元気で賑やかな小学校と言う環境で働くという事は、気持ちがとっても元気になります。

とても活気のある職業です。

小学校の事務員の仕事内容は事務作業ばかりではなく、時には草抜きをしたり、排水溝が詰まったりしても駆け付けなくてはならないのです。

雑務も多くありますが、何もない時は比較的ゆっくりした環境で快適に務められます。

常勤職員と非常勤職員など様々な雇用体系で役目は大きく違いますが、経験者の目線から感じたことをお伝えして行きます。

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小学校事務の大まかな仕事内容

大まかには、生徒から集まった学校費や給食費の確認や集計などをします。

先生の出勤簿の整理をします。

保護者に宛てたお手紙の作成や保護者へ学校からの緊急的なコミュニティメールの配信やホームページの更新作業などです。

外部への電話応対や来客の応対もします。

学校で使う物品の発注作業や購入などにも時には外出もします。

また、各学校関係への文書の配送作業等もあります。

毎日の子供達の安全の見守り活動などもあります。

小学校事務での仕事は大きく4個の役割に分けられる 

基本的には事務作業ですが、子供の人数により業務の忙しさには違いがあります。

時には任せられた事務仕事以外に生徒との触れ合いも大切です。

任せられる役割とは何かを何点か上げて行きます。

事務作業は全部しなくてはいけない

学校事務では、経理や一般の事務などに担当別に別れておらず、殆どのことをやります。

あまり忙しく無い地方の学校などでは、事務員が1人または2人で仕事を回します。

出勤簿の整理など簡単な仕事からお金の管理などの気の使う細かい事務などもあります。

事務作業の他には、校長先生等から指示された仕事や状況判断で動かないといけない時もあります。

保護者の様な役割

特に低学年の子供さんは、学校生活にまだまだ慣れていませんので、トイレが間に合わなかったりする場合があります。

担任の先生達だけでは、対応が出来ないそんな時には、お手伝いに駆け付けています。

また、休み時間に運動場や廊下で転んで怪我をした子を見つけた場合は保健室に運んで上げたりもします。

時には担任の先生の代わりに病院へ連れて行ったり、保護者に連絡をしたりと親代わりの様に接しなければ、いけないです。

保護者からのクレームの応対

これは、掛かってきた電話に最初に出た人が対応する事が多いです。

対象の先生が授業中であれば、電話の内容を聞かなければいけない場合の話です。

話の流れを一通り聞いて確認をします。

場合により校長先生などと相談して対処方法を考えていきます。

職員室が所属部署になりますので、そこで電話対応をしてますから、他の先生も一緒に考えてくれたりします。

学校生活が円滑になる様にする準備係

生徒が体操服や制服などを汚した場合では、学校にある予備の服を貸してあげます。

基本的には洗濯して返って来るのですが、そうでない場合に必要であれば洗濯などもしないといけないのです。

廊下やエントランスなどに、お知らせや生徒の習字や絵等の作品物の掲示なども行います。

また、授業で使う材料などを先生などから頼まれたら、簡単な準備作業もしてあげます。

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教育現場で働く為の3個の業務

学校運営の責任者の一人

小学校事務職員の役割には、学校全体を見守るという大切な役目があります。

上から校長、教頭、事務長の順に並び上司から仕事の指示を受けます。

先生などの教育者とは違い学校行政職という立場なのです。

学校教育法施行規則という規定があり一定年数、事務経験のあるものは、校長、教頭に着任することが出来ます。

その事から事務職員は学校の責任者の一人になります。

学校関係者として子供たちのお手本になる事

教員以外でも学校にいる限りは生徒の手前、恥ずかしくない対応をしなければいけないのです。

子供は正直ですから、好きか嫌いかで判断されます。

生徒に注意をしなければ、ならない時もあるかと思いますが、褒める事やフォローも忘れずに優しい心掛けが基本です。

また、休日に同地域で生徒と会う事もありますので、その様な時に見られても恥ずかしくない姿勢で日々過ごす様な対応能力も必要です。

学校新聞の発行などの編集力

学校内外に文書作成をする能力や掲示物に分かりやすくイラストを入れたものなどのも作ります。

また、学校内での新聞も発行します。

定期的に作られていますので、作成や編集作業も行います。

参観日の風景や修学旅行、遠足や課外授業などで撮ってきた写真の編集などもします。

これは、時間の掛かる仕事ですが、出来上がった時に編集力の向上が感じられて喜びが大きく、なかなか面白い作業です。

この様に学校事務はただ一般の事務をすると言うより、企画などの事務にも係われます。

安全活動の3個の業務

子供達の安全を見守る活動

子供達の登下校時の安全も見守らないといけません。

交通事故などに巻き込まれてはいけないので、朝は交代で校門前にも立ちます。

放課後なども子供が安全に下校しているかも、確認の業務などもあります。

もし、保護者からまだ家に帰って来ないなどの電話が入った場合などは、通学路を車や自転車で捜索にも出掛けます。

近年は、子供が巻き込まれる事故や事件が多くこう言う場合の対応も必要とされています。

プール当番

これは子供達の体育の授業ですが、担任の先生が1人でプールの監視をするのは、目が行き届かなくて安全とは言えないです。

その為に校長先生や教頭先生が監視に行ったりもしますが、事務も代わりに監視員として見に行かないといけない場合があります。

学年にもより、この作業は暑い中で大変な仕事です。

この様に小学校事務は机に座って事務作業をする事よりも何でもやらなければいけない動きのある仕事が多いです。

イジメなどの対策の窓口

イジメや喧嘩の仲裁などにも入らなければいけません。

保護者から連絡が入ったりした場合も同じ様に対応を求められます。

担任や校長などとも相談しながら、当事者同士に話を聞き注意するなど、イジメなどを防ぐ役割も果たします。

この様な業務は、学校全体の教員や職員で考えなければいけない大切な問題であり、保護者との信頼関係を問われる重要な仕事です。

まずは、手の空いた事務職員が対応しその後の事態により各責任者に仕事を振ります。

対応能力を必要とする仕事の3個の業務

PTAの合同役員会の進行

これは夜の活動が多い会の仕事ですが、常勤の事務職員は業務時間に関係なく働きます。

PTAの役員保護者に対しての事前準備は勿論で文書作成などから当日の出欠の確認や会の進行補助の仕事があります。

昼間の事務だけではなく、出世などを視野に入れた場合の働き方は学校の運営の手伝いも大いに求められます。

学童施設との付き合い

学校が終わった放課後の話になります。

敷地内に学童が併設された小学校では、学童と学校のスケジュールの連絡を取り合います。

子供達が放課後に運動場で遊んでいる場合もできる範囲で状況の確認をしないといけないです。

学童の指導員の仕事ではありますが、放課後でも事務職員には子供と対応しなければいけない責任があります。

また、別の環境にある生徒の送迎を行う学童施設の関係者と、スケジュールの報告なども事務職員が連絡を取合います。

今日は、下校時間に変更があるので、この時間にお願いしますと連絡も入れます。

責任のある業務です。

その為、学童と小学校が共有しないといけない情報交換も慎重な内容もありますので事務職員が責任を持って対応します。

ホームページの更新業務

最近の小学校では、仕事や兄弟の育児で忙しい保護者の為に専用のサイトが作られています。

活動報告や行事予定などのお知らせなどをしてくれています。

これはとても便利な機能で携帯からもいつでも確認が出来て感謝されています。

遠足や課外授業の画像などを各学年の先生などから渡されて編集や文章も考えて掲載します。

このホームページのサイトも毎日更新をしなければいけませんので、伝えたい情報を纏めて更新の業務もします。

小学校事務の仕事の良いところ

やりがいを感じる良いところがいっぱいあるのが事務の仕事です。

人と人の繋がりが多いので、複雑で難しい面もありますが、喜びや感動もあり、毎年変化があるこの仕事は新鮮なんです。

他の学校との会議や教育委員会が絡んだ話にも関わって行かないといけないので、徐々に知識や地位を積んでいけます。

経験年数により学校のトップに立てると言う良い点もあります。

先生と呼んで貰える事

生徒や先生などからは、例え事務職員(非常勤職員を含む)でも先生と呼ばれます。

子供達の輝いた目で先生と呼ばれると初めは恥ずかしいですが、慣れると嬉しいものです。

自然と意識が高くなり、子供達に恥ずかしくない対応を心掛け様と気持ちが引き締まります。

何気ない会話の中で質問されたり、逆に教えてくれる事も多くあり、私も負けずに勉強しようと思わせてくれたりもします。

この仕事でなければ、なかなか呼んで貰えない肩書きだと思います。

生徒が話し掛けてくれる。

特に低学年の生徒は人慣っこくて、とっても可愛いです。

休み時間も遊びの仲間に入れてくれる子もいますし、子供達は素直で会うたびに挨拶もきちんとしてくれます。

ちょっとしたお手伝いをしても「ありがとう」とお礼を言ってくれたり無邪気で本当に可愛いです。

大人ばかりの環境で働くよりも癒される事があり、この環境で働いて良かったと思える部分です。

1年の季節の移り変わりが感じられる

学校ではメインイベントの入学式や卒業式があります。

対象の保護者や来賓者への連絡や事前の準備物の用意などは、毎年この時期はとても大変な作業なんですが、感動的な節目の大切な行事です。

年度末には新入学生に渡す教科書等の準備に追われますが、小さく本当に可愛い子供達の晴れ晴れとした姿を見るのは嬉しい気持ちになりやり甲斐があります。

反対に長い小学校生活から中学校に上がる卒業式では、同様に事前準備が大変ですが、他人のお子さんなんですが、保護者さんと同じ様に感動します。

毎日の成長を見て来た子供達なので、淋しくもなりますが、祝福の気持ちで送り出せます。

こちらも準備が大変な業務ですが、運動会なども前日も当日も手伝います。

どれも大変な行事ですが、やり遂げたる達成感と童心に戻れて楽しい気持ちになります。

学校ならではの特典が満載の小学校事務職員!

日頃は賑やかで沢山の元気を貰える仕事です。

私もこの働き方がとても好きでした。

事務経験があり細かな事を得意とし、子供が好きな人は是非にお勧めです。

毎日会う生徒の成長も感じる事が出来て感動がある仕事です。

夏休みが取れる

当時の出来事ですが、私は生徒と同じ様に夏休みを頂いていました。

当番制で出勤したりも出来ますし、午後から休みを取れたりとゆったりと働けていました。

これは各学校の校長の判断で大きく違うかと思いますが、基本の事務仕事がない場合などは優遇してくれていたと言う事です。

電話番や授業で使う花に水やりの当番に訪れた生徒のフォローもしたりもします。

この期間は、いつもと違う静かな学校で夏休み気分が満喫が出来ていました。

大人になっても童心の気分に戻れて楽しかったです。

給食が食べられる

これは公立の小中学校で働いていたら当然ですが、生徒と同じ給食が食べられます。

当然の事ですが、給食費は給料天引きされます。

懐かしい揚げパンや美味しいカレーライス、最近では時代が変わって給食も現代的に変化してきました。

ナンで食べるチキンカレーや子供でも食べられるキムチ丼やビビンバなどもあります。

大人でも、給食の時間が楽しみで献立も面白い物があります。

また、1年生の給食の時間にも補助業務のお手伝いにも入ったりして、和気あいあいとした楽しい給食の時間です。

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まとめ

事務職員と言っても小学校事務の仕事は少し特殊です。

保護者とも関わりを持ったり学校の先生とも円滑な学校の運営にも関わります。

事務職員は学校の運営者として重要な職務です。

この仕事は、明るく前向きな人でフットワークの軽いタイプの人にピッタリだと思います。

沢山の子供達と毎日接しますので、時には、風邪や病気にも掛かり易くなりますが、免疫も付き身体も心も元気になれます。

子育ての勉強にもなりますし、社会的な活動にも詳しくなり、公私共に勉強になる学校事務はオススメの働き方です。

楽しい事ばかりではありませんが、子供の成長が近くで見られる環境のこの仕事は会社の事務職員とは違い毎日が楽しいです。