美味しい料理やSNS映えするようなオシャレな料理。

お店で食べる料理って家で出てきたり自分が作ったりするものとは全然違いますよね。

最近では様々な料理の専門店も増えて一昔前より飲食店がものすごく細分化されてきました。

さて、そんな素敵な料理の数々を作り出す「料理人」というお仕事に興味をもっているあなた。

「どうやったらなれるの?」「資格は必要なの?」「よく板前さんとかの修行って厳しいと聞くけど、実際のところは?」という様々な疑問があると思います。

ここではそんなあなたの「料理人になるため」の疑問や質問をわかりやすく徹底解説していきます。

一応ではありますが、筆者は飲食歴15年で自身でも様々な場所で修行を積みまして結果として都内で飲食店を開業、その後飲食の総合的な会社を立ち上げました。

ですので、飲食業界につきましてはあらゆることに精通しておりますのでご安心下さい!

ここでは常に「現場で活きる!」そんな情報を書いていきますので、どうぞこれから料理人を目指すという方は参考にしてみて下さい。

それではさっそく料理人になるために必要なこと、その後の展開や年収などをわかりやすく説明していきたいと思います。

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料理人になるには?

まず料理人なるためにはどんなものが必要なのかを見ていきましょう。

必要な資格はあるのか?

それとも求人情報誌を見て未経験でも大丈夫なのか?

などの疑問にお答えします。

必要な資格は?

最初の時点では特に必要ありません!

というのも料理人になるために「かならず必要」という資格は存在しないからです。

のちほどご説明しますが、どこかで聞いた事があるかもしれない「調理師免許」というものがありますが、それは最短でも1年から2年ほど取得に時間がかかりますので最初はみんな資格などないところから始まります。

料理人に求められるものは?

そこで料理人に求められるものは何かといいますと、飲食に長年携わってきた筆者からの意見として現実的に求められているものをお答えします。

それは「真面目さ」「料理に対しての興味」「食べる相手のことを考える」これさえあれば最初は誰でも大丈夫です。

気になるお店の求人などがありましたら迷わず応募してみましょう!

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調理師免許について

さて、料理人になるためには資格が必要ないとご説明しましたが、それでは「調理師免許」とはなんでしょうか?

疑問に思う方もいるかもしれませんが、まず調理師免許とは国家資格にあたります。

国が認めた「食」に関する唯一の免許が調理師免許なのです。

そのため、調理師免許を持っているということは「食のプロフェッショナル」と国からの認可を受けた形になりますね。

この免許を持っていると、後々お店を独立させたいというときに個人の信用度が非常に上がり、さらにお店を経営するために必要な食品衛生責任者という資格が付随しているため改めて食品衛生の資格を取らなくてもすむというメリットもあります。

また普通に飲食店で働いていて、お店を移るときや料理人として就職活動をする際には個人の信用性が増して有利に働いたりもします。

さて、そんな調理師免許いったいどうやって取得するのでしょうか。

キーワードとして、調理師免許の取得方法は2つ!

こちらをふまえてご覧ください。

調理師免許の受験資格

調理師免許の受験資格は、正式な許可が下りている飲食店で実務経験2年以上を越えていることが前提条件となります。

または、国が認可している調理学校などの専門学校で1年以上のカリキュラムを通過しているもの。

この2つのパターン以外はありませんのでご注意下さい。

調理師免許の資格取得ルート

さきほどご説明したとおり、資格を取得するためには2パターンしかありませんので詳しくそのルートを見ていきましょう。

資格取得ルート1:調理師学校を卒業する

現在では数多くの調理師専門学校がありますので、こちらに1年(専門科目によっては2年)しっかりと通ってカリキュラムをこなして料理人としての勉強をします。

そして最後に卒業試験に合格すると晴れて「調理師免許取得」という形になります。

資格取得ルート2:飲食店で2年以上実務経験を積んで調理師試験を合格する

調理師の専門学校に通いたいけど、時間やお金の都合などで通えない人も多いと思います。

しかし、安心して下さい。

現在飲食業界で働く料理人のうちでちゃんとしたプロの料理人であれば、むしろ専門学校を卒業して調理師資格を取ったという人の方が少ないです。

筆者も実際の現場で働いていて見てきましたが、「7:3」くらいの割合で専門学校卒の料理人の方が少ないかと思います。

このように飲食店でしっかりと2年の実務経験を積んだあとに調理師免許の受験をする、というのが飲食業界では当たり前のこととなっています。

しかし、その気になる合格率や試験の難しさというのはどの程度だと思いますか?

答えはこちら「合格率60%前後」となっています。

これを高いと思うか低いと思うかはあなたの判断ですが、他の国家資格に比べると格段に受かりやすいということだけは言えるでしょう。

つまりはしっかりと実務経験の中で、食材のことや調理のこと、はたまた衛生管理の方法などを学んでいれば独学でも十分に合格可能だと思います。

ちなみに補足説明としまして受験資格のある人の情報をひとつ!

実はあまり知られていないのですが「飲食店に2年以上勤務」と書きましたが他にも受験可能となる勤務実績があります。

それは「旅館・簡易宿泊所」「魚介類販売業」「そうざい製造業」「学校や寮などの給食施設」で2年以上働いている経験がある場合は調理師免許の試験を受けることが出来ます。

原則的にこまかいルールはありますが、実際のところ説明を加えた施設で働いていた人には受験資格がありますのでご一考いただいてもいいかもしれませんね。

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料理人の就職先や募集状況は?

ここまで読み進めていただいて、それでは料理人への道を進もう!

としているあなたの最初の疑問はまず「就職先や勤務先はどういったところがあるのだろう?」ということだと思います。

答えは簡単です、「自分の作りたいジャンルの料理を出しているお店」を探すことです。

そうして見つけたところに履歴書を持っていけばオーケーです。

大変簡単ですね。

しかし、自分の気に入ったお店の求人情報が見つからない、もしくは好きなジャンルの料理といわれてもわからない。

さらには全くの未経験で右も左も分からない、という人はとりあえず数件面接を受けてみてフィーリングが合うところを見つけましょう。

実はけっこうお店のカラーや雰囲気が自分に合うかどうかというのは大事な部分なのです。

料理人の主な就職先

はれて料理人となった場合いったいどういったところに就職が出来るのでしょうか。

具体的に説明していきたいと思います!

正社員としてバリバリ働いて経験を積みたい人向け

バリバリと料理人として働き続け、経験を積んで将来は独立したい!

という方には高級感ただようホテルのレストランやメディア露出なども多い街で人気の飲食店に勤めることを一般的にはおススメします。

実際にホテルのレストランなども通常の企業と同じように新卒採用を行っていますし、専門学校とつながりのある(ちゃんとした提携制度)ホテルも数多くあります。

そういったところは毎年春には数名の採用を行っているので、調理師専門学校を卒業するというのはメリットが大きいところもあるんですね。

もしくは一から勉強したい、正社員として働きたいという方には大手飲食チェーン店が就職先としては当てはまるでしょう。

こちらは通年募集していますので面接に合格すればいつでも就職可能です。

現在飲食業界は慢性的な人材不足ですので、合格するのは難しくありません。

大半のところは3ヶ月程度の試用期間を経て正社員に採用してくれると思います。(3ヶ月~半年以上経過しても正社員になれない飲食企業はいわゆるブラックといわれるところなのでおススメできません)

チェーン展開する大手飲食企業は採用の容易さはメリットですが、料理人として腕を上げたいという面では少し不利になります。

なぜかというと、そうしたところではマニュアル通りの調理が多い(もしくはそれしかやらせてもらえない)という部分や、企業の社員として他の雑務もこなすため「料理一筋」というわけにはいかないからです。

街の人気料理店で働きたいという場合は、いままで働いていたところでの推薦をもらったり紹介を受けたりというパターンもあります。

これはメディア露出などがあるレストランや料理店の場合、実績や信用性を第一に見るからです。

今まで築き上げてきた店の料理の質やブランド力を落としたくはありませんから、当然のことかもしれませんが。

料理人として正社員で働く際の他の就職先パターンとしては、企業の社員食堂や学校の食堂、給食センターでの調理員などが挙げられます。

こちらも慢性的に人材不足なので正社員になりやすい就職先といえるでしょう。

子育てや介護などある程度プライベート優先で働きたい人向け

正社員向けでもご紹介しましたが、給食センターや食堂というのはパートタイム制の人材登用を行っていますのでフルタイムで働けないという方にはおススメです。

または、大手飲食チェーンでは営業は夜からのみという店舗も多く、昼間は食材の仕込みだけを行っているところも数多くあります。

そうしたところは昼間の数時間アルバイトやパートタイマーを雇っていますので、そうしたところで働くのも時間の融通が利いていいのではないでしょうか。

こんな就職先もあります、番外編

色々と探していくと特殊な就職先も出てきます。

たとえば日本旅館で住み込みの板前として就職なんていうケースもありますね。

これは住居も用意されるのでお得感があり、またなかなか観光地で働くという機会もありませんので求人があった際には是非おススメです。

または非常に稀ですがアパレル会社などが多角経営で出店している飲食店なども就職先としては面白いかもしれません。

料理人としてだけではない知識が身につくところがメリットとして挙げられます。

料理人に人気の就職先はどんなとこ?

料理人にとっての人気の就職先というのはその人の求める内容によっても変わってきます。

もちろんお給料が良い、福利厚生などが完備で高待遇というのは誰しもが欲しがるところですが一概にそうとも言えないのが料理人の世界。

ここではそんなタイプ別で人気の就職先をご紹介していきたいと思います。

特定の食を追求したい人に人気の就職先

専門的な知識を求めたい料理人にとってはその分野の第一線で活躍したり人気のあるお店で働いてみたいものです。

中には独立するために勉強したい、薄給でもかまわないから雇って欲しいと思う人もいるくらいですから特定の料理の専門店は人気のある就職先といえるでしょう。

具体的にいえば○○ホテルのフレンチの料理長のもとで勉強したいというのであればそこのお店の門を叩くわけですし、○○にあるベーカリーのパンの作り方を勉強して将来独立したいというのであればそういった街のパン屋さんであっても人気のある就職先といえます。

就職とは少し違うかもしれませんが、最近では海外での和食ブームが後押しして「お寿司屋さん」で働いて勉強をする人も増えてきているようですね。

あとは「焼き鳥屋さん」などが挙げられますが、これらは基本的に将来国内で外国人向けの店舗を経営するためか海外で日本食の店舗を出店するためというケースが多いと思います。

生活条件に合わせたい人に人気の就職先

自分のプライベートな時間や休みを安定的に欲している人に人気のある就職先であればやはり大手飲食会社に集中すると思います。

一昔前は飲食はブラック企業が多いなんてイメージもあったかもしれませんが、現在は大半がクリーンでホワイトな企業がとなっています。

実際に筆者も某国内最大手飲料メーカーが出資している系列会社での飲食店勤務を経験していますが、社員のほとんどがきっちりと休日を消化していましたし、福利厚生も整っておりました。

企業によっては産休や育休といった制度も積極的に取り入れていますので、飲食店での働き方というのはだいぶ改善されてきているように感じますね。

料理人の働き口はどの程度あるの?

国内での料理人の求人情報というのはどれくらいあるのでしょうか?

どれくらいの倍率なのかと気になる方もいるかもしれませんが、ご安心下さい。

ある特定の店舗で働きたい!

という場合以外であれば働き口は無数にあるのが料理人の仕事なのです。

外食産業がどんどん発展して進化している昨今において、レストランや街の料理店まで大半のお店が常に慢性的な人材不足です。

個人のお店で自分ひとりだけで料理を作っていればいい、というお店以外はほとんどが料理人は喉から手が出るほど欲しい人材なのです。

ですから、現在は料理人の売り手市場といえるでしょう。

条件はひとまず置いておいて「正社員になりたい」という条件だけを満たせばいいのであれば、調理経験者ならだいたいの人が採用されると思います。

料理人の転職事情

さきほども説明した通り、現在は料理人が不足している時代ですので転職も比較的容易に出来ます。

しかし、今よりもステップアップしたいとなると話は変わってきます。

自分が今までどんな料理のどんな分野を特に勉強してきたのか、得意な料理はなんなのかによっても転職の際の条件は変わってきます。

具体例を挙げますと、今まで割烹料理屋で真面目に働いてきたとしても次にパンを勉強したいとなったらなかなか転職先は見つからないと思います。

なにかを作っていることには変わりありませんが、中身がまったくの別物ですのでほぼ初心者・未経験扱いとなります。(それでももちろん多少は食品衛生の観点などは心得ていると理解してくれるとは思いますが)

しかし、割烹料理屋で働いていて大手和食ファミリーレストランチェーンの会社に就職しようと思ったらだいぶその経歴が有利に働きます。

年齢や経験年数によっては商品開発部などに配属され、飲食店で働いているときより10%~20%ほどは年収があがるのではないかと思います。

こうしたように、自分が経験してきた料理のジャンルや勤めてきた店舗の格などによっても転職の際の有利な武器となりますので参考までにチェックしておいてくださいね。

料理人の平均給与はどれくらい?

料理人の平均給与は勤める店舗や会社によってももちろん変わってきますが、おおよそ月収で「未経験~5年:18万~23万」「5年以上:25万前後」「料理長やチーフ:30万~50万」といったところだと思います。

年収にすると300万~600万といったところですね。

どこかに勤めている以上はこの金額ですが、独立や店舗経営・料理のコンサルタントなどの仕事を自分で行えばこの限りではありません。

料理人の将来性

料理人とは無限の可能性を秘めている職業だと筆者は感じています。

まず料理人になる方の半分くらいはいつか独立したいと目標を持って働いていると思っていますが、独立をして自分の店舗を構えたら努力しだいで素晴らしい結果が待っています。

自分の経験や勉強が身に成る瞬間は最高の気持ちになれますからね。

さらに独立を意識しなくても将来的に見てもまずなくなることのない職業ですし、この先もっと多くの料理人が必要となってくるでしょう。

それは中長期的に見て、これからさらに多くの企業が海外に拠点を構えたり出店を試みたりする中で料理人の確保が重要となってくるからです。

現地のスタッフを雇えばいいのですが、もちろんそれだけでは賄いきれません。

指導係が必要ですし、それを管理する人間も必要です。

そうした中でグローバルな視点を持つ料理人というのはこの先重宝される人材といえるでしょう。

飲食業界というのは比較的に他の業種より参入のしやすさが魅力です。

そのため多くの日本企業が海外の「和食ブーム」の流れに乗ろうと画策していますので、そこに人材登用のチャンスが山のようにあるわけです。

独立する

独立すれば自分の好きなお店で働くことが出来ます。

自分の得意ジャンルや料理を活かしてお客様に楽しんでいただく、そして得た収入で生活が送れるというのは人間の根本的な喜びにも繋がります。

筆者も独立してから8年ほどたちますが、収入という部分もさることながら相手の笑顔や喜んでいる姿が何よりのやりがいになっています。

役職や管理職

レストランでの料理長や飲食チェーン店の管理職なども料理人としてはやりがいのある仕事だと思います。

最高の食材を使ってレストランの評価や自分の経験値を上げたり、料理だけではなく経営の数字も勉強した結果に辿りつくところですので自らの力がどんどんレベルアップしていくのが実感出来る職種だと思います。

大会やコンテストで有名になる

特殊な目標ではありますが、もちろんコンテストや賞などで優秀な料理人として選ばれることは最高の思いです。

出来ることなら目指したいところですが、そこはなかなか狭き門。

しかし、実際に料理界では様々なコンテストや大会・賞レースなどが行われています。

腕に自信がある料理人なら一度は目標にしたいところですね。

もしくは自分の働いているお店の料理の評価をとにかく上げる、そうするとミシュランなどのガイドブックに載ることによって必然的にそこで働いている料理人の評価も上がりますから。

まずは自分が出来ることをコツコツと積み重ねていくうちにそうした結果が待っていたとしたら料理人冥利に尽きると思います。

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まとめ

料理人になるには?

どういった仕事なのか?

などの疑問を解説してきました。

いかがでしたでしょうか、料理人の仕事についてこれをご覧になる前より理解して頂けたかと思います。

まずは料理人なるには特別な資格は必要ありません、その興味を持った純粋な気持ちのまま履歴書を書いて面接に行きましょう。

そして料理人の就職先や働き方について見てきましたが、多様な勤め方があり比較的に窓口の広い職業だということも分かって頂けたかと思います。

調理師免許の取得方法や有効な活用、転職先などについても触れましたが様々な事例がありますので参考にしていただければ幸いです。

この先、料理人というのは大変貴重な労働人材になってきます。

その中で自身の働き方の選択肢の中にひとつ「料理人」というものが残ってもらえたらという気持ちも込めまして説明させて頂きました。

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