仕事を探す上で、皆さんが重要視するポイントは何ですか?

給料が高くて、シフトが自由に選べて、やりたい事ができて、あとはオトクなことがあればいいな!

なんて思い描きながら、求人情報誌をめくっているのでは?

特に学生のアルバイトでは、学業やクラブとの両立から時間の制限がネックになり、選べる業種も絞られてきますよね。

そんなときに、やはり上位候補に上がるのは飲食業界ではないでしょうか?

夜の営業時間帯での求人が多く、店舗によっては賄い付きの仕事もあり、仕事探しにおいては目に留まりやすいですね。

しかし、飲食店の種類も数も多く、「どのお店で働くのがいいのか分からない」「もし自分に合わなかったらどうしよう」と悩んでいる方も多いはず。

そこで、この記事では、飲食業界からいくつかの分野を選別し、それぞれの働き方などをご紹介していきます。

飲食店での働き方のイメージの参考にしてください。

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飲食業界ってどんな業界?

まずは、「飲食業界」について、簡単に勉強しておきましょう。

いわゆる飲食業界は「外食産業」とも呼ばれる分野を言います。

家で食べる食事ではなく、家庭の外で食事を提供するサービス業のことです。

外食産業は、およそ25兆4千億円の市場規模(平成28年のデータ)で、前年比・前前年比では微増して来ていますが、ピーク時に比べると縮小傾向にあります。

コンビニやスーパー、デパ地下などで売られているお惣菜を家で食べるスタイル(中食という)の規模が拡大してきていることや、人材不足、食材の価格が上昇傾向にあることなどが原因と言われています。

働き方改革によって賃金が増加していること、ライフスタイルの変化で家でもおいしいものが食べられるようになったことなど、嬉しいこともありますが、結果的に外食産業の縮小に繋がっているのです。

外国人の訪日客の増加や、法人の交際費増加に伴って、市場規模は微増していますが、日本の人口減少問題から、大きな拡大は難しいと考えられています。

今や、飲食店はオープンから1年以内に閉店する確立は35%にもなる、というデータがあります。

外食産業で生き残るために、顧客ニーズにいかに応えるか、ニーズに合わせた新商品の開発、広告・宣伝、顧客にとっての利便性など、各飲食店は差別化を図り、生き残っていく知恵を振り絞っています。

店舗経営自体にも大きな課題があり、8割近くの飲食店が「人手不足」で、飲食業界全体の人材不足が深刻化しています。

賃金を上げるとコストが増加し、働き方改革として勤務時間を短縮すると利益は減少します。

24時間営業の撤退をする飲食店も増加しているなど、それぞれが頭を悩ませています。

従業員の働きやすい環境を整え、満足度を向上させることで退職を防ぎ、また生産性を向上させて人材の確保と経営改善を図る動きが加速しています。

これから飲食業界で働きたい、という方は、働きやすい会社を探し、かつその会社内で活躍できる人材になれるのか、を吟味していかなければなりません。

社内で活躍できれば、給与アップや昇進もできる環境は、社会全体で整ってきているようです。

ここから、飲食業界の中からいくつかのおすすめの業態をピックアップし、それぞれの特徴をご紹介していきます。

居酒屋

学生や、日中に別の活動をしている方など、時間に制約があって夜間にしか働けない方は、居酒屋が候補に挙がりやすいですね。

駅の周辺を中心に、大手チェーンから個人経営の居酒屋まで、遅くまで営業しているお店は多く、求人のチャンスも多いところです。

居酒屋の仕事はキツイ、という印象が広まっているからか、敬遠する人も多く、人材確保に苦しんでいる業態の1つです。

種類の多いメニューの暗記、酔っぱらったお客様への対応、時には酔いつぶれた現場の処理、ピーク時には注文の嵐に見舞われたり、と確かに大変な職場です。

地域によっては外国人の来店もあり、対応が難しいケースもあります。

しかし、居酒屋で働くメリットもたくさんあります。

1つは、時給単価が比較的高いことです。

人材確保に苦戦していることもあり、時給水準が高い店舗は増えており、また深夜は25%アップする決まりもあるので、夜間の限られた時間でしっかり稼ぐにはうってつけです。

2つ目は、賄いが食べられるお店が多いことです。

飲食店という特性上、従業員向けの賄いが充実しているところも多く、食費が浮かせられることで収入のアップにもつながります。

3つ目は、接客を通してコミュニケーションが磨かれることです。

お酒を飲まない方、酔っぱらっている方、外国人の方など、日常では会うことのない方との会話が仕事になるため、必然的にその人に合わせたコミュニケーションが身に付きます。

お客様だけではなく、様々なスタッフとの連携も必要なので、年代を越えた仲間が増えるのも、メリットになるのではないでしょうか。

4つ目は、色々なスキルが身に付くことです。

キッチンの配属になれば、メニュー数が多い特徴から、食材の仕込みから調理に至るすべての過程を経験でき、自分の料理のレパートリーが大幅に増えるチャンスでもあります。

ドリンクのメニューに対する知識も広く、深くなっていきます。

また洗い場の業務といった単調なものから、新メニューの開発、原価から売り上げの構造を把握できることなどから、将来的に飲食店を持ちたい人から一般企業へ就職する人まで、役に立つ知識がたくさん詰まっています。

そんな飲食店の、代表的な店舗からそれぞれの特徴を見ていきましょう。

『炭火串焼 テング酒場』

テンアライド株式会社が経営するお店で、「そこにいるすべての人が、笑顔でいられる場所」を創造するための採用を行っています。

そのために「なによりまずは、ここで働くスタッフに笑顔になってほしい。」と様々な工夫を行っています。

おすすめする理由

閉店時間を23時半までに設定しているため、体力に自信がない、夜遅くなりすぎるのは困る、という人でも応募しやすくなっています。

また、アルバイトでも有給休暇を使えたり、夏と冬にそれぞれ5日間連続で休暇がとれる制度もあります。

昇給制度や交通費全額支給があるだけではなく、急な出費にも対応できるように給与の週払い制度まで完備されています。

『鳥貴族』

大阪発祥の焼き鳥居酒屋で、全国に500店舗を構えています。

「働くみんなに、好きになってもらえる会社をつくる」ことを念頭に、社長含めたみんなの権利を平等にすることを徹底し、フラットな組織づくりを目指しています。

おすすめする理由

社長自らが「日本一のホワイト企業」を目指すことを宣言しており、従業員の負担を減らすためのさまざまな取り組みを行っているそうです

『土間土間』

株式会社レインズインターナショナルが、全国18都道府県に渡って展開しているお店です。

アルバイトスタッフを「アルバイト」ではなく「パートナー」と呼び、会社の宝物と扱っています。

おすすめする理由

シフトは月2回の事前申告制で、予定が立てやすいのが特徴です。

また年に1度、「パートナーズフォーラム」という、パートナーの働きぶりを発表しあい、賞賛する場を設けています。

どこにでもいる普通の学生アルバイトが、仕事で生み出せた成果を目をキラキラさせながら発表する場です。

日々の業務を通じて成長出来たことを言葉にすることで、より自信を持てるチャンスを創り出しています。

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ファーストフード

ファーストフード店は、日本全国どの地域にもあり、比較的いつでもバイトを募集していることが多いのも特徴です。

日中から夜まで、高校生から主婦まで様々な方が働いており、シフトも柔軟に組みやすい業種の一つです。

ファーストフード店は個人経営店が少なく、大手企業が店舗数を拡大してきました。

近年はサービスのスピード化が加速し、注文から精算、調理、商品提供に至るまでが高速で行われており、慣れるまでは苦労する場合もあります。

また大手企業であるがゆえに、身だしなみから言葉遣いまで徹底されており、厳しい環境でもあるかもしれません。

店内の業務の流れやオペレーションなども全て統一されていることが多く、初めて働く場合でも、安心して仕事に取り組みやすい職場だと言えるでしょう。

有名企業の、憧れの制服に身を包み、仕事をできる喜びもあるかもしれません。

またファーストフード店は、接客する機会が限られており、人と接するのが苦手な人でも働きやすいお店です。

この後おすすめのファーストフード店をいくつかご紹介します。

『マクドナルド』

ファーストフード店の代表といえば、やはりマクドナルドです。

今やどこの駅にも存在し、電車を降りたらついつい寄ってしまう人もいるかもしれません。

世界中で展開されている企業であり、国内でも「食のリーディングカンパニー」として地域社会に根付いた経営を行っています。

チャリティ支援にも力を注ぎ、学童野球や子どもたちへの支援活動などにも積極的に取り組んでいます。

おすすめする理由

まずは、なんといってもシフトの柔軟性でしょう。

毎週シフトを提出できるため、短時間の勤務でも対応でき、また希望収入に合わせて頑張ることもできます。

1日に2回の勤務も可能で、柔軟性は目を見張るものがあります。

また、全てのオペレーションが確立されているため、初心者でもバイトのスタートとしては非常にやりやすく、安心できる体制が整っています。

『モスバーガー』

日本人が創業した日本生まれのハンバーガーレストランです。

アメリカで訪れたハンバーガーショップを思い出し、「本当においしいものを作り、提供できれば、一等地ではなくてもお客さまは来てくれる。」と、周囲も驚くほどのこだわりを持ち、地道に商品開発を続けてきた、ホンモノを提供するファーストフード店です。

おすすめする理由

ファーストフード店でありながら、スピードよりも質を重視しているため、他のファーストフード店よりも落ち着いて働ける職場です。

品質にこだわっているスタイルから、調理も店舗内で行っており、食材の知識から調理のスキルまで、確かなものを身に付けることができます。

『ケンタッキーフライドチキン』

世界128の国と地域に、4万店以上のチェーン店を持つ企業です。

システムがしっかりと確立されており、初めて仕事をやりたい人でも安心です。

世界共通の目標のもと、「お客様をおもてなしする喜び」を育むことができます。

おすすめする理由

ファーストフード店ならではのシフトの柔軟性も高く、自分の都合に合わせて働くことができます。

高校生や大学生、社会人や主婦(主夫)、シニア層まで幅広い年齢層、が在籍しており、「KFCファミリー」という感覚で働けるのも特徴です。

ラーメン店(飲食業界でおすすめな業態)

ファーストフード店ほどではありませんが、店舗数が多い飲食店のひとつがラーメン店です。

店主が、麺からスープに至るまでこだわり抜いて創業するお店が多い中、チェーン店であっても、生き残っていくためには味へのこだわりは欠かせないのではないかと考えられます。

ラーメンに対する店のこだわりを守りつつ、新たな形を創っていき、自分で独立していきたい人にもおすすめの業態かもしれません。

回転数を求める業種でもあるため、集客が上手くいけば利益を出していきやすい業種です。

しかし、好みが大きく分かれる食品でもあるため、一度離れてしまったお客様はなかなか戻ってこない可能性もあります。

大手チェーンでもラーメン以外の料理のバリエーションに力を入れているお店も増えており、自分が出したアイデアが採用されるチャンスも多いのではないでしょうか。

『幸楽苑』

会社の「伸びしろ」をもっと伸ばしていく、という風土の中、「世界一のらーめんチェーン企業」を目指している会社です。

創業から60年で“職人の世界”といわれてきたらーめん業界に革命を起こし、チェーン店を増加させるシステムをつくり上げてきました。

おすすめする理由

人材や会社の伸びしろを伸ばしていく企業風土なので、向上心のある方はかなり向いている企業かもしれません。

フランチャイズ展開や店長候補になるチャンスも多く、チャレンジできる企業です。

『花月嵐』

1992年の創業以来、『ラーメン×エンタメ☆サプライズ!!』を掲げて、毎月期間限定で登場するラーメンで様々なエンタメ企画や他のジャンルともコラボレーションさせる企画に挑戦し、新しいラーメンの楽しみ方を世界中に広めている企業です。

おすすめする理由

ラーメンを「世界に誇る日本のエンターテイメント」として新たな挑戦をしている会社なので、職人肌が強すぎない、自由な働き方ができるのではないでしょうか。

入社後はビジネススクールで飲食店経営のノウハウを学べる制度もあり、マネジメント力も身に付けることができます。

『天下一品』

ホノルルにも4店舗を持ち、244店舗を展開しているラーメンチェーンです。

300店舗を目標に、最短3年でのスーパーバイザー就任を目指せる夢もある企業です。

おすすめする理由

深夜営業も行っているため、営業時間が長く、働きたい時間帯を選びやすいのが特徴です。

しかし昼の数時間の勤務にも対応できるなどの柔軟性もあります。

店長昇進だけではなく、フランチャイズ店の育成や独立開業のための支援など、長期的な働き方の選択肢も多岐に渡ります。

ラーメン屋求人を探すときは、こちらの記事を参考に!

回転寿司

古くからの日本の食文化であり、外国人からも日本の代表的料理だと有名な「寿司」を、安価に、気軽に食べられるように普及したのが回転寿司です。

市場規模は約6000億円に達しますが、その75%をいかに紹介する4社がシェアしている状況です。

本来は高級料理である寿司を、一般にも広く安価に提供するため、コストや原価の削減に力を入れ、また各社が差別化を図るために新商品の開発にも尽力しています。

外国人の訪日客が増えており、また国際スポーツ大会も立て続けに開催される時期のため、注目を集める業態ではないでしょうか。

回転寿司の四天皇と呼ばれる4社を、以下にご紹介していきます。

『はま寿司』

株式会社はま寿司が展開する回転寿司チェーンです。

非上場企業でありながら、日本一の店舗数を誇る企業です。

親会社の圧倒的なスケールメリットを生かすことで、食材の調達コストを抑えられ、平日は1皿90円という安さを実現しています。

おすすめする理由

能力別に5段階に分け、キャリアプランが明確になっている会社です。

1店舗の管理から地域の数店舗の管理へ、また会社の経営へとステップアップしていく道のりが明確になっています。

アルバイトでも評価給があり、働き方を認められれば昇給のチャンスがあります。

『スシロー』

株式会社あきんどスシローが展開しています。

一般的に原価率を30%程度に抑えるのが飲食業界の基本と言われている中、原価率50%になっても品質にこだわり続けている会社です。

おすすめする理由

1店舗あたり3.3億円という年間売上規模を、入社直後から主体的に、PDCAサイクルを繰り返しながら学んでいくことができる会社です。

企業の経営者目線で考えることができる社員にあり、昇進の平均年齢から年収まで明示されており、目標設定もしやすい会社です。

業界屈指の給与水準を誇っているのも魅力です。

アルバイトでも、3ヶ月に1回の昇給審査があり、頑張る力になります。

『くら寿司(無添くら寿司)』

株式会社くらコーポレーションが展開しています。

食の安全に対しての意識が高く、全ての食材において「うま味調味料」「人工甘味料」「合成着色料」「人工保存料」の不使用を謳っています。

おすすめする理由

食の安全・品質にこだわる会社のため、会社に対しての誇りをもてる職場ではないかと思います。

サイドメニューの種類が多く、その調理過程を担当できるチャンスもあり、スキルアップにつながります。

各業務の習得状況が一目で分かるシステムを取り入れており、時給アップのための評価基準が明確です。

『かっぱ寿司』

株式会社カッパ・クリエイトが展開する回転寿司チェーンです。

食べ放題キャンペーンを実施するなど、業界内で巻き返しを図っている会社です。

麺類のメニューが豊富と話題で、寿司以外の点からも注目を集めています。

おすすめする理由

「全ては客様と社員のため」という理念の会社で、M&Aで新しく加わった会社の優れている点もいち早く取り入れ、仲間として文化を共有しています。

様々な分野の企業を取りまとめているグループ会社なので、回転寿司チェーンにとらわれない、幅広い学びを得られる会社です。

アルバイトでも、休日に使える食事券を配布されることもあり、待遇面や制度でバックアップしてくれます。

飲食業界でこれから注目を集めそうな職種やその理由

飲食業界では、それぞれのお店が生き残りをかけて、様々な取り組みを続けています。

料理自体で新たな挑戦をしていたり、ITなど他の分野と手を組み始めたり、サービス内容で差別化を図ろうとしたり、と、これまでは無かった手法が次々と生まれています。

ここからは職種に分けて、これから注目されそうなポイントをご紹介していきます。

料理人

飲食店の主役、というべき料理人からご紹介します。

料理人がいない飲食店は無いはずですが、これからはこの料理人の自由な発想が、経営を変えていくのではないかと注目されています。

注目を集めそうな理由

おそらく、料理人というと「とにかくおいしい料理を作って、お客様に喜んでもらう」という点を追及してきたのではないでしょうか。

しかし、「おいしい」のはもちろんのこと、現代では様々なニーズがあり、それらに対応できるユニークな発想を持っていると、注目されやすくなっています。

例えば、健康に対する意識です。

栄養素を最大化し、塩分や糖分を抑え、不足しがちな栄養素も摂取できる食材の組み合わせで、そしておいしい料理を作れるかどうか。

健康志向の現代では求める声も多いのではないでしょうか。

次に安さへの意識です。

高級料理と思われているものを、意外な方法で低コストに抑え、おいしさをそのままに安価に提供できるかどうか。

経営戦略との兼ね合いも必要ですが、料理人の腕次第で、人々に感動を与えられるポイントですね。

そして新しい料理の開発です。

よくテレビでも取り上げられているアイデア料理、「この食材でこんなにおいしい料理になるのか!」という驚きと感動を創り出せる、知恵と腕を持っている料理人は注目されています。

自宅でも料理をする人は多いため、一流の実力を一般の方々へ広められる、料理人のそんな力も必見です。

経営者・オーナー

飲食店を経営するオーナーは、そのお店の意思決定を行う重要な役割を担っていますが、その人の発想次第では一躍脚光を浴びるサービスを生み出すこともあります。

注目を集めそうな理由

最近話題に上がることも多い、最新機器とのコラボも注目です。

例えば接客を行うスタッフの代わりに、AI搭載の最新ロボが登場!というような、現代ならではのサービスや、地元出身の有名人とのコラボ企画など、飲食店という基軸がありながらも、集客につながる様々なアイデアを持つオーナーがいれば、「そのお店に行ってみたい!」と口コミが広がりますよね。

「いかにいい料理を提供するか」、に加えて「いかに集客をするか」というポイントも注目されています。

農家・漁師など

飲食店のスタッフではありませんが、飲食業界を越えて、経済界でも注目を集めている「地産地消」という言葉。

地元で採れた食材を、地元を中心に消費し、農家や漁業を発展させていこうという取り組みです。

この取り組みが飲食業界とうまく組み合わされれば、より注目を集めていきそうです。

注目を集めそうな理由

日本は人口減少という課題があり、農家や漁業の従事者も減ってきていると言われています。

日本で生産される食材が減ると輸入に頼るしか道はなく、食の安全性だけではなく、地方の過疎化や経済停滞などの問題にも発展しかねません。

そこで、その農家や漁業に従事する人が、どうやってその食材の販路を拡大していくか、というところも注目され始めています。

例えば、あまり人気が無い食材の新たな調理法や活用法を考案し、飲食店の新商品にしてもらう活動や、安全性を武器に輸入食材に対抗するなど、飲食店側が気付かない発想が、日本の飲食業界をさらに盛り上げていくのではないかと考えられています。

上記に、色々な注目されている、またこれから注目されるポイントを上げてきましたが、アルバイトも含めた一般従業員のアイデアが、お店を動かすチャンスもあります。

働き方改革などの動きも活発化し、従業員の声を経営に取り入れる会社も増えているようです。

そんな風潮の中で活躍できる人材になれれば、一躍注目される何かを生み出せる力になるかもしれません。

自分にあった飲食求人の選び方や注意点

飲食求人を探す際のヒントに、いくつかのポイントを項目別にご紹介します。

【選び方①】雇用形態から探す

どれくらいの時間、日数働くことができるのか、が基準になると思いますが、正社員やアルバイト・パートなど、雇用形態を考えましょう。

アルバイト・パートの場合でも、「1日○時間以上」という条件が設定されている場合もあります。

また○時~〇時の時間の募集、という設定がある場合もあり、自分の希望とマッチしない場合もあります。

また正社員の場合は、給与水準や昇給システム、キャリアプランなどが明示されている会社もあります。

正社員になる、という場合には、やはりその会社の経営方針や業務内容が自分と合うかどうか、というポイントも重要です。

最近は飲食店のホームページから経営会社の求人ページにアクセスしやすくなっており、どんな会社なのか、どんな理念を持っているのかなど、お店に行くだけでは分からないポイントも調べやすくなっています。

【選び方②】職種から探す

飲食店と言っても、様々な職種があります。

チェーン店なら「店長候補募集」という求人があったり、エリアのマネージャー、料理人、ホールスタッフ、備品関連の担当者など、自分のスキルや経験、やりたいことなどと照らし合わせて探していきましょう。

「こんなスキル、役に立たないだろうな」と思っているあなたの趣味や特技が、会社に求められている可能性も秘めています。

【選び方③】会社の業態から考える

多数の店舗を構えるチェーン店でも、同じブランド名だけの会社もあれば、居酒屋やレストランなどの様々なタイプのブランドを統合している会社など、様々なスタイルの会社があります。

いろんなお店を経験したいのか、「このお店を極めていきたい」という野望があるのかによっても、会社の選び方の基準は変わってくると思います。

【選び方④】給与や雇用条件から考える

給与が同じ数字で提示されていても、ボーナスの有無、福利厚生、残業手当、などのオプションポイントが会社によってさまざまです。

給与アップのためのシステムが明確に確立されている会社も増えてきているので、会社選びの参考にしてみてください。

【選び方⑤】好きなお店から考える

「どうせ働くなら、好きなお店、いつも行ってるお店で働きたいな」という方もいるでしょうか。

好きなお店だからこそ知っているお店の良さや、改善したいポイントなど、その視点が面接時のアピールポイントにもなり、入社後の活躍につながることもあります。

また正社員登用後、自分が店長になるプランや、独立開業できるシステムを持っている会社も多いため、好きなお店を自分流に展開できるチャンスも隠れています。

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まとめ

ここまで、飲食業界の全体のお話から、各チェーン店の特徴、注目の職種など、様々な観点からご紹介してきました。

お仕事探しのヒントになりましたか?

日本経済の流れから、飲食業界の伸び率は大きく期待はできない、という時代になっています。

力を伸ばしている大手チェーンがあれば、衰退していく会社もあります。

順調そうな会社が、「ブラック企業」だという理由から縮小していったり、食中毒などの予測しづらいリスクも背負っているのも飲食業界の事実です。

そんな時代だからこそ、後半で挙げたような新しいアイデアが、飲食業界を大きく変えるチャンスにもなっています。

今や、情報網の発達により良いこともそうではないことも、あらゆる情報を手に入れられる時代です。

それにより、様々なアイデアが各メディアで取り上げられ、注目されてきています。

飲食業界でも、それ以外の業界でも、ちょっとしたひらめきで会社を、また業界にイノベーションを起こすことも可能です。

飲食業界への固定的なイメージを越えた想像をしながら、1歩踏み出してみるのもいいのではないでしょうか。


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飲食業界で転職を考えているあなた、どのような方法で転職活動を始めていますか?求人サイトやハローワーク、転職エージェントなどを使う人が多いですよね。でも、飲食業界で転職をするなら転職エージェントを利用するのが一番です。飲食業界は労働時間が不規則だったり、休日があまりとれなかったり、離職率が高い職場だったり、あまりよくない労働環境の会社もありますよね。それを求人や面接で判断するのはとても難しいです。転職エージェントなら、業界独自の情報やその会社の情報が詳しくありますので、入社してから「こんなはずじゃなかった!」という失敗を防ぐことができます。今回は飲食業界で転職するにあたってのおすすめの転職エージ