
営業が向いている人の10個の特徴とその力を活かして稼げる業種とは?
皆さんは、フリーペーパーを知っていますか?
フリーペーパーは、広告や冊子が主で、カフェやスーパーなどに置いてあります。
業務内容まで知っている方は少ないんじゃないでしょうか。
今回は素晴らしいお仕事の一つ、フリーペーパーの仕事内容について紹介していきたいと思います。
まずは、何をするのか。
私の場合は、タウンページ片手に1日80社ほどに、広告を載せてほしいですと言う電話をかけました。
これには意味があり、自社の事を自分でも把握して、相手に何を聞かれても答えられる様にする為、それから、話し上手になる為です。
自社のフリーペーパーに掲載して頂くと、それを見た方達から反響があるようにする為に、クーポン券をつけて掲載してみませんか?
などと、自社の強みやお客様との駆け引きが出来るようになる為です。
始まりはこんな感じです。
それに慣れてきたぐらいから、営業になります。
この頃には、基本的な事はお客様に話せるようになってます。
電話で鍛えられてるんですよね。
まだ話し終わってないのに切られたりもしました。
なので、営業で門前払いを受けても、大丈夫でした。
フリーペーパーの仕事における役割を大きく分けると、営業部と制作部があります。
それぞれの内容を大まかに説明します。
営業部は、お客様にアポをとり、時間をつくってもらい提案や広告を見てもらって、次の広告に掲載して頂けないか?
という営業をかけに行きます。
まずアポイントメントを取れるかどうか、そして提案内容を気に入ってもらえるかどうか、そして気に入ってもらえたら条件に合意してもらえるかという流れです。
制作部は、営業部がとってきた広告を営業部から指定された通りに広告をパソコンで作っていきます。
人手が足りない、締め切り前なのに広告があと少し足りない!!という時には、制作部も営業に回る事があります。
営業と制作が共同でやるお仕事があります。
それは、写真撮影やインタビューなどです。
だいたいは、営業が行うのですが、注文の多いお客様や少し難しいお客様の場合は制作部もついていきます。
作り手は制作部です。
営業部からの話だけよりも、お客様本人の言葉やイメージが掴みやすいのです。
どんな写真を撮ってほしいのか、その背景は何色にするのか。
制作部はそれを聞いて、再度作り直します。
営業はとにかく気に入られることです。
自分という人間を気に入ってもらうのです。
お客様は、「会社にじゃなく、貴方だから広告を出すんだよ」と言ってくれます。
ここでお客様との信頼関係が生まれます。
お客様の望む広告を、本気で考えていく事が大切です。
お客様にばかり合わせるのではなく、自分のアイデアも言いましょう。
1度広告掲載してもらったらそれで終わり、というのは、これは御法度です。
例え一度きりでも掲載してくれたお客様は大事にしましょう。
またいつか、貴方の頑張りを見た時、フリーペーパーを見た時、掲載したいなと思ってもらえるように頑張りましょう。
制作部は基本的には、広告を2パターンつくります。
お客様が雰囲気的にどちらを好むかわからないので、全く違うパターンを作ることが多いです。
それから、決まった方の広告で、もしその広告の文字をもっと大きく、色を少し薄くなど修正依頼があった場合は修正します。
一発オーケーは制作部がもっとも喜ぶところですが、なかなか一発オーケーが出ることは少ないです。
制作部は、締め切り前になると営業のお手伝いに回る事があります。
撮影のお手伝い、広告を確認してもらう為お客様の所に出向くなどです。
丁寧かつ迅速に広告を作る事が求められます。
そのためには、営業部との信頼関係がないと良い広告は作れません。
コミュニケーション能力も必要になります。
営業と制作の共同作業は撮影が中心になってきます。
例えば、イチオシの料理を撮影するとしてお店側は3品用意したとします。
ですが広告に3品の写真をいれてしまうと、文章を書くスペースがない。
こういう時は、営業がお客様と打ち合わせをして、制作が写真を撮るという共同作業があります。
共同作業をした広告は、営業だけがとってきた広告よりも作るスピードは早いです。
お客様の思いなど、制作部と営業部とお客様で打ち合わせをしているのでイメージが掴みやすいのです。
制作部は、ここから自分のアイデアも加えながら広告を作っていき、営業部は少し違う角度からのもう一つのパターンの広告のアドバイスをします。
これで2パターンの広告が出来上がります。
営業が制作の助っ人に、制作が営業の助っ人になることもあります。
同じゴールに向かって、丁寧に迅速に納期内に良い広告を仕上げていきます。
お互い助けあってフリーペーパーは作り上げられます。
「私は人見知りだから無理かな」「僕はマメな性格じゃないから無理だな」
そう思って諦める前に、もしフリーペーパーの仕事に興味があるなら読んで頂きたいことを紹介します!
私の経験上、人見知りで引っ込み思案だった子が見違えるかのような成長を遂げたのを何人も見ています。
向いているイコールこの仕事が好きになるかどうかなんです。
好きになれば、みんな向いています。
この仕事はみんなで1つの作品を作っているのです。
素晴らしい事だと思たら、貴方は向いています。
当たり前の事を言うようですが時間を守れる人ですね。
お客様を待たすのは言語道断!!
一度でも掲載してくれたお客様に貢献する。
例えば、居酒屋なら一度は食べに行くとか、雑貨屋ならなにか小物を購入するみたいな事です。
無理矢理しなくてもいいですが、お客様は喜んでくれます。
オンとオフを上手に。
仕事の失敗を持ち帰り悩むのは誰しもがあります。
ですが、この仕事は営業に行くと門前払いをされることもよくあります。
貴方だから門前払いされた訳ではないのです。
門前払いした事を後悔させるような、いいフリーペーパーをつくるぞ!!と、次々営業に回って下さい。
ここからはフリーペーパーの厳しい所にふれていきたいと思います。
どんな仕事もいい所もあれば悪いところもあります。
締め切りに追われる。
月末は、休みなしで慌ただしくなります。
広告が序盤で埋まっていればいいのですが、なかなか現実は厳しいです。
なので、月末近くにとってきた広告を制作して、お客様と打ち合わせして作り直して。
この作業に入ると残業は当たり前になります。
企画がなかなか決まらない。
毎回毎回似たような企画になってしまいマンネリになるのがフリーペーパーです。
もっと面白い企画を!!と思っても、却下されがち。
それでも貫いた企画なら、自分1人で任されたページを背負う覚悟でやるしかないのです。
私は以前、どうしてもやりたい企画があり上にお願いしました。
1人で背負う覚悟で、やり始めた企画にお客様達が協力してくれました。
大変ですが、絆が生まれ、やり遂げた達成感は本当に嬉しいものです。
営業は、お客様の言っている事、つまりこんな広告にしたいなど具体的に表現できてなくてもくみ取らなければならいけません。
察すると言った方が早いでしょうか。
この察する事は、かなり難しいと思います。
ですが、お客様の話をしっかり聞いてそしてまとめて自分なりに頭の中で広告をつくります。
これは、経験を積んで開花させましょう。
制作も同じで、営業から回された広告は、いわば又聞きの状態です。
お客様から営業、営業から制作。
例えば、お客様は枠を青にしてほしいと言ったとします。
でも、青でもいろんな青があります。
こんな時、機転の利く制作部の人間は、お客様のホームページなどを見ます。
どんな色遣いをしているか、イメージはどういうかんじなのか。
お客様の色を見つけるのです。
こんな風に、頭をフル回転させる所は凄く難しいです。
このお仕事には、やりがいが沢山あります!!
皆、思う所は1つ1つ違うと思いますが、紹介していきましょう。
「この間の広告良かったよ、反響があったよ。」などと言って貰えると、頑張ってよかったと思います。
たった1つの広告に費やした時間が、凄く長かったとしても頑張ってやり遂げて良かったと、お客様の笑顔を見た時に思います。
フリーペーパーは、皆で作っています。
お客様、営業、制作、みんなで力を合わせて一丸となって作り上げます。
締め切り前のドタバタに追われながらも、出来上がったフリーペーパーを見た時は、やはり毎月感動があります。
毎月感動できる仕事なんて、そうそうないような気がします。
フリーペーパーという仕事イコールやりがいだと思います。
やりがいしかないです。
自然と貴方なりのやりがいを、見つけられるお仕事です。
給与に関しては、このお仕事はあまり期待しない方がいいです。
高給取りになれるお仕事ではないです。
なので、好きじゃないと続かないお仕事です。
このお仕事が好きになった瞬間から、メリットだらけになりますよ。
身につくスキルは沢山あります。
私が知りうる限りでは、人見知りが改善された、パソコンのスキルが上がった、度胸がついた。
度胸がついたに関しては、やはり営業の方はよく言いますね。
初めは怖かったけど、今は飛び込み営業も苦にならないと。
そして人を好きになります。
人と人との繋がりがいかに大切か学ぶからです。
それだけでも、素晴らしいメリットだと思います。
お店に詳しくなる、情報がすぐに入ってくる。
この居酒屋の1番のオススメはこれだよーとか、今〇〇の美容室がキャンペーンしてるよなど、このお仕事をしているとだいたいの事を把握します。
なので、友達なんかに聞かれたりした時は、すぐに答えれるようになります。
皆が同じ気持ちじゃないと、いいフリーペーパーはできません。
共に働く仲間は皆1つの目標に向かってます。
分かち合える仲間がいる事は、大切な事です。
この仕事をやっていれば、ある程度の営業の仕事はできるのではないかと思います。
そもそも営業が嫌われるのは、コミュニケーションが苦手だったり、門前払いをされたり。
そういうのが嫌でやりたくない人が多いと思います。
もちろんノルマという嫌なものもついてくるので。
しかし、フリーペーパーのお仕事をしていれば、営業なんて本当にへっちゃらになってしまいます。
むしろ野心が出てきたりなんかして、絶対に達成する!!という気持ちも出てきます。
営業全般に活かせるのではないでしょうか。
例えば保険の営業の仕事に就職したとします。
内容は違えど、お客様との関わり方、接し方、話し方まで役立つはずです。
フリーペーパーでいろんな方と繋がってきた実績があれば、営業のノウハウはばっちりなのではないでしょうか。
数々の広告を作ってきた制作部は、フリーペーパーを離れても、webでのイラストのお仕事や、バナーを作ったり、ホームページを作ったりするお仕事もできます。
どうでしたか?
フリーペーパーのお仕事。
少しは興味を持って頂けましたか?
今の時代好きだけじゃ仕事は出来ない!!というのが当たり前だと思います。
貴方にとって、このお仕事が天職になるかどうかはわかりません。
ですが、少しでも興味をもったり、面白そうだなと思ったなら、トライしてほしいです。
フリーペーパーを必要としてくれている、読み手の方達がいる限りは、フリーペーパーは続いていきます。
フリーペーパーって、人の笑顔を載せてるページが多いです。
街中で声をかけて、小さなお子さんからおじいちゃんおばあちゃんまで。
笑顔の写真を撮らせて頂きます。
理由は2つあります。
あっ!この人知ってる!!
あっ、〇〇ちゃんだ!!
と、皆に手にとってもらう為です。
知り合いが写ってるかもと思えば手にとってもらいやすいからです。
もう1つの理由は、フリーペーパーを見て、ほっこりした気持ちになってもらう為です。
やっぱり笑顔って凄いです。
特殊な仕事だから面白い、毎日同じことの繰り返しじゃないから楽しい、毎日いろんな人に会えて、いろんなお話を聞けるから素晴らしい。
誇りを持てる仕事だと思います。
自信を持っていい仕事だと思います。
人が嫌いでも、人を好きになってしまう仕事です。
私は自信をもってオススメするお仕事です。
実際にフリーペーパーの仕事を探すときは、こちらの記事を参考に!
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