みなさんは選挙バイトにどんなイメージがありますか?

なんだか難しそうと感じている人もいるかもしれませんが、案外そうでもないんです。

今回は選挙バイトの種類や求人の募集内容について解説していきます。

選挙バイト求人にはどんな仕事があるの?

選挙バイトは選挙が実施される際に募集されるとても限定的なアルバイトで、高時給の短期バイトとしてとても人気が高いです。

日本での選挙は衆議院総選挙、参議院通常選挙、地方選挙、特別選挙の4種類です。

これらの選挙では不正が行われないようにたくさんのルールがありますが、そういった専門知識を必要とされない補助的な役割をするのが選挙バイトで、主なバイトは以下の5つです。

世論調査

世論調査を実施するのはテレビ局や新聞社などのマスメディアで、選挙の前に電話で行います。

アルバイト期間は1日~2日程度であることが多く、勤務場所はコールセンターやオフィスです。

服装や髪型については求人によって違いますが、内勤なので比較的自由であることが多いようです。

セールスの電話と違って巧みな話術は必要ありませんが、電話の仕方や質問内容などについての細かいマニュアルがあります。

かなり細かいマニュアルがありますが事前研修でしっかりと教えてもらえるので心配ありません。

有効回答数の目標が決められており、チームで目標を達成するという形式が多いです。

電話をかける相手は誰でも良いわけではなく、指定された番号にかけて回答を得る必要があります。

知らない番号からの電話なので、出てもらえなかったり怪しまれて回答を拒否されることが多いですが、それでも回答を得られるまで時間帯を変えて繰り返し電話をかけなければいけません。

中には怒る人や逆におしゃべり好きで調査に関係のない話をし続ける人もいるので、忍耐強さが必要です。

出口調査

出口調査もテレビ局や新聞社などのマスメディア関係者が実施しています。

アルバイト期間は投票日のみのことが多く、勤務場所は投票会場の出入り口なので”出口調査”と呼ばれています。

服装や髪型についてはスーツを指定されることもあれば、逆にスーツ禁止でカジュアルな服装を指定されることもあるので必ず事前に確認が必要です。

朝早くから出口調査を開始するため事前に研修があります。

事前研修のほかに会場の下見をしておくよう指示される場合もあるので、可能であれば自宅から近い投票会場のアルバイトを選びましょう。

投票日当日は投票会場で出入り口に待機し、投票を終えて出てきた人にアンケートを取ります。

投票会場責任者から場所の指示がある場合はそれに従いましょう。

会社によってなるべく多くのアンケートを集めるケースや、データに偏りが出ないために何人かに一人声をかけるというルールが決まっているケースなど様々です。

ノルマが決められていることもあればノルマがないこともあるので、事前研修の際に確認しておきましょう。

投票を終えた人に話しかけてアンケートを書いてもらうにはある程度のコミュニケーション力が必要です。

また、アンケート用紙を抱えて丸一日外での立ち仕事になるので体力も必要で、季節または天候よってはかなりきつくなるので寒さ対策・熱中症対策をしっかりしましょう。

話しかけても無視されたり回答を拒否されることも多いので忍耐力も必要です。

アンケートを回収し終えたら集計をしてデータを会社に送り、業務終了です。

投票会場受付

アルバイト期間は1日~2日であることがほとんどです。

服装や髪型は一般的なオフィススタイルであれば大丈夫という場合が多いですが、スーツ着用の指示があることもあります。

会場入り口付近での仕事なので上着を持っていくなど自分で体温調節ができるようにしておきましょう。

投票日当日は朝から夜までの勤務になるので、お昼はお弁当が支給されることが多いです。

投票会場は学校の体育館などで行われるので、前日の会場設営も仕事に含まれていることが多いです。

設営は数時間で終わるので時給で支払われることもありますが、日給が前日の設営準備込みで設定されていることもあります。

投票日当日は朝から投票が始まるので、早朝からの出勤になります。

有権者には一人1枚の投票場入場券といわれるはがきが届いているので、受付でそのはがきを受け取って本人確認を行います。

そして、投票の流れについて簡単に説明して投票用紙を渡します。

基本的にはこの一連の流れのくり返しとなるので、人によっては少し退屈な仕事かもしれません。

何か問題があった場合は、自分で処理せずに責任者の人に伝えて対応してもうことになります。

ケースとして多いのは投票場入場券を持ってくるのを忘れたり、高齢の方が自分で投票用紙に記入できないため代筆の申し出をされたりというパターンです。

マニュアルとして教えてもらったこと以外が起きた場合は必ず責任者の人に指示を仰ぎましょう。

期日前投票会場受付

投票日に投票に来れない人のために設けられている制度です。

仕事内容は上記の投票会場受付と同じです。

開票

投票時間終了後に票の集計をする仕事です。

勤務時間は投票が終わった後から深夜までの数時間です。

服装や髪型は特に指定がないことが多いようです。

投票が終わったのち、開票して票を分類わけします。

票の集計自体は機械で行うことが多いですが、人為的ミスをなくすためにくり返し分類わけと集計を行います。

仕事内容はとても簡単ですが、作業が深夜にまで及ぶことがあるので帰宅手段を確保しておきましょう。

選挙バイト求人でよくある募集内容とは?

主な選挙バイトの仕事内容を解説したところで、求人の募集内容について説明します。

給与相場

求人や職種によりますが、だいたい時給1000円以上であることが多いです。

ほとんどが日給で設定されていて、時間帯によって深夜手当が出ることもあります。

コミュニケーション力と体力が必要となる出口調査は、日当2万円を超えることもあるようです。

開票は時間も短く作業内容も簡単なので、選挙バイトの中では時給が低めであることが多いです。

勤務時間や休日、残業

勤務時間は職種により異なります。

世論調査は1日8時間程度で1日~2日であることが多いです。

出口調査は1日9時間程度で投票日のみのお仕事です。

投票会場受付は、投票日は8時間~13時間程度と勤務時間はかなり長いです。

それに加えて投票日前日に1~2時間程度の会場設営をすることもあります。

開票は、投票時間終了後の4時間程度です。

事前に研修がある場合は、当日の日給以外に時給で支払われることもあります。

求められる人物像

責任感のある人

選挙バイトは専門知識が必要にならない補助的なポジションとして募集されます。

業務内容は誰でもできる簡単なものがほとんどですが、事前にきちんと研修を受けて仕事を理解しなくてはいけません。

募集人数も多くないので当日に体調を崩しても代わりの人はいないので、自分の仕事を責任をもってやり遂げられることが選挙バイトの必須条件です。

忍耐力のある人

投票会場受付であれば、人が来ない時間帯も座って有権者を待ち続けなければいけません。

世論調査や出口調査では声をかけても無視されたり回答を拒否されることもあります。

何度声をかけても回答を得られないと精神的に辛くなってきますが、それでも回答を得るために話しかけなければいけません。

1日~2日のアルバイトだと割り切ってしまうのも1つの手かもしれません。

コミュニケーション力のある人

選挙バイトでは誠実、丁寧といった印象をもってもらうことが重要です。

マニュアルに沿った仕事なので質問も話す内容も用意されていますが、それでも良い印象を与えるために話し方を工夫したりする必要があります。

特に世論調査や出口調査はコミュニケーション力が必要とされます。

そもそも有権者にとってアンケートに回答することにはメリットがないので、「面倒だから」という理由だけで断られてしまうことも多いです。

そのため、回答してもらうには話しかけ方や表情などが大切です。

くり返しの作業が苦じゃない人

選挙バイトはどの仕事も同じ作業のくり返しです。

単調な仕事のくり返しは苦手な人にとってはかなりつらい時間になってしまいます。

逆にくり返しの作業でも気にならないという人にはとてもやりやすい仕事です。

選挙バイトのおすすめ求人のポイント

選挙バイトについて大体分かったところで、実際にどうやって求人を探すか解説します。

日給と勤務時間

まずは、日給と勤務時間から選ぶ方法です。

実は選挙バイトは求人ごとにかなり違ってきます。

世論調査や出口調査は会社によって日給も違いますし、ノルマがある場合もあります。

時間ごとにノルマが決められていて、達成すれば早く終われることもあるようです。

一方でノルマがない代わりに調査時間が長いという場合もあります。

投票会場受付も会場によって日給も勤務時間も違います。

日給が高い場合は勤務時間が長く、早朝からの会場設営が業務に含まれていることもあります。

逆に時給が低い場合は忙しい時間帯だけの勤務ということもあります。

一概に日給が高いから仕事量が多いまたは日給が低いから勤務時間が短いというわけではないので、求人内容をしっかり確認してから応募することをおすすめします。

会場の大きさや場所

次に会場の規模や場所で選ぶ方法です。

投票日当日の選挙バイトは有権者が来ない時間帯があり、手持ち無沙汰になってしまいます。

出口調査であれば、忙しくない方が良いという人は小さい選挙会場の方が向いています。

一方で大きな会場であれば、ノルマも多くなる傾向にはなりますが、有権者の数も多く選挙バイトの人数も多いので話をしながら時間をつぶせます。

また出口調査は会場の下見が必須になっていることが多く、下見のための交通費は支給されない場合もあるので、あまり遠方の会場だと結果的に割に合わなくなってしまいます。

投票会場受付は早朝から、開票は深夜までの勤務になるので、できれば自宅から近い会場を選びましょう。

特に開票は終電に間に合わない可能性があるので、徒歩または自転車で帰れる距離であれば交通費を無駄にせずに済みます。

選挙バイトの仕事についてよくある疑問

最後に選挙バイトに素朴な疑問について回答していきます。

政治に詳しくなくても大丈夫?

政治についてよく知らないという人でも選挙バイトはできます。

むしろあまり政治に興味のない人の方が多いのではないでしょうか。

投票会場受付や開票に政治の知識はほぼ必要ありません。

世論調査と出口調査では政治に関する知識が多少必要ですが、事前研修をしっかり受ければ問題ないです。

実際に選挙バイトを通して政治について興味を持つようになる人も多いので、気にせずに応募してみましょう。

選挙に行ったことがない!

投票に行ったことがない人は意外と多いのではないでしょうか。

もちろん投票に行ったことがあって流れが分かっている方が事前説明なども理解しやすいです。

しかし、仕事は誰にでもできるように事前研修があったりマニュアルが用意されているので、選挙に行ったことがなくても問題ありません。

すごく難しそう

仕事内容はそんなに難しくありません。

誰でもできるように事前研修をしてくれることが多いので、不安な点は研修時にしっかり確認しましょう。

イレギュラーが発生した場合には選挙事務の人や責任者の人が対応してくれるので安心です。

ただし出口調査に関しては、人と話すのが苦手であったり知らない人に話しかけられないという人はあまり向いていないかもしれません。

服装や髪型はどうしたらいい?

仕事内容や会社によって様々で、スーツを着用であったりオフィスカジュアルであったり、逆にスーツ禁止という場合もあります。

世論調査に関しては有権者に直接会うことがないので特に指定がないこともあるようです。

有権者と直接話す投票会場受付や出口調査であれば、髪型や髪色は落ち着いたものにして全体的に清潔感のある身だしなみを心掛けましょう。

女性であればネイルとメイクも落ち着いたものにする必要があります。

色々と指定があることが多いので、心配であれば事前に確認するようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

選挙バイトはレアな求人なのでなかなか探すのが難しいです。

見つけた際はぜひ応募して選挙バイトを体験してみてください。