「キツそう」「接客が大変そう」「労働時間が長そう」などなど、あまり良くないイメージが先行しがちな飲食業界。

大学生の4人に1人が就職したくない業種として飲食業を上げた、なんてデータもあります。

長時間労働や給料が安い、福利厚生がしっかりしていないなどいわゆる「ブラック企業」として認定されてしまっている飲食業。

もちろんそんなお店だけではなく、しっかりと法律に守られながら働ける環境もあります。

労働環境の改善が叫ばれている中、飲食業界も徐々に変化してきています。

本当は料理や接客が好きなのに、この飲食業の悪いイメージに縛られて、「やっぱり飲食は辞めよう」と思っていませんか?

向いている人にとって飲食業ほど自分が楽しみながら働ける仕事はありません!

こんなに毎日成長ややりがいを感じられる仕事は他にないと、一生の仕事に飲食業を選ぶ人がいる一方、離職してしまう人も多いのが料理の世界です。

飲食業の離職率は30パーセント前後と他業種に比べると飛び抜けて高くなっていますが、この原因は「入職率の高さ」にもあります。

飲食業は学歴や職歴に関係なく多くの人に門戸を開いている職種です。

そのため安易に就職を決めて、現実を目の当たりにしてすぐに退職してしまう人が多いのも飲食業の特徴です。

「飲食業は誰にでもできる仕事」だと言うイメージがまず間違いだと私は思っています。

誰にでもできる仕事ではありませんし、飲食業で働く人たちは仕事に誇りを持っています。

そこで今回は今回は飲食業に向いている人の特徴や、重宝されるであろうスタッフの特徴、また転職を選ぶ際に飲食業で培われた力を活かせる職種や具体的な仕事などを紹介していきます!

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飲食とはどんな仕事?

飲食業とはどのような仕事なのか、ざっくりとご説明しましょう。

お客様に美味しい料理、お店自体のコンセプト、素敵な空間、そしてサービスを提供しその対価にお金をいただくと言う仕事です。

料理が美味しいと言うのは基本中の基本で、インテリアやお店の雰囲気、そしてホールスタッフのサービスが素晴らしいなどの付加価値が付けばそのお店はたくさんのお客様を呼ぶことができ、流行りのお店となります。

お客様が大勢足を運んでくれるようになれば経営が安定し、経営が安定すれば従業員に還元され、従業員に還元され始めればモチベーションが上がりさらに良い料理やサービスを提供できるようになる、と言うのが流行っているお店の好循環です。

飲食の大まかな仕事内容

飲食業の大まかな仕事内容を見ていきましょう。

飲食の仕事は大きく分けると料理を作るキッチンの仕事とサービスを担当するホールの仕事の2つです。

キッチンの仕事には料理技術はもちろん、新しい料理を作り商品化するクリエイティブな能力も必要になります。

調理の確かな知識を持ち、衛生管理に対する意識も高く保たなければなりません。

オーダーが来れば一定の質を保ちながら尚且つ素早く調理をし、お店によってはそれを自らお客様の席まで運びます。

調理師に接客は必要ないと思われるかもしれませんが、料理を作る調理師と直接話をしたいと言うお客様もたくさんいらっしゃいます。

調理師自身の接客スキルも必要となる場面は多くありますのでそのことを覚えておきましょう。

ホールスタッフの仕事は何と言ってもサービスです。

お客様のご来店から退店まで全ての時間、気持ちよく過ごしていただいてまた足を運んでもらえるように完璧なサービスが求められます。

求めるサービスの質はお客様によって差があるのでそれを見抜き、お客様が期待する以上のサービスを提供する力が必要となります。

ホールスタッフは料理を運ぶだけが仕事ではなく、料理の素材や調理についても答えなければなりません。

料理に関しての深い知識も必要になるでしょう。

店長になると普段の業務に加えて人を育て、人材を管理する仕事も任されます。

スタッフの管理、シフトの制作や管理、アルバイトの募集、面接など他人とのコミュニケーションが重要となってきます。

また売上の管理やお店の経理関係任されることが多くなるでしょう。

勤務年数が上がるに連れて、「調理」の仕事ではなく人やお店の「管理」へと業務内容が変わっていきます。

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飲食が向いている人の11個の特徴とは?

飲食業は身近にあるため、誰でもできる仕事だと思われていますがそうではありません。

飲食業を楽しめる素質はいくつかあり、向いていない人にとってとても「キツイ」仕事となってしまうのです。

続いて飲食業に向いている人の特徴を、飲食業界10年以上の私が目撃した実際の例を交えながら見ていきましょう。

人とコミュニケーションを取るのが好きな人

飲食業で一番大切なことは、人とのコミュニケーションです。

コミュニケーションはお客様と従業員の間でだけ発生するものではなく、従業員同士でもとても重要な意味を持ちます。

特にキッチンのスタッフには人見知りな性格であったり、自分の目の前の作業に集中してしまい周りが見えなくなる人が少なくありません。

または調理師は調理のみをしていれば良い、そもそもコミュニケーションが必要ないと考えている人がいますが、それは大きな間違いと言って過言ではありません。

飲食店での大量の調理はとても1人でこなせるものではなく、キッチンスタッフ同士は必ず協力し日々の仕事を行わなければなりません。

ホールスタッフ同士の関係もお店の雰囲気に大きく影響します。

実際に私が経験した職場の中で、オーナーがスタッフとのコミュニケーションを怠っていると感じるお店がありました。

オーナーと言えども一緒に現場に立っているわけですから、従業員との人間関係はとても大切です。

怠っていると言っても指導をしないと言う形ではなく、従業員がミスをした際にどうしてそうなったのかの理由を聞かず頭ごなしに叱りつけたり、忙しい時間帯に自分の思い通りに動けない従業員に対しての必要以上の叱責など側で見ていてとても辛くなる類のものでした。

一緒に働くスタッフにはいつも重苦しい空気が流れており、のびのびと仕事ができる環境ではありませんでした。

そのお店はやはり従業員の入れ替わりがとても激しく長く勤めてくれる従業員が見つからず、人手が足りない時はオーナーの家族が助けに来るというのを繰り返していました。

私はオーナーとの付き合いが長く、飲食業を始める前からの知り合いでしたのでできるだけフォローをしようと努めましたが全く聞く耳を持たず、アルバイトと社員がゼロになってしまい人手が足りず経営ができなくなったのをきっかけに退職をしました。

人間関係を上手に形成できない人は、オーナーになってもこの例のようにいつまでも躓いてしまいます。

このオーナーはチームで行う飲食業には向いていなかったと今でははっきり分かります。

この場合はオーナーですから自業自得と言えますが、コミュニケーション不足な人材が従業員としている場合、経営者にとってそれはとても大きな損失となってしまいます。

お客様とのコミュニケーションは当たり前、加えて従業員同士の関係も良好に保てる人が飲食業には特に向いているでしょう。

お客様の事を考えられる人

お客様にサービスをするのが好きな方、人に喜んでもらうのが好きな方は飲食業にとても向いています。

飲食サービスはある程度のマニュアルが用意されていますが、そのマニュアル通りのサービスより自分で考えて動くことが必要になる場合があります。

例えばお子様連れの方のお食事をサポートすることがあったり、アレルギーのある方へは料理を詳しく説明しておすすめをしたりとお客様によって接客を変えなければなりません。

マニュアル外のことはできません、と断るのは簡単ですがそれではお客様を掴むことはできないのです。

よく飲食業界では「自分がしてもらって嬉しい接客」を常に心がけるようにと言われます。

簡単そうに聞こえますが、特に忙しい時間帯となると細かいところにまで目が届かなくなってしまいます。

どのお客様へもご来店頂いた感謝の気持ちを忘れず、常に気を配りながらサービスができる人が向いていると言えるでしょう。

体力のある人

飲食業は立ち仕事である上、店内を忙しく動き回る仕事です。

声をかけられれば急いで移動し、一日に何度もキッチンとホールを移動しなければなりません。

お店によっては階段の昇り降りなどもあるでしょう。

立っている仕事をしたことがないと、一日の労働には耐えられません。

加えて飲食業の場合は労働時間が長い傾向にあるので、半日以上立ちっぱなしも珍しくありません。

キッチンでもホールでも重い食材を運んだり、何十枚というお皿を運んだりと体力の必要な業務が多々あります。

飲食業で働きたいけれど体力に自信のない方はまず体力作りから始めましょう。

食べることが好きな人

飲食業はキッチンでもホールでも食べることが好きな人が向いています。

色んな食材や料理に興味を持つことができ、家でも料理をすることが好きな人にとって飲食業はとても楽しい職場となります。

流行りの食べ物をいち早く試すことができたり、きれいな盛り付けを家でも活用できたり、キッチンスタッフはプロの調理師の集まりですので料理について勉強できたりと食について良いことがたくさんあります。

おいしい料理で幸せになれると考える人にはうってつけの仕事ですよ。

パートやアルバイトであっても料理に興味があり、本人のやる気さえあればキッチンでの仕事をさせてもらえることも良くあります。

特にパンやケーキなどを作ることのできる人はとても重宝されるでしょう。

料理教室でパンを習っていたアルバイトの主婦の方がお店のパン作りにアドバイスをくれるようになり、徐々にお店もパンを外注せずに済むようになって行き、最終的にはそのアルバイトの方の主導で「パンも全て自家製です」と言えるようになったお店を知っています。

そのアルバイトの方も料理教室で習った知識を生かすことができた上に、自分の趣味で作っていたパンがお客様に喜ばれるのはとても嬉しいと話していました。

食べること、作ることが好きな人にとっては知識と経験を大いに生かすことのできる場です。

将来は独立しようと考えている方

将来自分のお店を持ちたいと思っている方は飲食業に向いています。

確かに労働時間も長く、お給料も多いとは言えませんがその分技術と知識が身につきます。

自分の腕一つで独立することができるのは大きな強みです。

辛い修行期間も将来のためだと思うことができる人は飲食業を続けていくことができるでしょう。

最近は、将来は海外で働いてみたいと目標を掲げる方も多くなっています。

日本で仕事を何年か続けた後、海外のお店に挑戦したいなど長期間目標を持ち続けられる方にとって飲食業はとても魅力的な仕事です。

逆に、将来の独立は考えていないと言う人は飲食業にはあまり向きません。

最初は料理が好きで仕事をしていても、年齢が上がるに連れて労働条件や給与の面で折り合いが付かず違う業種へと転職する方が多いです。

将来独立を考えているなら、こちらの記事を参考に!

忙しい時間が好きな人

飲食業はお客様にゆっくりとお食事を楽しんでもらう場所ですが、スタッフの仕事はいつも山積みです。

キッチンスタッフはお客様が店内にいる時はオーダーを、いない時間は仕込みに追われます。

ホールスタッフもお客様の対応、電話対応、清掃と一日中休める時間はありません。

特にピーク時や繁忙期のホールスタッフの忙しさは目が回るほどです。

ゆっくりと自分のペースで仕事をするよりも、仕事中は忙しく働きたい人にはとても向いている職種と言えるでしょう。

メンタル面で強い人

仕事はマイペースではいけませんが、メンタル面ではマイペースを保てる方が飲食業には向いています。

ご来店されるお客様の中には店員への態度が横暴であったり、本当にお店に非がない事を問題視して大きくし、謝罪を求めてくるいわゆる「クレーマー」などが混じっています。

お店の料理や接客に問題があった場合のクレーム対応だけでも精神面ではとても疲れてしまうのに、クレーマーや横暴な対応のお客様に接するとその疲れは計り知れません。

そんな時に一日中引きずっていては従業員自身にも良くありませんし、お店の雰囲気にも影響します。

過ぎたことは切り替えて、後に引きずらないメンタルの強さも求められます。

また感情が顔に出てしまう人、短気な人も向いていません。

忙しい時間帯に仕事が重なることはとてもよくあることで、いちいち腹を立てていては仕事になりませんしストレスを抱えてしまいます。

お客様に接する時はどれだけ忙しくても常に笑顔でなければいけませんし、従業員同士も礼儀を忘れてはいけません。

決して広くないキッチン内、店内で毎日顔を合わせるスタッフ同士の関係を良好に保てるメンタルの強さも必要になります。

人を育てるのが好きな人

新人の頃は自分が上司から仕事を教わる立場ですが、飲食業の場合思っているよりも早く人を育てる仕事を任されます。

部下を育てる力はチームで仕事をする飲食業にとって必要不可欠です。

どのように動けば周りの動きと噛み合うのか、マニュアルでは伝えきれない部分を根気よく教えることができる人が飲食の世界では良い上司となれるでしょう。

従業員やアルバイトがお店にとっても、お客様にとっても良いスタッフとなるかは全てお店の教育にかかっています。

一昔前は、特にキッチン内は職人の世界ですので雑用が新人の仕事だと言う考えの人が多かったのですが、人手不足の昨今ではキッチン希望で入社すれば先に料理の仕事を覚えると言うスタイルが増えています。

今までのような「細かくは教えない」「見て学べ」と言う考え方では人が定着しにくく、業界全体で見直されつつあると言えます。

人を育てると言うのは部下の為だけではなく、周囲から自分自身への信頼にも繋がります。

努力次第で身につけることができますので、今上司として働いている方にもぜひ意識して欲しい力の一つです。

人のフォローができる人

周囲のフォローができる人もとても向いています。

視野を広く持ち、一緒に働いているスタッフが今どこで何をしているのか、次にどう動くのかを先読みしフォローができる人や、仕事が追いついていない所にさっとフォローに入ることができる人は飲食業の中で信頼を勝ち得やすいと言えるでしょう。

仕事はたくさんありますが、目の前のことだけに集中してしまうタイプの人はキッチンスタッフとしても周囲と上手く行きません。

自分の仕事をしながら周りへの関心も保ち続けることができる人が飲食業には向いています。

レストランの店長クラスの人材は、元々キッチンスタッフであってもホールでの仕事を任されることがとても多いです。

それは店全体を見ながら、困ったことがあればいつでもその部署へフォローに入れるようにと言う意味があります。

将来独立を目指す方や店長職に就きたいと思っている方は、オールマイティに仕事をこなす必要があるでしょう。

クリエイティブな方

飲食業のやりがいはいくつもありますが、中でも格別なのが自分で考えた料理を提供できることだと思います。

本や他のレストランなどで得たアイデアはもちろん、自分で考えた料理を何度も試作を重ねて形になっていくと言う経験は本当に格別です。

他業種で味わうことは難しい、素晴らしい経験となるでしょう。

お店によってはオーナーや先輩シェフのみならず、入社してすぐに新しい料理の考案を任せてくれるところもあるでしょう。

難しい業務になりますが、先輩たちからアドバイスをもらいながら仕上げた料理がお客様へ直接届けられ、料理の感想を聞くことができたり反応を見ることができるのは飲食業ならではです。

新しい物や珍しい食材を試すことに興味を持てたり、食の流行に敏感な方は飲食業に向いていますよ。

しかし必ずしもクリエイティブな一面が必要になるわけではありません。

伝統を守り、古くから営業を続けている飲食店も多々あります。

これは同じ飲食業でもお店のスタイルによって求められる人材が変わると言えます。

新しいものが好きな方は古くから続く日本料理店などよりも、フレンチやイタリアン、またはカフェなどでの勤務が向いています。

伝統的な料理を学びたい方は新進気鋭のレストランより、古くから愛されてきたお店を選びましょう。

自分にあったお店選びも飲食業を続けていく上で大事な要素です。

数字に強い人

数字に強い、と言う要素も必要です。

飲食業は原価に対して販売価格を設定したり、売上に対しての適正な人件費を算出したりとお店のデータを数字で表現することがとても多い業界です。

適当に計算していては全く利益が上がらなかったり、人件費や材料費がかかりすぎたりと言った事態にも陥りかねません。

経営について勉強をし、数字での管理ができる人は特に飲食業での独立に向いているでしょう。

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飲食のスキルを活かせる職種・仕事にはどんなものがある?

飲食の現場で培ったスキルを利用して転職しよう!と決めたなら、どのような仕事が向いているのでしょうか。

おすすめの業種やそこで使えるスキルなどをご紹介していきましょう。

営業職

飲食業を経験していた人が転職先を探す場合、一番多いのが営業職だと言われています。

いわゆる一般消費者向けの「B to C」ビジネスですとその力を大いに発揮することができます。

会社の商品をお客様に売り込むことや、飲食業で培った接客スキルなど似通った部分が多いと言えるでしょう。

私の周りにも飲食業からの転職で営業職に就いた方は本当にたくさんいます。

業種は様々で、最初はその企業の大量の商品を覚えないといけなかったり、営業とはどう言う仕事なのか分からず四苦八苦していた印象ですが、慣れてくると飲食店での接客経験がとても役に立つと話しています。

ホールの仕事をしていて、お客様と話をするのが好きだった方や商品を売り込むのが得意だと言う方は営業職を選ぶことをおすすめします。

飲食以外の接客業・販売業

飲食店ホールの仕事をしていた人にとって、「物を売る」業種への転職はうってつけです。

アパレル、雑貨などの接客業からデパ地下や食品販売などはお手の物と言えるでしょう。

物を売るのではなくともエステや旅行業などにも順応しやすいでしょう。

特にアパレルなどのお客様と話すのことの多い業種から飲食への転職、その逆はとても多いです。

飲食業はサービスが基本になりますので、そこで働いていた経験を活かして良い販売員になれることでしょう。

ホテル業界

こちらも「おもてなし」を基本とした業種ですね。

ホールスタッフはやはりこのように、お客様をお迎えする業種への転職が有利です。

飲食業で鍛えたサービス力とエクセルやワードなど少しパソコンのスキルなどがあればホテルのフロント業にも採用されやすくなるでしょう。

介護職

人とのコミュニケーションが重視される介護職は飲食経験者にとって転職先の一つとなります。

介護職も人手不足ですが飲食業と比べると労働条件の良い会社が多く転職してお給料が下がる、ということが少ないと言えます。

日本の介護職はこれからも需要が高まり続けると考えられるので、国を挙げて介護職員の労働環境改善などに当たると思われます。

未経験でも応募でき、働きながら資格取得を目指すことができるのも良い点です。

専門学校講師・料理教室講師

キッチンスタッフとして実績があり、教える事が好きであれば専門学校や料理教室の講師などでも活躍できるでしょう。

飲食業と違い、決まった生徒に決まった時間教えるのが仕事ですので自分の時間が確保しやすくなります。

また飲食業で料理をしていた経験を大いに活かすことができる業種ですので料理を好きでやっていた、と言う気持ちを思い出すことができます。

料理教室で働きながら、もう一度飲食業界にチャレンジする方も少なくありません。

給食調理員

飲食業で働いていた人は、調理師免許を持っている方が多いでしょう。

そんな方におすすめなのが給食調理員の仕事です。

飲食店と違い接客はありませんし、売上を気にする事もありません。

調理の仕事の中では一番労働時間が守られており、休日も多いという声も見られます。

必ず決まった時間に出社し、決まった時間に料理を仕上げると言ったルーティーンワークになりますが、料理が好きな方には良い転職先となるでしょう。

一方で衛生管理は飲食店よりも厳しく行われていますし、子供たちに食べさせるものなのでアレルギー食などに対して細心の注意を払う必要があります。

その責任を持って調理をしなければならない点が飲食業とは大きく違います。

飲食業でのアレルギー管理は、基本的にはお客様からのご要望に答える形しかありませんしご自分で選んで貰うことが多いですが、学校給食は学校に任せる親御さんが多いと言われていますので、調理師は栄養士と連携しての仕事になります。

命にかかわることもあるアレルギー食を作る責任と覚悟を持って転職をしましょう。

介護施設での調理師

調理師免許を活かせる仕事として、介護施設や病院内での調理業務が上げられます。

介護職での調理師は食べる人に合わせた調理法の知識が必要となる職種ですが、飲食業を経験していた人にとってはそれほど骨の折れる調理ではないと言えるでしょう。

食事の提供をしている介護施設は増え続けていますし、その施設に調理師を配置しなければならないと決まっているので今後の需要も高い職業と言えます。

こちらも栄養士が在籍していることが多く、調理師は料理に集中することができます。

仕事内容は飲食業と大きな差はなく、買い出しや材料の発注業務、調理、盛り付けなどです。

朝食から夕食まで全て数が決まっていますので、準備をしておけば慌てずに提供することができるでしょう。

調理は好きだけれど飲食業の慌ただしさが合わなかったという方や、長時間の労働が体力的に無理があると言った方は介護施設の調理員を目指してはいかがでしょうか。

これから飲食の仕事をはじめるには、どうしたらいい?

飲食業の良いところ、悪いところも理解した上でやはり飲食業を経験してみたい!

そう思ってくださった方へ、飲食業で就職するためのコツや必要な資格、スキルなどをご紹介して行きましょう。

飲食の仕事で就職するために

飲食業で就職するために、最初は案件探しから始めましょう。

飲食業の求人募集はかなりの数がありますので、その中からご自分に合った会社を選びます。

全くの未経験でも応募できるのが飲食求人の良いところです。

労働条件には必ず目を通し、納得の行く求人を探しましょう。

個人的には母体が他業種の案件がおすすめです。

他業種の場合、飲食業界にありがちないわゆる「体育会系」の業種は少ないと言えるでしょう。

労働環境も良い場合が多く、労働環境の良い職場は人間関係も良好で良い人材が集まっています。

また、長時間労働に耐えてでも知識や技術を手に入れたい場合は個人店がおすすめです。

経営者や現場で指揮をとるシェフとの距離が近く、分からないことや迷った時にはすぐに指導を仰ぐことができるでしょう。

覚悟が必要なことは確かですが、その分リターンも大きいと言えます。

資格は必要?

飲食業に就くためには特別な資格は必要ありません。

調理師免許は調理員として働きだして2年経過後か、専門学校を卒業するかのどちらかで受験資格が得られますので、働きながらの取得も目指すことができます。

調理師免許を持っていれば転職の際有利になりますので取得をおすすめします。

また、飲食業界の中でもケーキ屋やカフェでの就職を目指す場合は「製菓衛生師」や「菓子製造技能士」の資格を持っていれば一定の技術の証明にもなります。

こちらも働きながら受験資格を得ることができるので、まずは現場で飲食業を体験すると良いでしょう。

必要なスキルや経験は?

未経験からでも始められる案件が多いので、特別な経験やスキルは必要ありません。

学生時代のアルバイトであっても接客経験があれば大いに生かすことができるでしょう。

また、現在他業種で営業などをしている方は入社後すぐにホール業務で活躍できるでしょう。

未経験から飲食業での調理師を目指す方は家での調理経験も役に立ちます。

料理が好きであること、なによりもその気持ちが大切です。

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まとめ

今回は、飲食業が向いている人の特徴を中心にお話をしました。

飲食業が誰にでもできる簡単な仕事ではない、と言う事が少しご理解いただけたでしょうか。

「好きだから続けられる」職種の筆頭であると言っても過言ではない飲食業。

精神面で辛いことや、体力的にキツイことも多い職種ではありますが、飲食業をやっていて良かったと感じられる経験もとても多いのが特徴です。

あなたも、思い切って飲食業への転職をしてみませんか。

今までの仕事とは少し違う、成長を感じられる毎日を過ごせることでしょう。

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