飲食店の店長を務めているときは、さまざまなプレッシャーから辞めたいと思うことがあります。

また、そのプレッシャーと戦うなかで、店長には辞めたい理由が存在します。

ここでは、飲食店店長なら絶対共感する、飲食店店長が辞めたいと思う理由をご紹介していきます。

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飲食店の店長を辞めたいと思う3個の理由とは?

飲食店店長が辞めたいと思う瞬間は、店舗でのさまざまな要素が重なって起こることが多いです。

このような瞬間は高頻度で起こることがあり、その都度本当に辞めることのないように対策をしています。

ここでは、その中でもよくある飲食店店長の辞めたいと思う瞬間をご紹介していきます。

店長として勤務している店舗の売上不振

飲食店の売上は、店長の力量で変わってきます。

店舗において、店長の存在は大きなものとなります。

したがって、店長が変わると、商品の味、店内の雰囲気、従業員のモチベーションなどさまざまな要素が変化してきます。

しかし、店長が変わることで一番大きな影響を与える項目は店舗の売上高です。

お客様は店長が変わることで、店内の雰囲気が変わったことに対して敏感に感じ取ります。

特にリピーターのお客様は、店内の雰囲気が変わることでこれまでのよかった居心地が求められなくなり、店舗離れしていくこともあります。

これらの要素が重なって店舗の売上がさがってきます。

また、店長の中には一生懸命売上を伸ばそうと頑張っているにも関わらず、思うように売上が伸びないという方もいます。

例えば、人気商品の販売数をさらに伸ばしたいと考え、素材や調理法を改良し品質を向上させたにも関わらず、出数はこれまでと変わらないとします。

このように、売上を上げたいと思っていても思うようにいかないことで、店長としてのモチベーションが下がってしまうことがあります。

モチベーションが下がると、「店長としてやっていく自信がない」と思ってしまうことから辞めたいと考えるようになってしまいます。

本当に辞めてしまう前にできることは?

店長は、店舗の売上を伸ばそうと努力しています。

しかし、思うように売上が伸びない場合もあります。

このように、店長として勤務している店舗の売上が思うように伸びなかったり、売上が下がったりすることで、店長は辞めたいと思うようになってしまいます。

しかし、そんなときは一度、「なぜ売上が伸びないのか」、「なぜ売上が下がってしまうのか」を考えるようにするとよいです。

売上について考えると、店舗の現在の状況と、地域のすれ違いに気付くことがあります。

それに気付くことができた店長が店舗の繁栄に導くことができます。

まずは、店舗の売上が下がったり、思うように売上が伸びないときは商品の品質を再確認するとよいです。

そして、従業員の接客態度や店舗内の清潔さなどを確認しましょう。

すると、売上が下がったり思ったように売上が伸びない理由が見えてくることがあります。

店長は、本当に辞めてしまう前にこれらの項目を十分に確認することで、原因を把握し、改善することで売上アップに繋げることができる場合があります。

店舗の従業員との連携が取れなくなったとき

飲食店の店長は、従業員をまとめるためにリーダーシップのスキルが必要となります。

店長は常に運営中の中心的存在となり、店長の指示により各々従業員が業務をこなします。

しかし、従業員の中には店長の言うことを聞かず、自己中心的な行動をとる方もいます。

そのようなときに、業務において従業員との連携が取れず、ミスやクレームに繋がってしまうことがあります。

飲食店の店長は、従業員との信頼関係のうえで成り立っています。

従業員との信頼関係を築いていくためには、よく話をすることです。

しかし、店長にとって従業員はあくまで他人です。

あまり深入りしすぎると、逆に警戒されて逆効果となることもあります。

本当に辞めてしまう前にできることは?

飲食店店長は、ある程度のコミュニケーション能力が備わっていなければなりません。

これは、従業員のことを知るためにさまざまな会話をするときに求められる能力です。

コミュニケーション能力はお客様への接客時に活用されますが、店舗において従業員との会話でも必ず必要です。

よって、お客様はもとより、従業員に対してもよく話し、相手を理解してあげなければなりません。

したがって、店長が従業員と連携が取れないと感じるときは、従業員の思いと店長の思いにすれ違いが生じている証拠です。

そのすれ違いをなくすためには、よく話して解決することです。

辞めたいと思う前に、先ずは従業員の話を聞いてあげることも大切です。

思うように給料が上がらないとき

飲食店の店長の給料は、店舗の売上に影響を受けることが多いです。

店舗の売上が低いと給料もその分低く設定され、高いと高く設定されます。

さらに、前年度の売上高の昨対比の伸び率に応じて賞与が付与される場合があります。

しかし、店舗の売上が上がっても、店長の給料が思うように上がらない場合があります。

飲食店店長の給料は能力に応じて昇給するシステムを取っている企業が多くあります。

しかし、実際に昇給を謳っていても、なかなか昇給することがないばあいがあります。

店長の給料が思うように上がらないと、店長として勤務するモチベーションに影響し、場合によっては辞めたいと思う方も少なくありません。

本当に辞めてしまう前にできることは?

飲食店の店長の給料は経営者から雇われている場合は、経営者からの評価により給料の額が決まります。

そこで、経営者と給料の上がるときの条件について再確認することで、給料アップに繋がる場合があります。

例えば、飲食店店長の給料は店舗の売上によって、おおよその額が決まり、上がれば給料の額は上がり、下がれば給料の額が維持されたり下がったりします。

そこで、経営者に、「どのようにすれば給料が上がるのか」について確認します。

経営者としては、人件費に値する給料の額は、店舗の収入と支出の関係で損をしない程度に決定します。

具体的に、どれくらい店舗の売上が上がると給料の額がどれくらい上がるのかまで確認するとよいでしょう。

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周りの仕事仲間や私が飲食店の店長を辞めたいと思ったエピソード

業務内容が過酷で周りの仕事仲間が辞めていったエピソード

飲食店店長として勤務していると、周りの仕事仲間から辞めたいと相談を受けることがあります。

辞めたい理由として、業務内容が過酷で辛いというのです。

確かに、飲食店の業務内容は、正社員であればたくさんあり、お客様の集客が多い日は自分の割り当てられた業務を遂行することが難しいときもあります。

さらに、飲食店のピークの時間帯のお客様の集客は、日によって異なりますが店外まで行列が並ぶほど忙しいときもあります。

飲食店には、お客様が集中するピークタイムとお客様のご来店があまりないアイドルタイムがありますが、従業員のなかにはピークタイムとアイドルタイムの急激な業務内容の変化に耐えられないという方も少なくありません。

一般的に飲食店の仕事はきついというイメージを持っている方が多いですが、ピークタイムの忙しさのイメージだけが残り、それがきついという印象を与えているところがあります。

周りの仕事仲間も、業務内容がきついということで飲食店を辞めたいと話してきましたが、そのときのアドバイスとして「きついのはみんな一緒です。ピークは一丸となって頑張りましょう」という内容で声掛けをしてきました。

また、休暇日数を増やしたり、勤務時間を短くするなどの対応をしましたが、結局は、相談のあった従業員は辞めてしまいました。

その後、辞めてしまった従業員は、他の飲食店に勤めることになりました。

私が飲食店の店長を辞めたいと思ったエピソード

飲食店にはクレームが必ずあります。

その内容として、髪の毛や虫などの異物が商品に混入していたり、従業員が商品の提供時にこぼしてしまいお客様の衣服を汚してしまったりすることが多いです。

しかし、それらのクレームよりも従業員に対するクレームを受けることで、精神的に参ってしまうことがあります。

例えば、お客様との接客時に言葉使いが悪く、お客様に不快感を与えてしまったことでクレームが発生する場合です。

従業員は悪気はなくても、その話し方の抑揚や口調でお客様が感じ取れる印象は異なってきます。

飲食店ではお客様優先という意識が働いており、お客様がそのように言えば、従業員はいくら言っても証拠がなければ否定することができません。

お客様からこのようなクレームが発生すると、店長の立場である私は、従業員の教育不足と自己嫌悪に陥ってしまい、辞めたいと思うこともありました。

どのようにすれば、同じようなクレームがなくなるのか考えたこともありました。

しかし、従業員は数十名おり全員に同じようなスキルを求めることは難しいと判断しました。

そこで、まずはクレームのあった従業員を対象に再指導することにしました。

しかし、指導したとのときはよくても時間が経つと忘れてしまうのか、なかなか定着しません。

しかし、従業員の指導において必要なことは根気強さです。

従業員ができるまで何度も指導を繰り返しました。

そうすると、ある日突然できるようになっていました。

お客様からの従業員に対するクレームの課題はそれだけではありませんでした。

私は、少しでもクレームに対する意識を高めるとともに、これを機に従業員のスキルアップに繋げたいと考え、従業員がシフトに入る前にクレームの共有とその対策について書面にまとめ、シフトインする前に必ず読んでもらうようにしました。

すると、従業員全員が一丸となってクレーム防止に努めてくれて、言葉使いやお客様への接客が安定するようになりました。

クレームが多く発生すると店長としての責任を感じ、精神的にくることで辞めたいと思うこともありました。

しかし、従業員のスキルアップが結果的に、店舗の運営を安定させることとなり、同時に私の辞めたいという意識から解放させてくれました。

飲食店の店長を辞めてしまった人は、どんな仕事に転職している?

飲食店店長を辞めてしまった人のほどんどは、他の企業の運営する飲食店に転職しています。

その理由として、調理のスキルにしか自信を持っていないためです。

新しい業種に挑戦したいと思わなければ、調理のスキルしか持っていない飲食店店長は、他の企業の勤務条件に合致した飲食店に転職することを考えます。

しかし、中には他の業種に挑戦したいと思う方もいます。

例えば、IT関連や医療福祉、事務職などです。

しかし、他業種は経験者が優遇されるため未経験の方は長続きしないことがあります。

飲食店店長も他の業種に転職しても、すぐにまた飲食業界に戻ってくることも少なくありません。

したがって、飲食店店長を辞めてしまった後は、他の企業の運営する飲食店のうち勤務条件が合致したところに転職する方が多いです。

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辞めるときの注意点、その後スムーズに就職、転職する方法とは?

飲食店の店長を辞めるときには、いくつか注意点があります。

さらに、その後の転職先についてもスムーズに行うためにはコツがあります。

ここでは、そんな注意点やコツをご紹介していきます。

辞めるときの注意点

飲食店店長を辞めるときの注意点は、引き継ぐ業務内容を簡素化することです。

飲食店店長は、店舗でさまざまな取り組みをしてきました。

しかし、次の新しい店長がその業績をそのまま引き継ぐことはほとんどありません。

したがって、業務上ベースとなるものは残しておき、独自の手法で残してきた業績に対する痕跡はそこで終了させておかなければなりません。

店長を辞めたときに、従業員が混乱しないようにしておくことが大切です。

スムーズに就職、転職する方法

飲食店の店長は誰でもできるわけではありません。

飲食店店長を辞めるときには次の店長候補を育成しておかなければなりません。

店長を辞めたことで、店舗が困らないように調整しておくことが大切です。

しかし、店長在職時にすべてを教育することは、従業員のプライベートに関わる内容も含め、秘密保持上難しいこともあります。

しかし、店舗の運営の仕方や従業員の指導の仕方、店舗備品の管理や食材管理などは最低限引き継いでおかなければなりません。

従業員のプライベートに関しての引継ぎは、誰にも見られないように書類は金庫に保管しておき、店長を引き継いだ方にカギを渡すと同時に見てもらうようにしたほうが、あとあと従業員間のトラブルにならずスムーズに引継ぎが行うことができます。

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まとめ

ここでは、飲食店店長なら絶対共感する、飲食店店長が辞めたいと思う方の理由をご紹介してきました。

店長ならではの思いが込められたものとなりましたが、共感していただければ幸いです。


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