ピザはイタリア料理ですが、日本人にも大変人気のある料理です。

そんな日本人に人気のピザですが、自宅で食べる場合、皆さんはどこでピザを購入するでしょうか。

スーパーやパン屋などで購入することもできますが、ピザ屋で購入をする人も多いでしょう。

では、普段ピザを購入するピザ屋では、一体どんな仕事をしているのでしょうか。

知られざる仕事内容について紹介をしていきます。

ピザ屋の大まかな仕事内容

ピザ屋の仕事内容は、大きく分けて二つに分けられます。

一つ目は、店内でピザを調理する仕事です。

二つ目は、調理してできあがったピザを配達する仕事です。

ピザ屋は、どの店もこの基本的な仕事の流れで経営を行っています。

ピザ屋の仕事は大きく3個の役割に分けられる 

インストア

店内で行う業務全般を担当します。

調理だけでなく、接客も行います。

お客さんからの注文は、まずはインストアが受けるので、インストアの対応でお客さんからの第一印象が決まります。

お店の顔となる存在とも言えるでしょう。

デリバリー

お客さんから注文のあったピザを、お客さんの自宅に配達を行います。

なるべく時間を掛けないでお客さんの自宅へ配達できるように、最短のルートを選ぶことが重要となります。

バイクに乗って配達を行いますので、配達中は常に危険がつきまといます。

焦ることなく、交通法規を遵守して、安全運転でマナー良く運転することが重要となります。

ポスティング

各家庭へチラシ配りを行います。

チラシ配りを行うと、その日のピザの注文が増加します。

チラシを配った枚数に比例して、売り上げが増加するのです。

時間内になるべく多くの家庭へチラシを配ることが重要となります。

インストアの3個の業務

ピザの調理

お客さんから注文のあったピザの調理を行います。

ピザの土台に具材を盛り付け、焼き上げます。

ピザのメニューは数多くあるので、各メニューの調理方法を把握して、間違えないよう細心の注意を払って調理することが重要です。

また、店によっては、お客さんにピザの土台の種類を決めてもらう店もあります。

土台の種類によって、耳の部分にチーズやウインナーが入っていたりするので、間違えないように注意が必要です。

また、デリバリーと緊密な連携を取ることも重要です。

ピザはできたての熱い状態が一番おいしいため、ピザができたらすぐにデリバリーに配達してもらうようにするのです。

接客対応

来店されたお客さんの接客対応や、電話注文の受付を行います。

来店されたお客さんからしてみると、対応してくれた従業員でその店のイメージが決まります。

そのため、店の顔とも言うべき存在となるので、明るく接客することが求められます。

また、電話注文の受付の場合は、顔が見えないのでハキハキした声で明るい対応が求められます。

そして、お客さんの住所や注文を間違えることのないよう、集中して正確に聞き取ることが重要です。

清掃、片付け

調理に使用した器や道具を洗ったり、店内の掃除をしたりします。

店内が散らかっていると、お客さんが来店されたときにとても印象が悪くなります。

また、散らかっていると衛生面的にも良いものではありません。

いつ何時また忙しくなるのか分からないため、片付けや清掃ができる時間を見つけたら、即座に行うことが重要です。

店のイメージを良くするためにも、清掃と片付け作業はとても重要な作業です。

デリバリーの3個の業務

ピザの配達

インストアが調理したピザを、お客さんの所へ配達をします。

ピザはできたてが一番おいしく、時間が経って冷えるにつれて味が落ちます。

そのために、ピザが焼きあがったら時間を掛けずに素早くお客さんの所へと届けなくてはいけません。

ピザが焼きあがるまでに、まず、ピザを入れる袋を特殊な機械で温めておきます。

この袋は、温めておくと保温効果を持つようになる袋で、この中にピザを入れて配達を行います。

そして、お客さんの所までのルート確認を行います。

地図で何通りかのルートを候補に挙げ、一番最短で配達できるルートを策定します。

ピザが焼きあがったら、温めておいた袋にピザを入れ、策定した一番最短ルートを使ってバイクで速やかに配達を行います。

もちろん、交通法規を厳守し、安全運転で配達を行うことが前提となります。

ピザ調理補助

時間が空いているときには、ピザ調理の補助を行うことがあります。

ピザの注文は常に多くあるわけではありません。

ピザの注文が少なく、デリバリーの時間が比較的空いている場合は、インストアの調理補助を行うことが多いです。

また、電話対応なども行うことがあります。

車両点検

自分が使用しているバイクを、運行前に点検を行います。

タイヤが摩耗していないか、ウインカーは付くか、ブレーキランプは切れていないか、などをチェックします。

もしウインカーやブレーキランプが点灯しなかったら、非常に危険であることはもちろんのこと、交通法規的にもアウトとなってしまいます。

地味な作業ではありますが、事故を起こさず安全な運転を行うためには非常に重要な作業であり、確実なチェックを行う必要があります。

ポスティングの1個の業務

チラシ配り

エリアを決めて、チラシ配りを行います。

バイクで決めたエリアまで行き、バイクを止めて徒歩でチラシ配りを行います。

大量に配ることもあり、体力を使う業務となります。

時折「チラシ投函禁止」と書かれている家やポストがあります。

この一文が書かれているポストにチラシを投函しないように注意が必要です。

もし誤って投函してしまった場合、店にクレームが入れられてしまう場合があります。

そのため、注意しながらチラシを配らなければなりません。

ポスティングは、注文があまり入らない時間帯に、デリバリーが兼任して行う店も多いです。

ピザ屋の仕事の良いところ

やりがいを感じるポイント

ピザ屋の仕事は、お客さんと直接やり取りを行う仕事のため、お客さんの反応をダイレクトに感じることができ、そこがやりがいとなります。

ピザ屋で仕事をしていて、やりがいを感じる事柄を紹介していきます。

お客さんの笑顔を見れたとき

お客さんの笑顔を見ることができたとき、非常にやりがいを感じます。

特に、ピザのテイクアウトの注文をいただいていたお客さんに、実際にピザをお渡ししたとき、そして、ピザの配達を行ったときにお客さんの笑顔を見ることができます。

おいしそうな料理を見たら、誰しも笑顔になるでしょう。

笑顔は人を幸せにします。

お客さんの笑顔を見ることができたとき、ピザ屋に務めていて良かったと感じることができます。

「おいしそう」という声を聞いたとき

お客さんから「おいしそう」と言われたとき、やりがいを感じることができます。

やりがいを感じると同時に、自分の店の商品に自信を持つことができます。

また、この言葉からお客さんとの会話が生まれることがあります。

商品の詳細な説明をしたり、どういった味なのか説明を行うこともあります。

この「おいしそう」という言葉を頂くと、お客さんに最上級のおいしいピザを作ろうという思いが生まれ、ピザ作りや配達のモチベーションにもなるのです。

「ごくろうさま」と労いの言葉を頂いたとき

お客さん宅へピザの配達をした際に、「ごくろうさま」と言っていただけると、大変やりがいを感じます。

ピザデリバリーは、風がとても冷たい冬、日差しが容赦なく照り付ける夏も関係なく、バイクでピザの配達を行います。

夏は風を受けながら走るのでまだ良い方ですが、冬は極寒の中で寒風を受けながら走るので、とても体に応えます。

そんなとき、配達先で「ごくろうさま」というお言葉を頂くと、苦労して配達した甲斐があったと感じることができます。

この言葉を頂けるときが、デリバリーにとっては一番やりがいを感じる瞬間であると言っても過言ではありません。

リピートをしていただいたとき

以前にも注文をしてくれたお客さんが、再度注文をしていただいたときにやりがいを感じます。

注文をリピートしていただいたお客さんの所へ配達に伺うと、顔を覚えていてくれるときがあります。

そこからお客さんとの会話が生まれ、よりお客さんと仲良くなることがあります。

お客さんと仲良くなると、常連になっていただけたり、ピザの配達に指名をしていただけることもあります。

配達人冥利に尽きると感じることができます。

面白いポイント

ピザ屋に勤めていると、他の飲食店では経験ができないようなピザ屋独自の面白味を感じることができます。

特に、他の飲食店ではあまりないデリバリーの仕事で面白味を感じることができます。

日本ではなくて、海外にいるような体験をすることもできます。

では、どんな面白いポイントがあるのかを紹介していきます。

コーヒーをもらえる

ピザの配達を行った際に、缶コーヒーやジュースをもらえることがあります。

特に、寒い冬の日に配達に行った際、温かい缶コーヒーを頂けることが多いです。

真冬の寒さでバイクに乗ると、厚着をしていても体に冷気が入り凍えます。

そんな中、温かい缶コーヒーを頂けると、とても嬉しい気持ちで心が温かくなり、コーヒーを飲んで体も芯から温まります。

お客さんからもらった温かいコーヒーを飲んでからバイクに乗ると、心なしか寒さも特に感じずに帰路に就くことができます。

真冬のデリバリーで一番嬉しい出来事です。

チップをもらえるときがある

ピザを配達すると、時々チップを頂くことがあります。

特に、チップ文化のある外国人のお客さんからチップを頂くことが多いです。

チップを頂けると、配達を労ってくれているのだなと感じてとても嬉しくなります。

外国人居住者が多いエリアを管轄する店に勤めると、頻繁にチップを頂く可能性もあるでしょう。

チップを頂いた際は、日本ではなくて海外で仕事をしている気分になります。

しかし、会社によってはチップの受取を禁止している店もあるかもしれませんので、注意が必要です。

暗算が早くなる

ピザの配達を行っていると、暗算が早くなります。

ピザの配達をした際に、ピザの代金を頂きます。

その際に、代金ぴったりを頂ければ良いのですが、代金よりも多い額面を頂いた際にはお釣りをお渡しします。

このお釣りの計算をする際に頭を使うのです。

最初は、お客さんの目の前で暗算を行うときは焦ります。

しかし、何度も暗算を繰り返している内に暗算に慣れて計算が早くなり、お客さんの前でも素早く暗算ができるようになるのです。

ピザ屋で暗算が早くなるのは意外な面白いポイントと言えるでしょう。

道を覚える

タクシー運転手のように、道を覚えることができます。

配達エリアが地元である人でなくても、完璧に道を覚えることが可能です。

また、最短ルートを常に探しながら仕事をしていると、配達が終わって帰路に就く際、試しに行きとは異なる道を通ったり、細い路地を通ったりすることがあります。

そうすると、「こちらの道の方が空いていて早い」という発見だったり、意外な抜け道を発見することがあります。

地元の人しか知らないような抜け道を知ることができるのです。

仕事をしながら四季を感じることができる

特にデリバリーの人は、仕事をしていて四季を肌で感じることができます。

真夏にバイクに乗っていると太陽の光がジリジリと暑いですが、だんだんと太陽の光が弱まって受ける風が涼しくなってくると、秋を感じることができます。

また、バイクを運転中にどこからか金木犀の香りが漂ってくることもあり、とても風情を感じます。

そして、だんだんと受ける風が冷たくなり、厚着をするようになると冬を感じます。

配達後に温かいコーヒーが飲みたくなる季節です。

受ける風がだんだんと暖かくなり、沿道に植えられた桜の木につぼみができはじめると、また春が来たのだと感じます。

このように、春夏秋冬を肌で感じられるというところが面白いポイントです。

まとめ

ピザ屋の仕事内容について、ご理解いただけたでしょうか。

ピザは、老若男女好きな人が多く、人を笑顔にできる食べ物です。

そんな人を笑顔にできる食べ物を扱っているピザ屋は、人を幸せにできる力を持っています。

ピザ屋で働けば、人を幸せにすることができるのです。

人を幸せにできる仕事で働きたいと感じている人は、ピザ屋で働いてみるのはいかがでしょうか。

人を幸せにすることで、自分も幸せな気持ちになることができるでしょう。