今回は介護の中でも認知症介護の仕事について書いていきます。

近年は介護の仕事をしていない人でも、認知症というのは聞いたことくらいはあるというくらい有名なものとなっています。

認知症の人と多く接してきた私が色々と説明していきます。

認知症介護の仕事はどんな仕事?

認知症介護という仕事とはどんなものか。

介護の仕事をしていると「認知症」の人と接するのは日常的なものになります。

それくらい認知症の人はいるということです。

とはいえ、お年寄りのほとんどが認知症というわけではないのですが、仕事をしていると認知症と聞いても何も驚かなくという感じで思っていただければと思います。

介護の仕事の中にも「認知症」の人だけを相手にする部署というものがあります。

認知症専門のデイサービスやグループホームがそうです。

紹介した2つの部署は他の介護施設や部署と比べてゆったりとした生活リズムです。

見学にいっただけでもその違いが分かるくらい歴然としています。

認知症介護の大まかな仕事内容

認知症介護の仕事内容について説明をしていきます。

認知症専門のデイサービス

認知症専門のデイサービスは一般的なデイサービスと違って認知症の方のみが利用できます。

一般的なデイサービスの比較でいうと、利用者様の人数は少なく、職員の人数は多く配置されています。

デイサービスの雰囲気もとても静かな印象を持つと思います。

一般的なデイサービスのように大勢を相手にすることももちろんありますが、少人数を相手にするということの方が多いというイメージで良いでしょう。

1対1で関わることも多くあり、その部分に力を入れていると言っても良いくらいです。

仕事内容という面においてはほとんど同じで、入浴・食事・排泄などです。

私は介護の仕事を初めて最初の部署が認知症専門のデイサービスでしたが、そこでの経験が今にも生かされています。

多くの人が介護の世界に入るときに認知症専門のデイサービスから始めると良いのではないかと思うほどです。

認知症デイサービスの仕事については、こちらの記事を参考に!

グループホーム

グループホームは認知症の方のみが生活する「家」というイメージです。

これもいわゆる老人施設と比べて静かでゆったりとした時間が流れています。

利用者様の人数は少ないです。

認知症の人が職員と協力して生活をしているというような感じで一緒に料理を作ったり、買い物にいったりしています。

私はグループホームでの勤務経験はありませんが、以前からグループホームで働きたいと思っているくらいです。

グループホームの特徴はゆったりとした時間の流れだと思います。

だから職員が楽ということではなく、見えないところで一生懸命動いているというのを聞いたことがあります。

仕事内容はいわゆる介護と同じです。

ですが、入浴を初めから終わりまで1対1で行うなどの特徴があります。

認知症介護の仕事はどんな人に向いている?向いている人の2つの特徴とは?

認知症介護は同じ介護の仕事でも「難しい」と言われることが多いです。

難しいとは言わなくても少し違う面があるという風に言われます。

そんな「難しい」「一味違う」認知症介護の仕事に向いている人はどんな人なのか紹介していきます。

淡々と仕事が出来る人

これは誤解されそうなのですが、一歩引いた感じで仕事が出来る人という意味です。

認知症の人というのは、普通の人では考えられないような会話を突拍子もなくすることがよくあります。

また、暴言・暴力は当たり前くらいに思ってよいくらいです。

そんな人達を相手にする時に毎回毎回、真正面からすべてを受けていては心が持ちません。

極端な言い方をすると何か言われた時に「あ~また言ってんな~」くらいに思った方が良いです。

特に夜勤をしている時、私たちは知らない間に追い込まれているのか、昼間は何でもない些細なことでイライラとしてしまうものです。

一歩引いた、客観的な自分をイメージいて認知症の人と接することが大事となってきます。

認知症に変な先入観がない人

良くも悪くも今は認知症というものが今は世間一般に知られています。

しかし、「認知症=大変」というイメージが先行して、認知症の人を見る時に変な先入観をもっているような人もいます。

私の場合は、介護の仕事を初めて最初の部署が認知症専門のデイサービスでした。

しかし、私は認知症に対してのイメージが全くありませんでした。

当時、「認知症の人ばかりでは大変だね」などと言われましたがいまいちピンと来ていませんでした。

結果的にそれが良かったのではと思います。

認知症の人に普通に接することが出来たので、利用者様にも受けいれられやすかったのではないかと思うのです。

まとめ

今回は認知症介護について書いてきました。

文中にもあるように介護の仕事で初めに配属となったのが認知症専門のデイサービスでした。

この経験が今になっても生かされています。

認知症は大変というイメージがありますし、たしかに簡単なものではありません。

うまく行かないことの方が圧倒的に多いのですが、認知症の人でも根気よく接しているうちに私たち職員の事を覚えて下さります。

初めは「見たことある人」という程度かもしれませんが、中には名前まで覚えてもらえる場合もあります。

入浴の拒否が続いていた人でも「あなたが誘ってくれるなら行こうかな」などという成功体験もあります。

認知症介護の中での成功体験は貴重なものですがそれだけやりがいにつながります。

私の中で一つ格言みたいなものがあるのですが「認知症の人は二つの意味でなめてはいけない」です。

「これくらいは出来るだろう」という目線では見ない方が良いです。

私たちから見たら簡単なことでも出来ない場合があります。

逆に「これは出来ないだろう」という見方をすると、意外と出来てしまうことがあります。

こういう体験から「認知症の人は二つの意味でなめてはいけない」という考え方が出てきました。

認知症介護というものは介護士がするのも大変なのですが、思っているより多くの人が自宅介護をしています。

自宅で認知症介護は私は出来ないと思ってしまうくらい大変だと思います。

認知症の症状が和らいだり、予防が出来るような新薬が出来ることを期待しています。

認知症の人を相手にするということは簡単なものではありませんが、すぐに投げ出さずに成功体験をするまで頑張ってほしいと思います。


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