みなさまこんにちは、こちらでは介護の資格と資格取得後の就職先や収入面などについてご紹介してまいります。

介護の仕事に興味があるけどあまりわからない、これまで考えてもみなかったけど、ちょっと考えてみたいと思っている方がいらしたら、是非ともご一読いただければと思います。

介護の資格とは?

大きく以下の三つの資格に分けれます。

  • 1、介護福祉士 
  • 2、社会福祉士 
  • 3、精神保健福祉士

その中でも介護のお仕事に一番近い資格が介護福祉士となっており、主に在宅介護や施設介護、病院介護の第一線で活躍します。

他にもヘルパー1級や介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)などがあります。

介護の資格取得ルート

こちらでは主に介護福祉士の資格取得ルートを説明していきます。

資格取得ルート1:養成施設ルートの場合

これまでは、指定の介護福祉士養成施設を卒業することでその資格を取得することができましたが、2018年の1月以降については、指定の介護福祉士養成施設を卒業し、介護福祉士試験を受験して合格しないと資格取得ができなくなりました。

養成施設とは、四年制大学や短期大学、専門学校を指しています。

単純に学費がかかるという資格取得ルートとなります。

資格取得ルート2:福祉系高校ルートの場合

平成21年以降に入学した場合は卒業後に筆記試験で合格すれば介護福祉士の資格取得ができます。

平成20年以前に入学した場合は卒業後に筆記試験、実技試験の合格があれば介護福祉士の資格取得ができます。

資格取得ルート3:実務経験ルートの場合

介護業務の実務経験を積んだ上で国家試験を受験して資格取得をする場合を指します。

受験資格には、対象となる事業所で従事期間3年以上かつ540日以上、そして介護職員実務者研修の受講を受けたもののみがこのルートを経て介護福祉士の資格取得ができます。

介護福祉士の合格率はどれくらい?

2015年の試験での合格率は61%となっています。

2016年で57.1%、2017年で72.%、2018年で70.8%となっております。

社会福祉士や精神保健福祉士に比べれば合格率は高く、そこまで難しい壁とは言えないラインだと思います。

介護の就職先や募集状況は?

資格を取得しても、就職先や募集状況はしっかりとあるのか?

皆さまもそこは気になるところだと思います。

ここでは気になる就職先や、おおよその募集状況など、事業所別に簡単なご案内をしていきたいと思います。

介護の主な就職先

介護福祉士の場合、やはり介護の第一線で活躍することが求められます。

そのため、大枠で言ってしまえば施設系と在宅系に分かれてくると思います。

そういった現場で経験積むことで、介護用品の販売業者やオムツ販売業者なども選択支としてあがってきたりもします。

特別養護老人ホーム

やはり一番多いのは特別養護老人ホーム(いわゆる特養)ではないでしょうか。

介護保険施設となっており、原則65歳以上の要介護認定3以上の高齢者に対し、食事・入浴・排泄・リハビリなどを直接的に援助・介護をする施設です。

もちろん季節行事やレクリエーション活動なども提供します。

養護老人ホーム

なんらかの理由で在宅生活が困難となった比較的お元気な高齢者が生活する施設です。

最近では重度化を進んでおり、要介護3程度までは継続的に生活するケースも増えており、特養までとはいかずとも、かなりの援助や介護を要するケースが増えています。

軽費老人ホーム・ケアハウス

養護老人ホームと似ていますが、こちらも在宅生活が困難となった比較的お元気な高齢者が生活する契約型の施設となっています。

こちらでは直接的恒常的な介護をすることはあまりありませんが、高齢者が生活する施設であることからも、介護福祉士の資格は十分に活かすことができます。

救護施設

生活保護法に基づいた施設です。

高齢者だけでなく、18歳以上の生活保護受給者を対象としているため、高齢者介護に限定されません。

身体障害者、知的障害者、精神障害者に対する支援や介護を行う施設となります。

障害者支援施設

主に重度の身体、知的障害者が入所する施設です。

こちらはむしろ高齢者はほぼいないといっても過言ではありません。

幅広い年代の利用者に必要な支援や援助を行います。

グループホーム

認知症高齢者に限定し、在宅生活に近い生活空間や環境を提供し、認知症の進行を緩めることができるよう支援する施設です。

こちらでもすべての介護はせず、部分的な一時介助や一部介助程度を行います。

他の施設と違い、食事を一緒に作ってたべたりもします。

デイサービス

施設とは違い、介護認定を取得した高齢者が通所してくるというタイプの事業所です。

デイサービスにも種類があり、機能回復訓練を行う事業所や余暇活動を重点的に行う事業所などがあります。

そこで日中における食事・入浴・排泄・リハビリに関する援助や介護を行います。

訪問介護

在宅生活をしている要介護認定者に対し、時間単位で訪問し、家事援助サービスやそのほか必要に応じたサービスを提供します。

施設やデイサービスと違い、お一人ごとにサービスを提供するスタイルとなっています。

医療施設など

病院や介護老人保健施設など、医療が必要な方に対し、看護助手という立ち位置でのお仕事もあります。

どちらかというと医療がメインとなるため、医師や看護師の指示に基づいた支援や介護を行うという流れになります。

介護で人気の就職先はどんなとこ?

ここでは介護福祉士に人気がある就職先をご紹介します。

これまで挙げたように、働き口はいろいろありますが、施設数には大きな違いがあるため、正直「人気」というには語弊があるかもしれません。

どういうことかというと、特養やデイサービスに比べれば養護老人ホームや救護施設などは絶対数が少ないです。

そのため、人気というキーワードでいちがいに考えてしまうと、それは絶対数が多い種別から人気が成り立ってしまいます。

経験者が多いですからね。

そのため、こちらでは経験者の主観とこれまでの同僚達からの意見を踏まえた人気の就職先としてご案内させていただきます。

特別養護老人ホーム

肉体的、精神的にはなかなか過酷ではありますが、やはり一番やりがいを感じるお仕事かと思います。

なぜかというと、特養にいる利用者さんは、介護職員が生活を支えないと、生命を保持することができないからです。

介護職員がそばで生活援助をしているからこそ健康と文化的な生活が担保されているのです。

私の知人友人もそういった部分を踏まえて何年も従事している方が非常に多いです。

救護施設

特養と違い、幅広い年齢層の利用者がいます。

そのため、介護だけではなく、生活相談にのったり、通院の同行をしたりもします。

そのほかにも救護施設には内職作業ができる環境もありますので、就労支援を行ったり、在宅復帰を目指した居宅生活訓練事業などもあり、介護するという概念だけではなく、その対象者にどのようにかかわれば自立支援や在宅復帰につながるのか、という視点が必要になります。

その仕事の幅と深みに魅了され、飽きずに楽しく働けるという話を聞いたりします。

全国でも約200施設、東京都内でも10前後の施設数しかない施設となっています。

軽費老人ホーム

基本的に身体介護はありません、仕事内容としてみれば、虚弱化や廃用症候群を未然に防いだり、介護予防に視点を置いたきっかけづくりや仕組みづくりをすることが仕事となっています。

自分のかかわり方次第で利用者が介護状態にならなくなるということは、支援者側としては最高の喜びになります。

そのため、やりがいを感じながら楽しく前向きに働けるという方を多くお見かけします。

介護の働き口はどの程度あるの?

上記にも記載したとおり、働き口は多様に存在しています。

しかし、介護系のお仕事は、一般企業と違い、大勢多数を一度に採用しません。

ですので、必ずしも希望する事業所に入社できるとは限らないです。

間口は広いようで深くはないということですね。

もう一歩踏み込んで言えば、福祉の業界は大きく収益をあげられるシステムになっていません。

なので人を加配して配置配属するということはなかなか難しいのです。

そうなると、社員さんが退職するなどの欠員が生じないと、募集採用がないということにもなります。

介護の転職事情

介護系の転職は珍しくありません。

一般企業から福祉業界に来るかた、はたまた福祉業界また福祉業界へと別法人や別業種に就くかたと、様々です。

一般企業の転職に比べ、福祉の人材は常に人材不足が影響しているため、そこまで収入や業種にこだわりすぎなければ、安定して転職することも可能かと思われます。

ただし、気をつけなければいけないのが、転職理由です。

人材不足が影響しているとは言え、自分のスキルアップのため、という理由の転職と、前の職場は自分に合わなかった、という理由では、採用する側も心象も180度変わります。

前者であり、希望事業所の理念もしっかりと捉えることができれば転職はしやすいと思います。

介護の平均給与はどれくらい?

介護職の平均給与は事業種別によっても違いがあります。

施設系であれば、夜勤や宿直勤務もあることから、その分の手当てがつきますので給与ベースが上がります。

年収で350万~400万前後が平均的な数字と言えると思います。

在宅やデイサービスであれば、300万前後といったところになると思います。

役職や管理者になればその分の手当てがつきますので、年間で20万~50万前後は上がってくるかと思います。

他にもオススメ!介護の資格を活かせる仕事3選定

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福祉系の仕事についていると、ある程度薬の知識もついてきたりします。

そこから製薬会社の営業マンに転職するということもできたりします。

仕事のおおむねの内容としては、自社の新薬やジェネリック医薬品などを取り扱ってもらうように働きかけたりします。

福祉用具の販売やレンタル

福祉業界にいるといろいろな用具に出会い、必然的に知識もついてきます。

福祉用具メーカーで営業として仕事をしていくことも可能であります。

もともと使用対象者を相手に仕事をしてきたわけですし、その点が強みに変わります。

介護タクシー

2種免許は必要になりますが、いまではほとんどの会社がその費用をサポートしてくれるところが多いです。

介護タクシーの場合、固定客が多く、いつもの病院、スーパーなど、固定的な決まった場所も多いので、ふつうのタクシーよりかは抵抗なく仕事ができると思います。

介護の将来性

介護の仕事はこれからも必要性がとてもあり、高齢化社会が続いていく今後にとって必要不可欠な仕事です。

給与水準の見直しもされているので、いままでのような安月給というイメージも少しずつ変化してきています。

地域包括ケアシステム

高齢化社会を迎えるにあたり、国は施設よりも在宅生活が送れるように制度を整えています。

本当に重度な方は施設で、それ以外の方は住み慣れた環境で社会資源を活用しながら在宅生活を送れるよう支援しています。

つまり、介護の仕事は施設も在宅もまだまだニーズが高まっていくということです。

超高齢化社会

人口の21%以上を65歳以上の高齢者が占めると超高齢化社会となります。

日本は2010年以降もこの割合が高くなっており、2025年には30%を超える見込みとなっています。

ということは、支援や介護を要する人が増えるということですよね。

介護の人材は常に不足しているということは、こういった側面もあるのです。

これからも介護職は売り手市場として飛躍していくでしょうから、今のうちに自身のスキルを上げられるだけあげて、自身の価値を高めておくとよいでしょう。

経験者が語る!できる介護はこんな人

介護職員として活躍できる人はいくつかのパターンがあります。

以下を参考にしてみてください。

報告・連絡・相談ができる

これは福祉業界において鉄則です。

この3つの基本ができる人はどこにいっても活躍できます、

他者の気持ちを推察する

相手は常に生身の人間です。

そこを念頭に、相手が何を求めているのか、何を望んでいるのかを考えて悩むことができるひとは活躍できるでしょう。

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか?

資格取得方法から就職先や年収など、広くご案内をしてきましたが、お役にたったでしょうか?

先ほども申し上げた通り、介護の仕事は今後も多くの人材を必要としています。

少しでも興味があるかたは、こちらを参考にしていただければ幸いです。


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