コンビニ正社員の求人を選ぶ前に！仕事内容やメリット・デメリットを教えます

将来的にコンビニでしっかりとした雇用形態で働きたいと考えるならば、もちろん終身雇用である正社員として採用されるのが望ましでしょう。

ですが、コンビニでの「正社員」という働き方は、あまり知られていないようにも感じます。

どちらかというと「アルバイト」で働いている人の方に認知度が集中しているように感じます。

しかし、実際にコンビニでの「正社員」としての働き方はあります。

どのようなコンビニでも、「正社員」という雇用形態は存在するのです。

そこで、ここではコンビニの正社員求人についてご紹介できればと思います。

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コンビニの正社員はどんな仕事？

コンビニでの「アルバイト」としての働き方はよく知っていると思いますが「正社員」としてはどのような仕事を請け負っているのでしょうか。

実は、通常業務はアルバイトの業務とそれほど変わりません。

その理由は、コンビニが「シフト制」の勤務形態であることが関係しています。

コンビニの正社員は、ブランドの本社直営の店舗やフランチャイズの店舗でも一店舗あたり2人～3人います。

その人数の中にはオーナー・店長も含まれます。

その為、月に全ての時間正社員が駐在している環境を作ることのは難しいのです。

結果、アルバイトの従業員に各業務を担当してもらい、メインは正社員が行うということになります。

正社員は通常業務の他、発注業務や経理担当、労務関係の事務的業務も請け負います。

アルバイト従業員と違うのは「責任が重い仕事」を多数受けているということです。

営業時間中のレジ業務や品出し業務の他にも、営業している時に全ての業務を担当できるのが正社員なのです。

コンビニの正社員はこんな人に向いている！

では、コンビニ正社員はどのような人が向いているのでしょうか。

ここではコンビニの正社員に求められる人物像をご紹介していきたいと思います。

将来的にコンビニ経営のオーナーに興味のある人

コンビニの正社員としてのスキルや業務内容をしっかりと覚えて将来的にコンビニ経営を目指している人にはおすすめできます。

コンビニの正社員をしている人の中には、独立して店舗を経営してみたいと夢を持つ人も少なくはありません。

自分が経営するコンビニの店を持つ為に、正社員として様々なスキルを習得しようとする姿勢を持てる人には、コンビニの正社員としての素質は充分にあると思います。

店舗のマネジメント興味のある人

コンビニの正社員は、店舗の営業状況を把握しやすい立ち位置にあります。

正社員としての業務内容の中には、経理の仕事もあります。

事務的処理をしていると、店舗の日々の売り上げや営業利益も分かってきます。

また、発注業務を担当していると、店舗を営業する為のマネジメントスキルも身につきます。

このように、正社員として業務に携わりながら店舗経営やマネジメント関連の知識や技術も習得できるのでおすすめです。

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コンビニ正社員でよくある募集内容とは？

では、実際に求人を探そうとするときに見るものは求人案内になります。

コンビニの正社員求人の中でもよく見られる募集内容とは、どのようなものがあるのでしょうか。

ここでは、コンビニ正社員の募集内容について詳しくご紹介していきます。

業務内容

業務内容は、アルバイトの場合通常業務であるレジ打ち、品出しなどが書かれていますが、正社員求人には業務内容の中に発注業務、事務的業務などと書かれているのをよく目にします。

アルバイトと違うのはこの部分で、正社員になると入社して間もなく発注業務を担当する場合もあります。

業務内容としては身の詰まったような仕事ばかりですので、入社して一年目から忙しくなるでしょう。

また、業務内容の中には「店長候補」と書かれていることもよく見受けられます。

上記のような業務内容が書かれているところは、ある程度の勤続年数で店長になる可能性が充分にあります。

特にフランチャイズの店舗で店長候補の求人があるところでは、店長を立てる意味で、正社員起用されてすぐに店長になることも可能なのです。

給与相場

コンビニの正社員の給与相場は、おおよそ総支給で月25万円前後と考えて下さい。

この給与は決して高くはありません。

その理由は、コンビニの正社員になると多忙の上シフトの代替えに正社員が責任を取って勤務しなければならないからです。

正社員という立場は「管理者」「責任者」という立場と言っても過言ではありません。

正社員でのデメリットの一つとしてはシフトに欠員が出てしまった場合には正社員が穴埋めをしなければならないことです。

また、夜勤に入る機会も多くなり、疲労が溜まって体調不良を起こすこともあります。

体の負担を考えれば決して高くはありません。

また、給与の賞与や昇給の面は、直営店とフランチャイズの店舗によって違ってきます。

直営店の場合給与管理はコンビニの直営店本部が管理しますが、フランチャイズは各店舗になります。

求人広告をしっかりと確認して、給与面での将来性を図るのも良いでしょう。

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求められる人物像

コンビニの正社員求人で特に求められるのが、「コンビニが好きな人・興味がある人」「元気な人」「人と関わることが好きな人」などです。

特に、堅苦しい人物像は求められていません。

明るく人と接することが好きな人が最も求められる人物像となるでしょう。

必要なスキルや資格、経験

特に必要なスキルはありません。

しかし、優遇されるスキルというものがコンビニで働いていた経験です。

それが正社員の場合ですと特に優遇され、アルバイトで働いていたことがある経験も優遇されます。

また、資格では衛生管理者系統の資格を取得していれば良いでしょう。

求人内容によって違うので応募の前に確認してみましょう。

コンビニの正社員になるために他にも知っておきたいこと

休みが取りにくい

コンビニの正社員としての仕事は非常にやりがいのある仕事ばかりですが、デメリットもあります。

それは、休みが取りにくいことです。

一店舗の中には正社員の人数が少なく、アルバイト従業員がほとんどです。

アルバイトの従業員の都合に合わせたシフトを作成し、人員不足になる時間帯がある場合正社員が穴埋めをすることになります。

その為、正社員の都合にあったシフト管理が難しいので、希望する休みが取れないこともあります。

責任が増える

正社員が担当する業務は、責任業務が多いです。

発注業務・経理業務などの事務的業務も請け負うことで、業務の責任が増えるとも言われています。

業務以外にも、正社員としての勤務形態についても責任を求められることがあります。

この事由については、まさに正規社員として働いているからという理由そのものにあります。

コンビニの従業員のほとんどがアルバイトです。

その為、アルバイトの従業員と比べて正社員が請け負う業務には、多くの責任がのしかかる業務を担当することが多くなります。

また、シフト管理の際にはアルバイトの従業員の希望に合わせて正社員がシフトに入らなくてはなりません。

シフト管理の責任の有無のほか、アルバイトの従業員が欠員してしまった場合、穴埋めとして正社員が代わりに入るということも求められます。

業務だけではなく、正社員としての在り方についても問われる為、様々な場面で責任を問われることも念頭に入れておきましょう。

勤務時間が長い

コンビニの就業形態は、24時間営業の中でシフトに合わせた就業形態となります。

しかし正社員の場合、営業時間内に全ての業務が終わることは少ないと思って下さい。

営業時間内のシフト時間には、店舗内での接客等を担当することになります。

また、シフト時間外には事務処理等を行わなければならないこともあります。

店舗の営業時間内では、少人数で営業をすることになります。

その為、事務処理をシフト時間外に対応しなければならない場面もあります。

このような現状が続き、正社員の就業時間が長くなってしまうのです。

もちろん定時に帰宅することもありますが、月の総動労時間を見ると正社員の就業時間は長くなってしまいます。

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コンビニの正社員で働くメリット

それでは、コンビニで正社員として働く上でのメリットとはどのようなことがあるのでしょうか。

ここでは正社員として働くと、どのようなメリットがあるのかをご紹介していきます。

マネジメントに携わることができる

コンビニの正社員として働く中でのに一番のメリットは、コンビニのマネジメント業務に直接携わる機会が非常に多いことにあります。

業務を通じて、コンビニのマネジメントスキルを授受することが可能です。

正社員になると事務的処理も携わります。

その中で、マネジメントに携わる業務もあります。

また、営業時のアルバイト従業員への指導業務もマネジメント業務の一つになります。

こうした業務を経験することにより、正社員としてのスキルも向上していきます。

店舗経営を学べる

コンビニの営業利益についても直接携わる機会が多いのが、正社員のメリットの一つです。

業務の情報を基にコンビニ経営に触れることができたり、オーナーや店長との会議にも携わる機会があります。

また、コンビニのブランドによって違いますが、定期的に正社員として参加する会議や研修もあります。

それらに参加することによって、他の店舗の情報やコンビニのブランドがどのような経営理念を持っているのかを学ぶこともできます。

各コンビニのブランドによっても営業スタイルが異なってきます。

裏を返せば、所属しているブランドの経営理念を業務を通じて勉強することができるのです。

アルバイト従業員とは違い、正社員として働くと店舗経営の知識を学ぶ機会が増えるので大きなメリットとも言えるでしょう。

コンビニ正社員の勤務先の種類

ここまでご紹介したコンビニの正社員ですが、コンビニによっても「正社員」という働き方には違いがあるのをご存知でしょうか。

ここでは、各店舗によって異なる正社員の働き方や正社員としての在り方をご紹介していきます。

コンビニで正社員として働きたいという方が、「どのように正社員として働きたいか」を比較する際に参考にできる情報だと思います。

ぜひ参考にしてみて下さい。

本社直営の店舗社員

全国各地にあるコンビニですが、コンビニによっても経営母体が違います。

まずここでご紹介するのは、各コンビニブランドの本体である本社直営のコンビニ店舗です。

本社直営のコンビニで正社員として働いている人は、基本的にブランド本体の社員として所属します。

採用される母体が本社になりますので、直営店での正社員勤務になり、多店舗への転勤もあります。

一つの店舗に永久に所属するというわけではなく、現場を経験するという名目の元、正社員として直営店舗にて勤務します。

将来的に本社に所属することも可能なので、昇進をしたいという希望がある方は本社での採用枠に応募することをおすすめします。

フランチャイズの店舗社員

コンビニの経営として本社直営ではない店舗があります。

それが、フランチャイズのコンビニ店舗になります。

フランチャイズは、オーナーと呼ばれる人がコンビニのブランドのネームを借りて経営することで、直営店ではない分個人経営に近い形での店舗運営になります。

フランチャイズで勤務する正社員は、採用された店舗のみの勤務になります。

正社員としてフランチャイズのコンビニに採用されたという形になりますので、本社直営の正社員勤務のように転勤はありません。

稀に、オーナーが複数店舗を経営している場所での正社員採用の場合なら、経営している店舗に転属する形になることもあります。

しかし、全国転勤ということはなく、通勤するのに近いところが良いという方にはおすすめします。

また、フランチャイズでの正社員を務めている方は、個人で経営したいという将来の目標がある方が多く見られます。

フランチャイズでの店舗運営の勉強も兼ねて働く人も多いので、将来独立したいという目標がある方にはおすすめです。

自分に合ったコンビニ正社員の求人の選び方や注意点

では最後に、自分に合ったコンビニの正社員求人を選ぶ際の注意点をご紹介できればと思います。

コンビニ求人探しに迷っている方は是非、ここでご紹介した注意点を元に参考にしていただければ幸いです。

【選び方①】職種から探す

まずは上記でもご紹介した通り、コンビニの正社員として働く上で雇用先、雇用形態にも違いが生じます。

それが分かりやすく明記されているのが、職種欄になります。

職種の違いは、直営店舗とフランチャイズで大きく異なります。

一見同じように感じますが、直営店舗の場合にはアドバイザーと明記されていたり、反対にフランチャイズの場合では店舗勤務と書かれているなど、職種にもばらつきがあります。

しかし、採用され入社してみると、初めはコンビニ経営で同じような業務になります。

職種に応じて将来性を見極め、職種欄を見て自分が将来どのように働きたいかを比較して決めましょう。

【選び方②】勤務先の種類

主に勤務先の種類が細かく明記されているのは、フランチャイズの店舗になります。

転勤が嫌で勤務先が変わらないところに勤めたいという方は、求人広告の勤務先に書かれている場所を要チェックしてみて下さい。

【選び方③】給与や雇用条件から考える

自分がどのくらい給与が欲しいかにもよっても、条件は異なってきます。

また、雇用条件として注意して頂きたいのが、フランチャイズの場合では「雇われ正社員」という名の「契約社員」としての採用の可能性もあります。

雇用条件によっては、ボーナスが貰えない場合があります。

求人広告をしっかりと見て、どの程度の雇用要件なのか考えることをおすすめします。

【選び方④】エリアから考える

自分が働ける場所を選ぶことをおすすめします。

本社直営ですと、全国転勤の可能性も示唆されます。

求人広告に「転勤有」と記載されていれば、その可能性も充分にあると念頭に置いておきましょう。

逆にフランチャイズでの正社員を検討している場合であれば、自分が勤務しやすい場所を選ぶことをおすすめします。

通勤経路、通勤時間、エリアなど、自分が働きたいと思う希望に沿った求人を選びましょう。

【選び方⑤】好きなチェーン店から考える

また、働くコンビニを選ぶ際に主軸とも言える条件が、自分が好きなチェーン店を選ぶことです。

普段から利用しているコンビニであれば働く上で普段から知り得る情報も業務では利用できます。

まとめ

コンビニで正社員として働く為の様々な情報をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

実際に求人を見て、自分がどのような形態で働きたいのかを考え、良い求人と巡り合えるように頑張って下さい。