テニスは生涯スポーツとも言われるように多くの人がするスポーツで、街中にもテニスクラブがあったり、学校の部活動やサークル活動でもよくおこなわれています。

テニスを習うために通う場所がテニススクールで、そこにはもちろん教える立場であるインストラクターがいます。

テニスをやっていて、ある程度他人に教えられることができる技術を持っている人なら、アルバイトとしてテニススクールで教えることを仕事にしてみたいと思う人もいるでしょう。

インストラクターは、社員、派遣、契約社員、アルバイトなど、さまざまな雇用形態があります。

ここでは、テニススクールのアルバイトについて、時給ややりがいなどをご紹介していきます。

私はこんなところでテニススクールのアルバイトをやりました

私がやっていたテニススクールのアルバイトは、都内の中でもやや郊外の、住宅地や団地、公園がある町にあるインドアのテニスクラブです。

インドアのため、雨や風を気にすることなくテニスができるところでした。

学生だったため平日は入れず、毎週土曜日の3コマほどで、平日は他のアルバイトを並行してやっていました。

テニススクールアルバイトの仕事内容ってどんな内容?

テニススクールのアルバイトは、レッスンでテニスを教えることだけではありません。

円滑にレッスンを行うための準備や練習も必要です。

アルバイトの場合は、基本的には自分が受け持っているクラスのみ、責任を持って担当します。

全体的なスクール運営や企画、人材育成などは社員が行います。

アルバイトが行う具体的な仕事内容は以下のようになります。

テニスを教える

週単位で担当のクラスを受け持ち、一般のお客様にテニスを教えます。

これがテニススクールのインストラクターが行うメインの仕事です。

レベル別やジュニアクラスなどの年齢別に、習得したい技術を目標においてレッスン内容とタイムスケジュールを考えて、約60分の1レッスンを行います。

準備や片付けなど

レッスン前のボールや必要な道具の準備、レッスン後のコート整備や片付けなど毎レッスンごとに行うもののほか、痛んだボールのチェック、レッスン内容を考えるなどもあります。

テニススクールの宣伝活動

いつもではないですが、必要に応じて駅前や商店街など人が集まるところでビラ配りやティッシュ配りなどの宣伝活動をすることがあります。

テニススクールの受付業務

インストラクターでの採用とは別に、受付業務担当で採用される事務員がいます。

来場者の受付、キャンセルや変更の処理、電話応対などを行います。

テニススクールアルバイトの時給は?

アルバイトの時給は、始めのうちはアシスタントとして入り、大体1,000円~1,500円ほどです。

その後メインコーチになると1,500円~2,000円ほどになり、経験を積んでいけば上級クラスを担当したり、単価は上がっていきます。

厳密に言うと、ワンレッスンが大体60分くらいのことが多く、このワンレッスンあたりの金額になります。

レッスンの間には休憩時間があったり、準備や片付けの時間もあります。

レッスンも続けて何コマも入るわけではないので、間に空き時間ができることもあります。

ですので、アルバイトの拘束時間を給料で割ると、そんなに高くはなりません。

また、屋外にテニスコートがあると雨の日はレッスンが休みになり、その場合はもちろん給料は発生しません。

決して高時給とは言えず、効率よく稼げるアルバイトではないということを理解しておきましょう。

テニススクールアルバイトでやりがいを感じたこと

担当しているクラスの生徒さんが上手くなっていったり、レッスンのクラスのレベルが上がっていってくれた時は、教えたことがちゃんと身になったことが実感できてやりがいを感じました。

生徒さんに声をかけてもらったり、休憩中にお話しする機会も多いので、そこで感謝の言葉をかけてもらえたりすると嬉しく思います。

テニススクールアルバイトのメリットとは?

華やかな場所にも見えるテニススクールですが、数あるアルバイトの中でもテニススクールでの仕事を選ぶとどのようなメリットが得られるのでしょうか。

コミュニケーション力がつく

テニススクールはテニスの技術を教えたり、その場を提供するサービスを売っているのであり、モノを売ってお金もらうわけではありません。

どの生徒さんにも公平に、楽しくレッスンを受けてもらい、なおかつテニスが上手くなるようにするには、生徒さんと積極的にコミュニケーションを取ることが必要になります。

最初は緊張してうまくいかないかもしれませんが、レッスンを重ねるごとにコミュニケーション力はアップするでしょう。

テニスが上手くなる

テニスをする機会が増えると言うことは、それだけ練習になります。

上手いコーチや社員もいるので、その人たちと一緒に練習したり、自分が教えてもらうこともあります。

また、初心者やジュニアでも、人に教えるということは難しいことであり、改めて自分の技術や知識を見直すこともできます。

好きなことをしてお金がもらえる

テニスをすることが好きな人にとっては、好きなことをしながらお金を稼げるので一石二鳥と言えるでしょう。

テニスは1人ではできませんし、コートという場所も必要なので、テニスをしたくてもそう簡単にできるわけではありません。

その機会が毎週定期的にあることは、テニス好きな人にはうれしいことでしょう。

テニススクールアルバイトで身についたこんなスキル

仕事をするとさまざまなスキルが身に付きます。

ここでは、テニススクールでアルバイトをするとどのようなスキルが身に付くのかを見ていきましょう。

テニスの技術が身につく、体力がつく

初心者や中級者クラス、ジュニアクラス担当だと、あまり張り合いがない、球出しばかりにはなってしまいますが、自分が手本とならなければならないので、基本に戻って丁寧なプレイを心がけるようになります。

上級者クラスを受け持てるようになれば、生徒さんも上手い人になりますし、練習もより実践的なものが増えてきます。

空いた時間は他のコーチと練習することもあります。

人前で話すこと、場を盛り上げることが得意になる

レッスンでは数名程度の生徒さんを相手に、60分間動きながら笑顔でしゃべりっぱなしです。

技術やルール、練習内容の説明などはわかりやすく説明することが求められますし、練習中も広いコート内に聞こえるように大きな声で、場を盛り上げる言葉をかけ続けなければなりません。

常に笑顔でいなければいけませんし、サービス精神が身につきます。

マナーや礼儀が身に付く

生徒さんはお客様です。

お客様相手の仕事なので、マナーや礼儀をしっかりわきまえた上で、楽しい空間を作れるようにしなければなりません。

生徒さんの年齢もジュニアから年配の方までさまざまです。

テニスは紳士・淑女のスポーツとも言われていて、特にマナーにも厳しいスポーツです。

テニスのマナー、スポーツマンシップなども同時に教えていく必要があります。

テニススクールアルバイトをやっている中で嬉しかった瞬間

働いていて嬉しいことがあると、この仕事をやっていてよかった!と思いますよね。

テニススクールの仕事に興味をもってもらうためにも、嬉しかった瞬間をご紹介していきたいと思います。

生徒さんがうまくなっていくとき

「やりがいを感じたこと」にもありますが、やはり担当した生徒さんがどんどんうまくなっていくと嬉しく感じます。

なかなかうまくできなかった人にアドバイスをしたらコツをつかんだり、できなかったことができるようになると、教える側としては手ごたえを感じます。

テニスをしているとき

単純にテニスが好きなので、テニスができる時間と空間があるのは嬉しいことです。

打ち合う相手がいること、テニスコートがないとテニスはできません。

その相手と場所が常にあるというのはありがたいことでもあります。

仕事仲間と仲がいい

テニスのインストラクターをする人は、やはり社交的で明るく、一緒にいて楽しい人が多いです。

人間関係も良好で、プライベートでも遊んだり連絡を取り合ったり、テニススクール以外でテニスをしたりすることもあります。

社員や派遣の人もいますが、上下関係が厳しいということもなく、和気あいあいとした雰囲気で仕事ができます。

テニススクールアルバイトはこんな人におすすめです!

テニススクールの仕事についてわかってきたところで、どんな人におすすめの仕事なのかを見てみましょう。

自分の性格などと照らし合わせて、アルバイトとしてやれるかどうか検討してみましょう。

テニスが好きな人、うまくなりたい人

まずは何と言ってもテニスが好きな人です。

他人に教える立場なのですから、自らもうまくなりたいという向上心も必要ですし、そのための練習や研究も進んでしようと思えるほど、テニスが好きで真摯に向き合える人が向いています。

明るくて笑顔を絶やさない人

インストラクターをする人が暗かったり、場を盛り上げることができなかったり、いつもムスッとした顔をしていると印象が悪いですよね。

明るくていつも笑顔でいることが必要です。

人前で話すことは誰でも最初は緊張しますが、慣れてくればうまく話せるようになります。

常に明るくふるまうのは無理、人前ではどうしてもうまくしゃべれなくて辛いという人は、どんなにテニスが好きでもインストラクターの仕事は精神的に負担になってしまうかもしれません。

毎週決まった日に入れる人

テニススクールのインストラクターは、シフト制のような勤務形態ではなく、基本的に毎週同じクラスを受け持ちます。

そのクラスの各個人の上達のスピードや弱点などを理解することで的確にコーチングできるようにするためです。

個人的な理由で休むことができず、他の人に簡単に代わってもらうこともできません。

なので、毎週決まった曜日と時間に入れる人でないとこの仕事はできません。

テニスインストラクターが向いている人の特徴は、こちらの記事を参考に!

テニススクールアルバイトのおすすめの選び方

テニススクールの求人はそこまで多くはありません。

アルバイト情報誌や仕事探しアプリの他、ネットや地域密着系の情報誌、スポーツクラブの求人なども探してみましょう。

まずは勤務地で探す

まずは自分が通える範囲にテニススクールを行っているところがないかを探しましょう。

テニスコートが何面もあってテニスのみをしているテニスクラブのようなところの他、スポーツクラブやスポーツジムでテニススクールもやっているところなどもあります。

基本的にはテニススクールは数が多くはないので、その時点で働ける場所は限られてくると思います。

テニススクールの雰囲気やレベルで選ぶ

やはり職場の雰囲気は働く上で大切です。

自分が検討しているテニススクールの情報を口コミサイトで見てみたり、テニス仲間などで知っている人がいないか聞いてみるのもいいでしょう。

また、テニスクラブよりも大手スポーツクラブのテニススクールのほうが、比較的技術が高くなくても採用してもらえます。

テニスの技術にそこまでの自信がないなど、自分の技術力も考慮して選びましょう。

勤務形態や希望している範囲で働けるか

自分が無理なく働ける範囲での募集要項なのかどうか、特に自分が働きたい曜日や時間はいつなのかしっかり確認しましょう。

テニススクールのアルバイトは意外と拘束時間が長く、かつ毎週決まった時間に必ず入らなければなりません。

学生であれば学業も大切ですし、プライベートの予定などもあるでしょう。

まずは募集要項で確認し、面接などのときにきちんと折り合いをつけて納得した上でないと、続けることができなくなってしまいます。

まとめ

自分が好きなことをしてお金を稼げるのですから、テニススクールのアルバイトはとても魅力的な仕事のひとつだと思います。

ちょっと自慢できたり、女の子にモテそうと思ったり、そんな理由で興味を持つ人もいるかもしれません。

しかしこの仕事は人が相手で、マニュアルがあったり決められたことをするわけではなく、個人の力量で大きく左右されるので、その点では難しい仕事とも言えます。

責任をもって働けるかどうかしっかり検討したうえで、求人を探して募集をしていればチャンスです。

面接の他にも実技試験などあると思いますが、これまでご説明したことを参考にして、自分のできる力を出してぜひ採用してもらえるようにがんばりましょう!