みなさんは、結婚式のアルバイトと聞いてどんなお仕事を想像しますか?

結婚式に携わる仕事には、ホールスタッフから受付スタッフ、専門的な照明や音響スタッフまで、様々な仕事内容があります。

人の人生に一度の瞬間に関われるお仕事とは、そう多くないのでとてもやりがいのあるお仕事です。

今回は、私の経験から結婚式バイト求人についてご紹介いたします。

結婚式のバイトのおおまかな仕事内容

おおまかな仕事内容

アルバイトが担当する領域は会社によって様々ですが、特に私が働いていた結婚式場ではアルバイトが大半で結婚式を回していました。

まず、アルバイトが担当する仕事領域を5種類ご紹介いたします。

挙式

挙式とは、新郎新婦がチャペルで結婚指輪を交換したり神父さんに誓いの言葉を言う、よく映画やドラマなどで見るシーンです。

この大事な場面でも、アルバイトが活躍します。

もちろん専門的な造花や音響・照明などの部分はプロがやりますが、チャペルの簡単なセッティングは社員さんから指示を受け、アルバイトがセッティングする場合もあります。

挙式中も、挙式の流れを理解したアルバイトスタッフがトランシーバーを持って中で待機し、式の状況や音楽の様子を見て外にいるスタッフと連携をします。

中のスタッフからの指示を聞いて外のスタッフは新郎新婦を誘導したりチャペルの扉を開けたりします。

もちろん、挙式終了後に来客を披露宴会場に誘導したりチャペルの後片付けをするのもアルバイトです。

披露宴

挙式が終了した後は、2時間ほどの披露宴が行われます。

披露宴の中でもホールで働く各ポジションにアルバイトがつきます。

乾杯でシャンパンを注ぐ人、食事を配膳する人、余興でパフォーマンスをする人を誘導する人、などです。

社員の方がタイムキーパーとなり、全体の流れを管理します。

食事を配膳するタイミングを指示したり、アルバイトをまとめるのは基本的に社員の方です。

アルバイトも全員がトランシーバーをつけ、式の流れを把握します。

披露宴の準備で会場に席やお皿をセッティングしたり、終了後にテーブルを片付けて皿洗いをするまでアルバイトがやっていました。

荷物預かり所

もちろん、挙式と披露宴以外の裏で結婚式をサポートするアルバイトもいます。

受付で来客のコートや荷物を預かり、結婚式が終わるまで管理します。

来賓のお客様が結婚式場に入ってきた時に最初に会う人になるので、結婚式のイメージを決める重要な役割でもあります。

お客様を笑顔で出迎え、受付の場所をご案内したりします。

バーテンダー

受付が済んだお客様にウェルカムドリンクを配ります。

ビールやシャンパン、ジュースに加え、私が働いていた結婚式場ではバーテンダーが作った特別カクテルなどが振る舞われ、常にドリンクを注いで配ったり、空になったグラスをグラスを下げたりと効率よく動くことを考えて働かなければならないポジションでした。

親族係

新郎新婦のご親族の方の着替えや待合室での待機などの誘導も社員のウエディングプランナーさんに寄り添い、補佐役としてアルバイトが担当していました。

挙式の流れを理解し、ご親族の質問や要望に応えます。

緊張されているご両親の方が多いので、緊張をほぐすように明るく話しかけたり、不安をなくすように結婚式のことを細かいところまで把握している必要があります。

結婚式のバイトは会社でどういう役割を求められる?

基本的に新郎新婦と何度も話し合いを重ね、結婚式まで準備をするのは社員であるプランナーさんです。

しかし、結婚式本番は社員もアルバイトも関係なく、式の進行に従ってスムーズに進むように全員が式の流れを把握してお客様に何を聞かれても答えられる準備をしなければなりません。

結婚式のバイトにはどんな種類があるの?

ほとんどが会場直属のアルバイトか、色々な結婚式場に派遣される派遣スタッフの2種類で構成されています。

私の場合は、色々な会場に行くよりは1つの会場を極めた方がいいと思い、1つの結婚式場直属のアルバイトとして働いていました。

派遣スタッフの場合は、直属スタッフより早く上がれたり、色々な式場を経験できるなどの利点があります。

結婚式のバイトの募集でよくある施設や事業形態のパターン

結婚式場

結婚式のみを専門とする会場で、チャペルや披露宴会場が併設しています。

レストラン

レストランを貸し切りでやる場合もあります。

ホテル

ホテルにチャペルや披露宴会場が併設しているため、遠方からのお客様もそのままホテルに滞在することができるという利点があります。

どういう事業形態や職種が良いか決まっていますか?

採用面接の際に、どのポジションを担当したいか意見を聞いてくれることも多いです。

私の場合は、「今空いているポジションは荷物預かりのスタッフと披露宴会場スタッフだけど、どっちがやりたい?」と聞かれ、選択することができました。

結婚式バイトでよくある募集内容とは?

結婚式場のバイトは、ネットを見ると常にどこかしらの結婚式場か派遣会社が募集している印象です。

特に繁忙期となる10月・11月は人手も足りなくなるので、募集が盛んです。

短期での契約が可能だったり、週1からでも応募ができるところが多いので、気軽に始めやすいのが特徴です。

給与相場

意外に肉体労働なので給料相場は高めです。

関東だと1,000円〜1,500円くらいが相場です。

勤務時間や休日、残業

結婚式場の準備は朝8時頃から始まることが多く、1日に3件の結婚式がある日は夕方からも結婚式が始まるので、片付けまで行うと帰宅は8時を過ぎることもあります。

残業は多いですが、残業代もしっかり出るところが多いです。

基本的に結婚式が行われるのは週末なので、土日祝日の出勤が多く、平日はあまり仕事はありませんでした。

勤務場所

私が働いていた結婚式場は式場に会社の事務所があり、アルバイトと社員の方が一緒に働いていました。

事務所に更衣室があり、出勤するときはまず事務所に行き、タイムカードを押して、退勤時も全員が事務所で着替えてタイムカードを押して退勤するという流れでした。

求められる人物像

会社によって雰囲気は異なりますが、1年間働いて感じた求められる人物像は下記の3種類のような人だと思います。

人の幸せを心から喜べる人

やはり結婚式のやりがいは何と言っても新郎新婦さんや家族の幸せを近くで感じれることだと思います。

私も結婚式場で働いて、親族の方が幸せそうに涙を流しているすがたやエンドロールのムービーなどをみて泣きそうになることが何度もありました。

毎回の結婚式に感動することができる人なら楽しく働くことができる職場だと思います。

明るく接客が好きな人

人と接することが多いため、人と話すことが好きな人や、ホスピタリティを持ってお客様が何を求めているかを気付くことができる人が向いていると思います。

一生に一度の結婚式では、失敗が許されません。

自分の役割に責任を持って、慎重に接客できることが大切だと思います。

体力がある人

結婚式でのアルバイトは一見、華やかなイメージですがヒールで長時間立ちっぱなしだったり披露宴で使用する食器も重いのでかなり肉体労働です。

そのため、肉体労働にも耐えられる体力がある人が向いていると思います。

必要なスキルや資格、経験

音響や映像スタッフなどの専門的な職種以外はあまり経験は問われません。

ある程度のマナーやコミュニケーションスキルがあれば未経験でも挑戦できます。

結婚式のお仕事の雇用形態による違い

結婚式場のスタッフには3つの雇用形態があります。

雇用形態によって、役割分担は違うの?!

結婚式のスタッフは正社員とアルバイト・派遣スタッフで構成されています。

基本的に花嫁補佐や式全体を仕切る大事な役割は社員の方が行いますが、結婚式当日は明確には分かれていません。

式に来ているお客様からすると、スタッフの雇用形態は関係ないので全員が結婚式について理解している必要があります。

正社員にしかできない仕事とは

新郎新婦の要望を聞いて1年前から準備したりするのは正社員のウエディングプランナーさん、全体の進行に関わるタイムキーパーや指示は社員の方が行います。

自分にあった結婚式バイトの求人の選び方や注意点

結婚式のバイトには色々な選び方があります。

下記の5つを参考に、自分にあった仕事先を探すことが大切です。

【選び方①】雇用形態から探す

結婚式場直属のアルバイトがいいか、派遣スタッフがいいか考えましょう。

式場直属スタッフの場合、いつも同じ式場で働くことができるので、バイト仲間との絆が深まりやすいです。

派遣スタッフの場合、色々な式場に行けるので、様々な結婚式場を経験することができます。

【選び方②】会社の業態から考える

色々な会社があるので、ホームページなどを見て会社の業態を確認し、何に特化している会社なのか、どういった理念を持っているのか等、自分にあったところを選びましょう。

【選び方④】給与や雇用条件から考える

給与は経験者と未経験者で異なったり、研修期間は安い場合もあります。

交通費が全額支給の場合や、一定金額しか出ない場合もあるのでそこは事前に確認しましょう。

【選び方⑤】エリアから考える

結婚式場のアルバイトは、朝は早く帰りは遅くなる場合が多いので、自宅近くのエリアから選ぶのが無難です。

しかし、例えば関東で選ぶにしても、銀座や表参道でも客層が少しずつ異なるので1度働く前に会場周辺を見に行ってみるのもいいかもしれません。

結婚式バイトについてよくある疑問

ここでは9つのよくある疑問を解決いたします!

応募方法は?

ネットの求人サイトや友人からの紹介がほとんどです。

会社によっては、友人を紹介すると謝礼金がもらえたりするところもあります。

面接でよく聞かれることは?面接合格の秘訣!

華やかなイメージに憧れて志望する人が多いので、「うちは体育会系だけど、体力は自信ある?」や「スポーツは何をしている?」などのように憧れだけではなく、しっかり仕事をやり切れる意思があるのかという確認をされました。

大学生であれば、スポーツサークルに入っていることや、続けているスポーツの話をするといいと思います。

コミュニケーションスキルも大切だと思うので、聞かれた質問にはとにかくハキハキと明るく答えましょう。

未経験でも応募できる?

もちろん未経験の人はいっぱいいます。

ほとんどの会社は研修をやってくれて、お皿の3枚持ちやテーブルマナー、専門用語など、1から教えてくれます。

私も入社時は、同じ時期に入社するアルバイトの子たちと一緒に1日かけて研修を受けました。

会社の雰囲気は?

接客業の職場なので基本的にみんな明るく優しい反面、体育会系のやる気が求められるので気が強い人が多かったです。

それでもチームワークが必要な仕事なのでアルバイト同士の仲はよく、仕事終わりにアルバイトのみんなと社員の方々で飲み会に行くこともよくありました。

正社員、派遣社員、アルバイトの募集があるの?

全てに募集があります。

派遣社員から正社員になっているような方もいました。

大学時代にアルバイトで働いていると正社員になりやすいという話も聞いたことがあります。

雇用形態によって給与体系はどう違う?

給与額は、正社員>派遣社員>アルバイトという順で、アルバイトや契約社員には福利厚生やボーナス等はほとんどありません。

残業って多いの?

繁忙期は残業が多いです。

長いときは朝の8時から夜の9時近くまで働くこともありました。

しかし残業代がきちんと出るので、かなり稼ぐことができます。

シフトの自由度ってどうなの?

シフトの融通はききました。

大学の授業があり午後からしか入れなかったり、長期旅行でしばらく入っていなくてもあまり何も言われませんでした。

式場直属のアルバイトよりも、派遣社員の方が自由度は高いと思います。

資格って必要なの?

特に必要な資格はありません。

エリアによっては外国人がお客様として来ることもあるので英語力があると喜ばれます。

TOEICなどを取得しておくと評価されます。

まとめ

人の一生に一度のイベントのお手伝いができるということは、とてもやりがいがあります。

その分緊張感のある職場ですが、コミュニケーションスキルや、テーブルマナーなど、学ぶことはとても多いです。

働いていてこんなに幸せな気持ちになる職場はなかなかないと思います。

初心者でも気軽に始められるので、興味がある方はぜひ挑戦してみましょう。