメージとしてよく持たれる「雇用創出」「社会貢献」「人のサポート」という部分は確かにあるものの、責任も重く労働基準法を覚えたり雇用関係の書類を覚えたり、大変なことも多いお仕事です。

しかしこの仕事はやりがいもありますし、雇用の知識も身につき、自分自身のスキルアップに繋がることは間違いありません。

それだけやりがいを感じられる素敵なお仕事だと私は思います。

人材派遣会社の仕事が気になった方の参考になれば幸いです。