どんな仕事をしていても誰しもが1度は思うでしょう「もうこの仕事辞めてしまいたい」と。

介護の仕事ももちろん例外ではありません。

特にこの介護の仕事では辞めたいと思う人も少なくないでしょう。

ここでは実際に私が体験した事も含めて、介護の仕事の大変さや辞めてしまいたいと思った事と共に介護の仕事のやりがいがどこにあるのかをご紹介します。

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介護士を辞めたいと思った4個の理由

介護士の仕事をしていて辞めたいと思った事はたくさんあります。

ここでは自分の体に起こった身体的苦痛と、精神的に病んでしまいそうになった精神的苦痛の2種類についてご紹介します。

介護士を辞めたいと思った理由1:給与の低さ

まずは他の職業と比較し体力的にも精神的にも辛い職業でありながら給料が低い事があげられます。

人を相手にしている分自分の理想とする勤務時間には到底終わらない事も多いです。

人を抱えたり移乗したりする事も多く、体力的にも自分の労力を毎日使って仕事をしますが、給料は13万~16万程です。

夜勤や皆勤手当や交通費を全て重ねても15万~19万程でしょう。

なかなか自分の労働時間と比べて考えてみても「普通のバイトでも頑張ればこれ位貰えるんじゃないか」と不意に考えてしまう事がありました。

介護職の年収は、こちらの記事を参考に!

介護士を辞めたいと思った理由2:職場の人間関係の悩み

介護の仕事では人間関係の縺れは大変な事です。

人相手で作業しなければならないという事は一人では到底不可能な事が多い為です。

職員が全員で協力しなければ良い介護は出来るものではありません。

そこで自分から見てどのような人達と人間関係が悪化した場合、どのような事が起きるかをご説明します。

上司の場合

上司と人間関係が悪化してしまった場合、大抵の仕事はこなす事が出来ますが、自分に不利な状況になった時(病気や用事での緊急な休み等)まず上司に相談しなければなりませんが、人間関係が出来ていないばっかりに相談出来ずに自分だけで頑張ってしまう。

という事になりかねません。

そうなってしまうと上司には何も不具合は起こりませんが働きにくい職場環境が出来てしまいます。

誰しも働きにくい職場環境には身を置きたくないですよね。

こうなってしまうと退職を考えるのも時間の問題となるでしょう。

同僚の場合

自分の同僚と人間関係が出来ない場合は、介護の現場に大きな障害が出てきます。

介護をする時に自分1人では大変な要介護者や暴れてしまった要介護者をなだめる場合は誰か協力を要請しなければなりません。

しかし介護の現場の先輩介護士は自分よりもはるかに仕事量が多いです。

忙しく働いている先輩介護士を呼びとめる事はよほど早く職場に打ち解けられる人以外は厳しいものです。

自分の同僚であれば、気軽に協力を仰ぐ事が出来ますが、この場合先輩介護士よりも協力を仰ぐ事が難しくなってしまいます。

そうなると「自分だけでなんとかしよう」と考えが働く人が多いでしょう。

ですが、それは自分にとっても要介護者にとってもとても危険な行為です。

後の事を考えると何か事故を起こす事が目に見えて分かります。

ご家族の場合

要介護者の御家族ともめたりする事は多々あります。

それは御家族のほとんどは介護の現場についての知識が無い事に問題があります。

特に特別養護老人ホームに入所されている御家族に多い事ですが「要介護者の望むような介護をしてほしい」と入所の際望む人が多いです。

介護施設に入所すればもう大丈夫。

介護施設に入所したからまだ長く生きられる。

と悪い良い方をすれば勘違いされる人が多いのです。

介護施設が1番安全な所ではありません。

介護施設では職員が介護を代わりにする事だけであって健康を保証する所でもなければ介護のプロだからと言って完璧ではありません。

御家族とのトラブルを避けるためにも、介護施設に入所する際のリスクをしっかり説明し、自分達が出来る事をきちんと説明し納得した上で入所を決定して頂く事が大切です。

介護士を辞めたいと思った理由3:仕事内容が理想と違った

介護の仕事は自分の考えていた理想とは全く違います。

要介護者は皆介護者の言う事を聞いてくれる人達ばかりで、トイレの誘導は時間もかからず、食事の介助も食べさせるだけで終わるものではありません。

たくさんの書類関係やたくさんの観察項目もあり、要介護者は皆食事にも入浴にもトイレにも時間がかかるものです。

ここで私の体験をご紹介します。

私が1番最初に就職した特別養護老人ホームでは、実習施設でお世話になった老人ホームでした。

要介護者の名前が分かっているという事で入社2カ月で担当の要介護者が14人になりました。

それでも、介護をするだけなら14人でもぎりぎり大丈夫だろうと思っていました。

しかし書類や日々の観察項目を満たすだけで毎日のように残業をしていました。

書類を書いて上司に見せ、OKを貰うまで休日も自宅で書類を書く毎日でした。

自分の能力が把握できていない事も要因の1つですが、介護以外にも仕事がたくさんありすぎて大変だと感じた事がありました。

介護士を辞めたいと思った理由4:腰を痛めて介助が難しくなった

介護者の離職理由の1番の要因は「腰痛」です。

私も特別養護老人ホームに就職していた時と病院で看護助手をしていた時に1度づつぎっくり腰になりました。

腰痛やぎっくり腰等ですべり症になり、生涯腰痛に悩む事もあります。

人を1人抱えたり、トイレに誘導等で要介護者の体重を支える事が多い職業です。

腰痛を回避するためにも介護をする際に「ボディーメカニクス」を習得しましょう。

腰痛は誰しもがかかりうるものです。

介護は自分の体を使う職業の為自分の体と相談しながら介護を行っていきましょう。

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実際に私の周りで介護士を辞めた人の理由とは?

私の周りで介護自体を辞めてしまった人。

今の介護施設を辞めて別の所に移ってしまった人達の理由やおもった事を体験談からご紹介します。

実際に介護士を辞めた人の理由1:入社時の働く条件と違ってきた

私が働いていた施設では正社員とパートタイムの介護士がいましたが、明らかに正社員の数の方が多かったのですが、夜勤帯や遅出が出来るのは正社員だけでした。

パートタイムは日勤帯のみの勤務だった為、昼の介護士はパートタイムと正社員が半々でした。

正社員はほとんど残業をしていて、パートタイムは定時に帰る事が多かったです。

正社員がだんだん退職し、パートタイムの増えてきた時にパートタイムが残業を強いられる事が多くなってくると、保育園の園長保育が重なり、出費が重なり退職するパートタイムが多くいらっしゃいました。

実際に介護士を辞めた人の理由2:上司の心無い一言

自分が介護の仕事を取得している時に上司から心無い一言を言われ心が折れた人が何人もいました。

その心無い一言はたくさんありますが、上司が出来る事を自分が出来なかったりすると「なんで出来ないの」「する気がないなら出来ない」「普通そんなに時間がかかるものじゃない」等、自分が自分なりに頑張っている事を上司が認めない事が、自分の仕事のモチベーションを下げてしまい、介護に仕事自体に気力を無くしてしまう事が多いですね。

実際に介護士を辞めた人の理由3:自分の担当の要介護者が亡くなった

自分の担当の要介護者の体調が悪くなり病院でそのまま亡くなる事はたくさんあります。

自分の介護が悪かったのではないか。

自分はもっと良い介護が出来たのではないか。

と後悔する事があります。

その場合介護の仕事自体が怖くなる事が多いです。

また自分の担当の要介護者が死んでしまったら、自分のせいで病院に送る事になるのではないか。

と日々考えてしまう人がいました。

要介護者は必ず自分より先に亡くなります。

たくさんの人を介護する事はたくさんの人をお見送りする事です。

その事を受け止められない人は退職後再度介護をする事はほとんどありません。

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ホントに辞める?介護士を辞める前にできること

介護を辞めてしまおうと考える前に、本当に辞めてしまって良いのか。

介護の仕事に未練はないのか1度考えてみましょう。

介護士を辞める前にできること1:初心を思い出す

自分が何故介護の仕事を使用と思ったのか1度辞めてしまう前に考えてみましょう。

介護の仕事にやりがいを求めてきた人。

とりあえずお給料がほしかったから手っ取り早く介護を始めた人。

理由はひとそれぞれあるでしょう。

しかし介護の仕事を辞めてしまう前に自分はこの介護の仕事で手に入れたものがあるか、自分は介護の事をきちんと理解して辞めるのか1度振り返って考えてみましょう。

介護士を辞める前にできること2:思いきって職場を変えるのもひとつの手

介護の職場は今自分が勤めている施設だけではありません。

たくさんの介護施設の分類や規模もたくさんあります。

今働いている職場が自分に合っていないと感じた時は、思い切って介護を辞めてしまう前に職場を変えてみる事も1つの手ではないでしょうか。

職場が違うだけで介護の対する見方は全く違ってきます。

自分が思う介護が出来る職場の環境なのか。

働きにくい職場環境が変わるのなら、転職して違う見方で介護をもう1度見つめなおしてみても良いでしょう。

介護士の転職をする時は、こちらの記事を参考に!

大変な仕事だけど、やりがいを見つけるポイントとは?

これまで介護の大変な面をご紹介してきましたが、介護の仕事はたくさんのやりがいもあります。

ここでは私が体験した介護の仕事のやりがいとそのやりがいを見つけるポイントをご紹介します。

やりがいを見つけるポイント1:他人との深い信頼関係が出来る

自分と家族の間には切れない関係がありますよね。

介護施設では家族ではない人の体のお世話や体全体の様子も見て行きます。

家族よりも要介護者の事を見なければなりません。

1日1日介護をしていると家族の様な関係が出来ます。

要介護者からもこの人なら体を任せられる。

この人なら相談出来る。

と心から信頼され、心や体の事全てを任せてもらえるようになります。

そこで任される事が面倒だと感じる人もいるでしょう。

しかし要介護者から全てを任せてもらえる事は自分の事を100%信頼してもらえているという事です。

家族以外でそこまで信頼してもらえる関係はそんなにあるものではありません。

介護を任される=自分の事を信頼してもらえていると考えると介護自体がやりがいに変わってくるでしょう。

やりがいを見つけるポイント2:人が自分のする介護で笑顔になってくれる

介護をしていく上で「仕事をする」という事に囚われてしまい、誰の為に介護をしているのか、介護をされている人の顔を見ずに介護をしてしまったりする人も多くいます。

介護は仕事ですが、要介護者の為にしている事です。

入浴後や食事介助後、トイレ誘導後に要介護者に1言声をかけてみましょう。

たくさんの人がいますが「ありがとう」と言われたりただ笑顔で返してくれたりする要介護者もたくさんいます。

誰の為に介護をしているのか、自分は要介護者を1人の人としてちゃんと見ているか1度考えてみましょう。

介護の仕事=時間が無くて大変。

ではなく介護=人が笑顔になると変換してみましょう。

やりがいを見つけるポイント3:人を助けられる力が着く

介護は基本的に人を助ける為にあるものです。

これは介護を離れてももちろん自分の力として残るものです。

自分の親や近くの人が要介護者になった時や、介護で培った心肺蘇生はいつか自分の身近でもしもの事があった時に、自らに力で人が救えるかもしれません。

私の経験を1つお話ししますと、まだ高校を出て介護を始めたばかりの時、私の近所で交通事故がありました。

事故のあったのは、近くに住む高齢者で、救急車が来るまで私は何もできずその高齢者は亡くなってしまいました。

私が何かしても結果は同じだったかもしれませんが、何も出来なかった事は自分の心に残ってしまいます。

もっと自分に力があったらと思っていました。

自分の周りには何も起こらないなんて事は無いのです。

介護の現場では研修や先輩から命に関わるたくさんの事を学びます。

たくさん学びたくさん経験し自分の力をつけて行きましょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

介護の仕事について大変な事ややりがいについてお話ししましたが、介護の仕事はたくさんの覚悟とたくさんの良い事が毎日起こります。

自分の介護に対する考えを自分の中でまとめてみましょう。

介護の現場ではいろんな事が起こります。

自分の担当の要介護者が亡くなったり先輩介護士からたくさん指導されてしまったり、他の職場でも大変な事は起こりますが、人相手の職業は自分の失敗に人が関わってしまう為、失敗した時の喪失感が大きくなってしまいます。

介護の仕事は甘くはありませんが、やりがいや人を助けられた充実感も大きいものです。

充実感をたくさん経験し、自分の介護力をあげ介護の仕事が良い仕事だと思えるようになっていきましょう。

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